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#2061 街角アート
このところ、あちらこちらで再開発ラッシュです。
東京駅周辺や銀座界隈でも、ビルの建設が進んでいます。
高度成長期以降にできたものが、そろそろかなりの年月になり、
耐用年数が過ぎているのも、一因かもしれません。
現場を囲むフェンスは、かつては単なる覆いですが、
広大なスペースを、そのままにしておくのは勿体ないということで、
アートが描かれているのを、よく見かけるようになりました。
有名な作家だけではなくて、アマチュアや子供の絵など、
意外性のあるものもあり、楽しみながら歩けます。
撮影地 : 東京都 東京
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#2062 ガラスと写真
若い頃から、ガラスの小物に興味があり、
小樽や函館に旅をすると、いつも購入していました。
いろいろと気になるものを見つけても、買い始めるときりがないため、
是が非でも欲しい時だけ、手に入れるようにしているものの、
それでも、コレクションはそこそこの数になります。
光の透過や反射の面白さに、魅力を感じるのですが、
ショーウインドウや水面のリフレクションを、よく撮影するので、
写真が好きであることと、繋がりがあるのかもしれません。

撮影地 : 東京都 練馬
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#2063 初めての場所
大隈記念講堂は、在学中は外から眺めていただけですが、
卒業をしてから40年、初めて内部に入りました。
20年ほど前に、座席は新調されたようですが、
臀部の形状が異常なのか、しばらく腰掛けていたら、
下から槍みたいなものが、お尻を突いてくる感じがして、
個人的には、座り心地はいまひとつでした。
大隈重信公の背後に回り、講堂の時計塔を写すと、
入学案内の表紙のような、いかにもな写真になりました。

撮影地 : 東京都 早稲田
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#2064 あまり気にせずに
賞に応募をしたり、作品という形で発表をするのであれば、
すでに世にあるものと類似をしていると、評価をされにくいのですが、
個人的に楽しむのならば、あまり意識をしなくてもよい気がします。
これから撮る光景が、過去に撮影をした写真と似ていることも、
普通によくありますが、それも気にはなりません。
既存のイメージとの重なりを嫌い、意図的に避けたりすると、
自分らしさが、徐々に失われてしまいそうなので、
何かとほぼ同じでも、写したければシャッターを切るようにしています。

撮影地 : 神奈川県 片瀬江ノ島
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#2065 動けるうちに
今月も半分が過ぎましたが、家にいたのは1日だけです。
その時も部屋で撮影をしていたので、写真を撮らない日はありません。
ほぼ毎日どこかに出かけていて、ほとんど毎月このような感じです。
近所の公園の散策では、大きなカメラバッグを肩にして歩きますが、
試しに重さを測ると、5キロくらいはありました。
慣れているので気になりませんが、体には負担になるかもしれません。
疲れ過ぎないように、これからは完全休養日を作るつもりでいますが、
元気なうちに、できるだけ動いておきたいとも思うのです。

撮影地 : 神奈川県 桜木町
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#2066 彼岸の雪
朝から気温がどんどん下がり、正午前には0℃になり、
夜から降り始めた雨は、雪へと変わりました。
とんでもなく寒い日は、もうないだろうと思い込んで、
ほとんどの冬物は、洗濯をして片づけてしまい、
手元にあるのは、セーターが1枚だけです。
マフラーと手袋を、再びクローゼットから出さないといけません。
有楽町駅で地上に出ると、すでに勢いはかなり弱まり、
本格的な雪景色にはならず、少々残念でした。

撮影地 : 東京都 有楽町
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#2067 春うらら
海外から訪れる観光客の数は、どんどん増え続けて、
コロナ禍の前を上回り、過去最多らしいです。
3月から4月にかけて、横浜もクルーズ船の入港ラッシュを迎えます。
初めて来る船もあり、このシーボーン アンコールもそのひとつです。
給油のための油送船が、すでに横付けされていました。
柔らかそうな積雲が、たくさん浮いています。
定番の場所で、できるだけ空を大きく入れて写しました。
まさに、春うららという感じです。

撮影地 : 神奈川県 みなとみらい
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#2068 水面を写していると
水面の反射を撮ろうとして、カメラを池に向けていたら、
散歩中の人に、何かいるのかと訊かれました。
被写体は水鏡なので、いないですと答えるしかありません。
期待をしていたものとは、返事の内容が違うせいか、
微妙な空気になり、その後はやり取りもなく、
相手は怪訝そうな顔をしながら、消えてしまいました。
もしかして、頭がおかしな奴だと思われたとしたら、
当たらずといえども遠からじ、かもしれません。

撮影地 : 東京都 練馬
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#2069 こだわりがなくなり
それぞれの人の本質は、たぶん生涯を通じて同じままですが、
年齢や経験を重ねると、多少は変わる気もします。
最近の自分は、物事へのこだわりがなくなりました。
あまり重要ではないことを、あれこれと考えていた時期もありますが、
いまにして思えば、なんとも不思議です。
頭を悩ませる必要がなくて、気分的には楽ですが、
細かさと雑な部分が、極端に同居する性格をしているため、
そのバランスが崩れるとどうなるのか、心配にもなります。

撮影地 : 東京都 三軒茶屋
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#2070 これからも続く
電車で出かけなければ、近所をうろうろと歩き、
基本的に日々、何かしらの撮影をしていて、
よく飽きないものだと、我ながら感心をします。
大学生の頃から、45年間も写真を撮り続けて、
嫌ならば、どこかでやめられたはずなので、
ここまでくれば、彼岸に逝くまで続くに違いありません。
インドで生まれたわけではない生粋の日本人でも、朝昼晩とカレーで、
ひと月それを繰り返しても、大丈夫な人はいますから、
好きということは、そのようなものかもしれません。

撮影地 : 東京都 練馬
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