なまらなんくるないさ



■■■ 2018.11.26 ■■■
#951 満を持して

3ヶ月前に発表されたニコンZ6が、ついに発売されました。
売り切れ必至かと思い、すぐに予約をしましたが、
その後に、オートフォーカスの性能に関する情報が出て、
既存のレンズを使用した場合は、現行の一眼レフ並みということで、
それならば買う必要はないかもしれないと、一時はキャンセルも考えました。

ミラーレスカメラに求めるものは、小型化とAFの向上です。
そこがあまり変わらないのであれば、D850やD500の完成度が高いので、
二の足を踏む人も、少なからずいるような気がします。
実際に蓋を開けると、やはり発売日にはぎりぎりの数量しか入荷されずに、
事前に注文をしていないと、購入はできないようでした。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2018.11.28 ■■■
#952 カメラの特殊性

デジタルの時代になり、初めて市場に参入をしたメーカーの方が、
カメラのマーケティングは難しいと、嘆いておられました。

プロもアマチュアも、ほぼ同じ機材を使用するというのは、
音楽などの世界ではあるのかもしれませんが、意外と少ないのではないかと思います。
手に収まる程度の大きさのボディに、数多くのボタンやダイヤルがついている製品も、
この世には、あまり存在をしていないような気がします。

誰もが子供の頃から写真が身近にあるせいか、それなりに理解をしているつもりでいるのも、
よいカメラを作るのが大変であることの、ひとつの理由なのかもしれません。


 撮影地 : 東京都 浜松町
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■■■ 2018.11.30 ■■■
#953 脇道人生

見知らぬ街を、ふらふらと彷徨うのが好きです。
賑やかな表通りは、そわそわしてしまうので、
細い道があると、曲がりたくなります。
行動様式は、ほぼ猫と同じです。
気分屋なところも、似ているのかもしれません。

いままでの人生も、陽の当たる経験がなくて、
ひたすら、脇道にそれています。
いまさら明るいところに出ると、モグラのように大変なので、
これからも、日陰を歩きたいと思うのです。


 撮影地 : 神奈川県 石川町
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■■■ 2018.12.1 ■■■
#954 今年もいろいろ

また今年も、生産性のあることをしていませんが、
気がついてみれば、もう12月になりました。
師走と呼ばれるくらい、世の中は忙しい時期になりますが、
なにをどうすればよいのかわからず、同じように日々が過ぎるのみです。

安気後生楽に暮らしていますが、体の不調も増えてきて、
このままでよいものかと、不安を感じることもあります。
足首の怪我に腸からの出血と、今年もいろいろとありました。
いつも10円のお賽銭で、健康をお願いしていますが、
そろそろ、値上げをしないといけないのかもしれません。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2018.12.4 ■■■
#955 気配を消して

この数年の大きな変化といえば、外国人が増えたことだと思います。
浅草あたりでは、半数近くが日本人ではない感じです。
少し前はアジアからの観光客が主でしたが、最近は欧米系も目につきます。

ぼんやり歩いていると、英語で道を聞かれたりしますが、
そのような時は、一緒について来ていただくこともあります。
親切な人だと思われているのかもしれませんが、そうではなくて、
語学力が不足しているために、道を正しく教えられないのです。
海外からの来訪者は、これからはさらに多くなりそうなので、
声をかけられないように、忍者の如くに気配を消さないといけません。


 撮影地 : 東京都 原宿
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■■■ 2018.12.9 ■■■
#956 知らないところばかり

所用があり、高田馬場まで出かけたので、
ひさしぶりに、母校にまで足を伸ばしてみました。
のんびりと歩くのは、卒業をして以来です。

たかが30年ぶりですが、されども変化をするには十分な月日のようです。
早稲田通りの左右は、当時とは95%は違うような気がします。
圧倒的に飲食関係が増えて、知らない店ばかりになりました。
単館上映の映画館は健在で、それはそれでひと安心です。
毎日のように食べていた蕎麦屋さんは、もうないだろうかと訪れてみると、
きちんと営業を続けていて、繁盛もしているようでした。


 撮影地 : 東京都 高田馬場
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■■■ 2018.12.10 ■■■
#957 できるのならば

早稲田大学も、建て直しが進んでいるようです。
自分がいた学部も、古い外壁を部分的に残しながらも、
それを取り込むように、建物が一新されていました。
内部に入ると、当たり前ですがエスカレーターがあります。
かつては、階段で4階まで登らなくてはなりませんでしたし、
エアコンもないので、窓を開けて授業をしたものです。

志が高い学生ではなくて、まだまだ時間もあるような気がして、
ぼんやりと過ごしていた結果、このようになりました。
いまも大きな不満はありませんが、大学生の頃に戻りたい気もします。


 撮影地 : 東京都 早稲田
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■■■ 2018.12.14 ■■■
#958 ウーピン

冬休みの期間ですが、大学内は意外に人がいます。
自分のように、学期が終わると周遊券で旅ばかりをしていた輩からすれば、
真面目に勉学に励んでいる若者が多いようで、少々驚きました。
恥ずかしながら、ゼミで専攻をした統計学以外は、
まともに勉強をした記憶がなくて、誠に情けない限りです。

正門の近くにある早苗という店も、綺麗に生まれ変わりました。
1階が喫茶店で、上は雀荘です。
ウーピンの真ん中が珈琲豆というのが、洒落ています。
麻雀牌には、もう30年くらいは触れていません。


 撮影地 : 東京都 早稲田
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■■■ 2018.12.17 ■■■
#959 やはりフルサイズ

Z6を使い始めて思うことは、ボケの自由度の広さです。
それまで愛用していたD500は、センサーがAPS-Cで、
両者の間には、さほどの大きな違いはない気がしていましたが、
「晴れ, ときどき更新」の#942などを写そうと、ファインダーを覗いていると、
忘れかけていたフルサイズの魅力を、改めて感じるのです。

フルサイズのデジタルカメラも、ミラーレス化で小型になりました。
このくらいのサイズであれば、以前と同じような感覚で扱うことができます。
フィルムの頃は、30年以上も35mm判を使い続けてきたのですから、
気分的に落ち着くのは、至極当然かもしれません。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2018.12.19 ■■■
#960 それもまたよし

撮る気まんまんで出かけても、よい感じで写せないことがあります。
そのような時は、どうしようもありません。
以前にも書きましたが、たぶんそれはスランプではなくて、
精神や肉体のコンディションが、写真にも影響をしているのだと思うのです。

その日の調子は、撮影を始めてしばらくするとわかるので、
駄目だと感じたならば、あまり無理をしないで、
お茶やお酒でもしながら、ゆるりゆるりと歩くようにしています。
またいつか、撮れる日もあるはずですから、
それもまたよしと、前向きに諦めるようにしているのです。


 撮影地 : 東京都 練馬
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