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#2011 なるほどのジャネーの法則
自分は光陰ではありませんが、矢のように時が過ぎています。
なんだか知らぬ間に、今年もあとひと月を残すだけです。
フランスのジャネーという学者さんが唱える、心理学的な説明によると、
1年の長さは、年齢に反比例をするのだそうです。
6歳児で6分の1、60歳では60分の1ということになり、
還暦のおじさんは、ピカピカの1年生の10倍速で生きています。
この法則は証明がされているわけではなくて、異論もあるようですが、
個人的な感覚としては、なるほどという気がします。
撮影地 : 東京都 原宿
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#2012 以上でも以下でもなく
自分の写真には、余韻や深みがさほど感じられず、
写されているもの以上でも以下でもなく、それがすべてなので、
見る人からすれば、入り込む余地があまりないかもしれません。
もともとが、ひとり旅の記録で撮り始めたということもあり、
パーソナル・ドキュメントの意識が、いまでも強くあるために、
撮影をする時は、できるだけ曖昧さを残さないようにしています。
となるとやはり、アートのように観賞をするのではなくて、
このウェブサイトでご覧いただくのが、丁度よいのかもしれません。
![](n2012M.jpg)
撮影地 : 東京都 浅草
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#2013 抽象的も幾何学的も
このところ、ウェブサイトに掲載をする写真は、
基本的には、わかりやすさを重視して選んでいますが、
抽象的なものや幾何学的な模様も、好きな被写体です。
撮影をした本人以外は首を捻る、説明の必要があるような画像は、
いままでは、あまり出さずにいたものの、
それも自分らしさなので、時々は載せたいと思います。
こちらは、東京メトロ銀座線の渋谷駅です。
あたりは再開発が凄すぎて、たまに行くと迷子になります。
![](n2013M.jpg)
撮影地 : 東京都 渋谷
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#2014 月と金星
散歩からの帰り道、南西の空を見上げると、
細いお月さまと並んで、一番星が輝いていました。
12月5日は、月と金星が近づく日です。
バッグの中にあるレンズのうち、中望遠の105mmを選んで、
ほのかに明るさが残る空と木々を入れて、構図を決めます。
最近は三脚を持ち歩かないため、手持ちで撮影をするしかありませんが、
夜空にノイズが出る懸念があるので、感度は400にとどめて、
地面に座り肘と膝でカメラを固定して、手ぶれ補正を信じて撮りました。
月面がぼんやり丸く見えるのは、太陽光の地球からの照り返しです。
![](n2014M.jpg)
撮影地 : 東京都 練馬
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#2015 もしかして主客転倒
横浜に初入港のミツイ オーシャン フジが、新港ふ頭にいました。
この船名に変わる前には来ているので、船体としては2度目になります。
全体の塗り直しはせずに、必要な部分にだけ手を入れたようです。
スカイダックは水陸両用バスで、海上では速度がそれほど出なくて、
本物の船が通ると水路を譲り、その様子が可愛いです。
港内観光船のデッキでは、多くの人たちが気持ちよさそうにしています。
夕方の低い光と影で、絶妙なライティングになりましたが、
クルーズ船を主役にするつもりでいたので、主客転倒かもしれません。
![](n2015M.jpg)
撮影地 : 神奈川県 みなとみらい
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#2016 気をつけなければ
ようやく、いまの時期らしい寒さになりました。
いつもの12月としては、これで正しいのかもしれませんが、
正直なところ、暖かいほうがありがたいです。
それと併せて湿度が下がり、室内でも30%に達しません。
お肌の曲がり角を、すでに4回ほど左折している自分は、
これ以上ぼろぼろになりたくないので、加湿器を出しました。
今年の夏は、ひさしぶりに咳に悩まされました。
もう風邪を引かないように、気をつけなければいけません。
![](n2016M.jpg)
撮影地 : 東京都 表参道
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#2017 横浜臨港線跡地
しばらく前まで、スナップショットを撮る時は、
普通に目の高さで構えるのが、自然でよいと考えていました。
しかし、人間とカメラでは見え方がやや異なり、
アングルを変えたほうが、自分のイメージに近くなることもあるので、
最近は高低も柔軟に使いながら、フレーミングをしています。
赤レンガのあたりには、かつては横浜臨港線という貨物線があり、
いまも少しですが、線路やプラットホームが残されています。
ここでは、地面すれすれから写してみました。
![](n2017M.jpg)
撮影地 : 神奈川県 馬車道
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#2018 いまの現実
枕元のライトを消そうと、寝たまま無理に手を伸ばすと、
ビシッと激痛がして、肩が外れたかと思いました。
脱臼ではなくてひと安心ですが、右腕が上がりません。
この年齢になると、体の柔軟性が失われているので、
やり慣れない姿勢をすると、すぐに筋肉や関節を痛めます。
湿布を貼ろうと、左手を右肩の後ろに回すと、
ゴキッと音がして、左肩も駄目になりました。
情けないことですが、これがいまの現実かもしれません。
![](n2018M.jpg)
撮影地 : 東京都 中目黒
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#2019 いつもの散歩道
9月中旬になると、かつては紅葉を撮りに出かけたものですが、
遠出をすることは、いまはほとんどありません。
最近は交通機関の混雑が激しくて、宿泊代も高いので、
以前のように、気軽に旅がしにくくなる一方で、
コロナ禍で、近所をうろついているうちに、
いまはもう、身近な場所でも楽しめています。
我が家のあたりの色づきも、十分に綺麗です。
色彩の変化の過程が見られるのは、地元ならではだと思います。
![](n2019M.jpg)
撮影地 : 東京都 練馬
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#2020 時代とともに
銀座の山野楽器から、CD売り場が消えました。
今年の7月末で、取り扱いをやめたそうです。
音楽はネット配信が主流になり、これも時代なのかもしれません。
その一方で、新しいLPレコードが発売されたりしています。
写真の世界でも、アナログカメラがプチブームのようです。
撮影スタイルや画質など、デジタルとは違う魅力があるものの、
現像代も含めて、かつてよりも費用がとんでもなくかかり、
フィルムの種類も、選べないほど激減しているので、
自分がそこに戻ることは、もうないと思います。
![](n2020M.jpg)
撮影地 : 東京都 日比谷
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