なまらなんくるないさ



■■■ 2018.12.20 ■■■
#961 ジュリーのように

年末年始に、いつものように部屋を借りると、
いままでにはない、壁紙の貼り替えサービスがついていました。
通常の白い壁で問題はないので、辞退をしようとしたところ、
家賃に込みなので、どうしてもお願いしますと懇願されてしまい、
膨大なサンプルの中から、なんとなく煉瓦風のものを選びました。

部屋のひとつの面だけだというので、それも中途半端だとは思いましたが、
実際に見てみると、心配していたほどには悪くはない感じです。
すべての壁を煉瓦にすると、穀物倉庫みたいになるかもしれません。
意味もなく、ジュリーのように帽子を投げてみました。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2018.12.21 ■■■
#962 ひさびさのラッシュ

ひさしぶりに、ラッシュの時間帯の電車に乗りましたが、
あまりの混み具合に、改めて驚かされます。
ひとりでも風邪をひいていたら、たちまちにしてパンデミックになりそうです。
通勤や通学をしている人たちは大変だと、つくづく感じます。

最近は免疫力が低下をしているので、気をつけないといけません。
人がいるところを避けて、ひとり静かに近所を歩いていると、
接触をする哺乳類は、ヒトよりもネコのほうが多いくらいです。
自分の場合は、インフルエンザにかかるよりも、
ジステンバーになる心配をしたほうが、よいのかもしれません。


 撮影地 : 東京都 新宿
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■■■ 2018.12.23 ■■■
#963 たのさびしい

みなとみらいというと、仕事でパシフィコに行くことばかりでしたが、
ひさしぶりにあたりをのんびりと歩いて、その変貌ぶりに驚きました。
大袈裟かもしれませんが、まるで未来都市のようです。
殺風景な雰囲気なのですが、嫌いではありません。
楽しいけれど寂しい、たのさびしい場所のような気がします。

かつてよりもビルが林立して、地上にいると方向がわからなくなります。
とてつもなく高層のマンションが、あちらこちらに建てられていますが、
洗濯物などを外に干してはいけないのか、あまり生活感がしません。
このようなところで育てば、自分も違う人生を歩んでいたような気もします。


 撮影地 : 神奈川県 みなとみらい
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■■■ 2018.12.24 ■■■
#964 江ノ電を歩く~扇屋

年の暮れには、江ノ島のあたりを散策することが多くて、
つい先日も、また出かけてきました。

いつもであれば、まず最初に海を見るのですが、
今回は趣向を変えて、逆方向へと歩きました。
江ノ電に沿いながら、腰越へと向かいます。

扇屋さんは、もなかで有名な和菓子屋で、
古い車両の前面の実物が、店頭に置いてあります。
その前を通ると、いつもご挨拶代わりに写してしまうのです。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2018.12.25 ■■■
#965 江ノ電を歩く~萬屋支店

地元に密着した雰囲気のある店が、鎌倉には数多くありましたが、
最近は、取り壊されてしまうところも目につきます。
長谷寺へ向かう十字路の角で営業をしていた、古くからの写真屋さんも、
ひさしぶりに訪れてみると、更地の状態で驚きです。

この世から消えたものは、二度と見ることができませんから、
歴史のある建物は、写真でもよいので遺しておきたいものです。
なんの変哲もないような画像だとしても、10年から20年と経過をするうちに、
僅かながらでも、価値が生まれてくると思います。
気になるものがあれば、淡々と写しておくことが大切なのかもしれません。


 撮影地 : 神奈川県 長谷
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■■■ 2018.12.27 ■■■
#966 江ノ電を歩く~御霊神社

御霊神社のすぐ前には踏切があり、撮影ポイントとして知られています。
幾度となく鎌倉を訪れていますが、足を運ぶのは初めてです。

電車がいない状態で、フレーミングを決めておかないといけませんが、
ローアングルから狙うと台車ばかりが目立ち、車両も画面からはみ出してしまいました。
鉄道を撮り慣れている人であれば、そのような失態はしないのかもしれません。
カメラの位置を少し上げて、次に通過するのを待ちました。

#943でご紹介をしたレトロな300形は、この日は運用されていないようでした。
江ノ電に問い合わせると、走るかどうかを教えていただけるらしいです。


 撮影地 : 神奈川県 長谷
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■■■ 2018.12.29 ■■■
#967 イブとクリスマス

生まれて初めて、12月24日と25日の両日ともに銀座にいました。
イブは休日ということもあり、想像をしていた以上の賑わいです。
歩いていると、TBSテレビの街頭インタビューに呼び止められましたが、
あれほど多くの人がいる中で、なぜ自分が選ばれたのか不思議です。
急いでいたので、お断りをしてしまいましたが、
もしも、イイ男に聞くクリスマスの過ごし方という質問だとしたら、
二度と聞かれることはないので、お受けしておけばと若干の後悔をしています。

翌25日は本番のはずですが、平日と変わらない雰囲気です。
まだクリスマスだというのに、ツリーに賀正という文字を取り付ける作業をしていました。


 撮影地 : 東京都 銀座
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■■■ 2018.12.30 ■■■
#968 黄一色

我が家の近くに、こぢんまりとしたイチョウ並木があります。
どういうわけか昨年は、青々としているうちに枝を落とされてしまい、
色づいた姿を見ることが、まるでできませんでした。
苦情が出たからかどうかわかりませんが、今年は切られることもなく、
黄葉が散るまで、眺めることができました。

このあたりには、あちらこちらにイチョウが植えられていますが、
すでに落葉した木が多い一方で、まだ黄一色という盛りのものもあります。
それぞれは、それほど離れた位置にあるわけではないのですが、
陽当たりや地面の温度の微妙な違いで、時期がずれるのかもしれません。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2018.12.31 ■■■
#969 平成最後の大晦日

無事にかどうかは微妙ですが、今年もついに大晦日です。
思わぬ怪我をしたり、病気で体調を崩したり、
体力の低下を実感させられた、残念な1年になりました。
まだ若くて元気な頃のイメージがあるので、無理をすることもありますが、
肉体は徐々に衰えているので、気をつけないといけません。

旅をしながらシャッターを切るのが、自分のスタイルではあるものの、
諸般の事情により、この数年は近場での撮影が増えました。
しかし、それはそれで楽しいものです。
来年も変わらずに、撮り続けたいと思います。


 撮影地 : 東京都 神田
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■■■ 2019.1.1 ■■■
#970 平成最後の年

大晦日に、近所のお寺と神社を回りました。
毎週のように、撮影をしながらお参りをしていることもあり、
とりたてて、元日に出かけることはしていません。
いままで知りませんでしたが、テレビ番組の受け売りによると、
初詣というものは、明治時代に発生をした新しい風習のようです。
日本では、ハロウィンやバレンタインデーなどもそうですが、
ツボにはまると、一気に広まるのかもしれません。

昨年は、眉間に皺を寄せることが多くありましたが、
平成最後の年は、できるだけ笑顔を心掛けたいと思います。


 撮影地 : 東京都 練馬
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