撮影地 : 東京都 練馬
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#984 たまにある質問2
「晴れ, ときどき更新」の#329は、奇跡的に撮れたような感じですが、
まさに、その通りかもしれません。
35mm判換算で900mm相当という超望遠を、手持ちで振り回しながら、
水面すれすれを飛ぶダイサギを、ほぼ真横から写しています。
連写モードは使わずに、ひと押し必撮に賭けて、
ピントとフレーミングと羽ばたきが、ぴたりと合うタイミングを狙いました。
日頃から数多くのシャッターを切り、咄嗟の瞬間にも対応ができるようにして、
運を呼び込むことも、大切なのかもしれません。
撮影地 : 東京都 練馬
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#985 明暗差を愉しむ
人間の目は、かなり高性能にできていて、
最新のカメラと比べても、その差はまだ歴然としてあります。
明暗差が激しい条件では、見たイメージと写した画像のギャップが大きいので、
どのように撮るか、あれやこれやと考えることもしばしばです。
肉眼であれば、明るいところと暗いところの両方を認識できますが、
いまの撮影機材は、そのレベルには到達をしていなくて、
陰に露出を合せると、陽の当たる場所は飛んでしまいます。
目が捉えたイメージとは、やや異なるものになりますが、
それもまた、写真ならではの表現の面白さかもしれません。
撮影地 : 東京都 自由が丘
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#986 番号
自由が丘は、昔ながらの細い道が多い一方で、
新しいものが、いろいろと取り入れられて、
まさに、レトロモダンな街かもしれません。
我が家のあたりとは、まるで違います。
独特で不思議な雰囲気のある、素敵なところです。
いつも気になる、バスの待合所です。
道幅が狭いために、危なくないように設置されたのだと思います。
地面に書かれた番号は、並ぶ順番なのかもしれません。
2番と3番と13番の人は、雨が降ると濡れてしまいます。
撮影地 : 東京都 自由が丘
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#987 低所恐怖症
物心がついた頃から、団地やアパートで暮らしているためか、
ビルやタワーの展望台から下を見ても、さほど怖くはありません。
かつて、崖の上から谷底を覗き込んでいたら、
どうしてそのようなことができるのですかと、驚かれたことがあります。
しかし、3メートルくらいのところは苦手です。
組体操やプールの飛び込み台では、脚が震えてしまいます。
あまりに地面から離れてしまうと、現実味が希薄になり、
微妙な高さのほうが、リアルに落ちる恐怖を感じるのかもしれません。
撮影地 : 東京都 練馬
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#988 キオスク写真
冬の北海道では、あまりの寒さに思考が停止をして、
なぜ来たのだろうかという疑問が、脳裏をよぎることもあります。
しかし、ほうほうのていで東京に帰ると、
不思議なことに、またすぐに出かけたくなるのです。
もしかしたら、マゾかバカなのかもしれません。
極寒の旅をしていると、暖かな列車はオアシスです。
ホームで撮影をしたものは、キオスク写真と呼ばれますと、
鉄道写真の神様に、かつて教えていただきました。
撮影地 : 北海道 比布
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#989 ステレオタイプでも
雪原の丘に、木が1本だけ立つ光景は、
風景写真としては、ステレオタイプなのかもしれませんが、
極寒の中で、凛としている姿を見ると、
かつて、同じような光景を写していたとしても、
また、カメラを向けてしまいます。
しかし、それはそれでよいとも思うのです。
雪が深くなると、撮影のポジションが限られてしまうのと、
かじかんだ手では、ピントが合わせづらくなるため、
冬になると、ズームレンズとオートフォーカスの出番が増えます。
撮影地 : 北海道 美馬牛
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#990 支笏湖
新千歳空港で半日ほどの余裕があると、よく支笏湖に行きます。
片道わずか40分ほどの、快適なバスの旅です。
店舗などもあり、休憩をする場所にこと欠きませんし、
対岸には、野趣溢れる温泉もあります。
落ち葉だらけの露天風呂に浸かると、ケモノのような気分になれるのです。
停留所から少し歩いただけで、四方八方から木々に囲まれます。
ぼんやりと湖を眺めていると、時間が経つのを忘れてしまいそうなので、
バスに乗り遅れないように、気をつけないといけません。
撮影地 : 北海道 支笏湖
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