なまらなんくるないさ



■■■ 2018.6.10 ■■■
#871 スナップとネイチャーフォト

街のスナップとネイチャーフォトを、ウェブサイトで交互に載せていると、
まるで違うものを撮影しているんですねと、不思議そうに聞かれますが、
自分の中では、ジャンル分けをしている意識はありません。

旅の写真を撮りたくて、カメラを手にしたので、
都会に行けばスナップになりますし、海や山ならばネイチャーと、
気になるものにシャッターを切るだけなので、どちらも違いはないように思います。

遠くへ出かけるのではなくて、日帰りの小旅行や近所を散策する時も、
目についたものを、あるがままに写しているだけなのです。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2018.6.16 ■■■
#872 ひさしぶりの高円寺

ひさしぶりに、高円寺に行きました。
独特の空気感は、昔からほとんど変わらずに、
荻窪や阿佐ヶ谷とも、ひと味違う感じがします。
新宿から近いのに、レトロな雰囲気が色濃く残り、
開発されている様子も、あまりないのです。

高校時代に、中野まで自転車で通学をしていたので、
付近の土地勘は、それなりにあるつもりでしたが、
歩いてみると、知らないところばかりです。
時間があれば、のんびりと歩いてみたいと思います。


 撮影地 : 東京都 高円寺
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■■■ 2018.6.19 ■■■
#873 写真を選ぶ

写真を選ぶ時には、いつも悩みます。
思い入れのあるものを、つい載せたくなりますが、
写した時の苦労などは、見る側にはあまり関係のないことで、
純粋に内容だけが、見られてしまうからです。

撮影者としての、過度の思い入れを避けるには、
誰かの意見を聞くことも、ひとつの方法かもしれませんが、
自分で選ぶにしても、ある程度の時間が経過をしてからだと、
ほどよく主観的な視点が薄れて、新たな判断ができる気がします。
そのあたりもまた、写真の面白さかもしれません。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2018.6.22 ■■■
#874 なにかと嬉しい本

寝る前に、「時代を写した写真家100人の肖像」を読んでいます。
その人数だけで、日本の現代写真史を俯瞰するのは難しいのですが、
著者である鳥原学さんは、それを百も承知の上で、
いろいろな事情も勘案をしながら、人選をされたのだと思います。
一般に名前の知られた写真家で、掲載されていない方がいる一方で、
いぶし銀のような人が、きちんと取り上げられていたりもするのです。

装丁者のところに、トサカデザインの名前があります。
20年くらい前に、広告の仕事でお世話になりました。
いまも元気にご活躍をされているようで、なんとも嬉しいです。


 撮影地 : 東京都 荻窪
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■■■ 2018.6.25 ■■■
#875 優柔不断なので

自分が写すモチーフについて、あまり考えたことはありませんが、
「なまらなんくるないさ」や「晴れ, ときどき更新」の写真を見ていると、
やはりそうなのだなあと、再認識をするのです。

動いているものを写すことは、少ない気がします。
カタチがよくわからないので、興味が湧かないのだと思うのです。
被写体をコントロールできるものにも、あまり手を出しません。
自由に動かせると、どのようにしたらよいのか迷うために、
いつまでも、シャッターを切ることができません。
たぶん、優柔不断な性格なのだと思います。


 撮影地 : 茨城県 阿字ヶ浦
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■■■ 2018.6.28 ■■■
#876 そろそろ買わないと

休みの日ができると、まず開くのは時刻表です。
どこへ旅をしようかと、路線図を眺めます。
乗車時間が長すぎるとか、やはり海がよさそうだとか、
あれこれと考えているうちに、それだけで満足をしてしまい、
結局は家でごろごろ、ということもあります。

訪れたい場所は、いくつかあるのですが、
出不精に拍車がかかり、なかなか足を運べません。
レンズやバッグを新しくすると、出かける気になるので、
まずは、それらを買いに行かないといけません。


 撮影地 : 栃木県 鬼怒川温泉
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■■■ 2018.6.30 ■■■
#877 史上最速の梅雨明け

平年よりも22日も早く、関東が梅雨明けをしました。
観測史上、最速のようです。
このところ、晴れた日が続いているので、
もしかすると、もう夏が訪れていたのかもしれません。

超晴天の下、表参道の骨董通りを歩いてみました。
ショーウィンドウは、どこもかしこもお洒落で、
我が家の近くとは、さすがに違うようです。
気になるマネキンがいたので、シャッターを切ります。
よく見ると、頭がカッパのようでした。


 撮影地 : 東京都 表参道
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■■■ 2018.7.3 ■■■
#878 抽象と具象

抽象化をして撮ることも、たまにはありますが、
眼で見た現実を写すのが、基本であるとするならば、
具象的なほうが、写真らしいのかもしれません。

情報量が少ないとつまらなくて、さりとて多すぎても疲れます。
構図を考えるのは、何をどこまで取り込むかということなのですが、
その塩梅で、いつも悩むのです。

理屈が多いと疲れますが、考えないのもつまらないです。
その匙加減もまた、難しいと思います。


 撮影地 : 長崎県 長崎
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■■■ 2018.7.6 ■■■
#879 晴れの日と曇りの日

散歩をする時には、太陽が出ていてもいなくてもよいのですが、
撮影となると、曇りのほうが写しやすい気がします。

晴れると影が出るので、それも含めて見ることになります。
アングルを少し動かしただけで、被写体と影の関係が大きく変わり、
最初によいと感じたカメラポジション以外には、選択の余地がなくて、
そこで、決め打ちをしないといけないこともあります。
それに対して、曇りだと強い影が出ないので、
さらに丹念に場所を探して、いろいろと動くことができるために、
構図の自由度が、晴れた日よりも高いように感じるのです。


 撮影地 : 東京都 新橋
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■■■ 2018.7.9 ■■■
#880 手描きの地図で

とあるところへ行くために、ウェブの地図を手で描き写しました。
土地勘のある場所なので、その程度で大丈夫だろうと甘く考えていましたが、
炎天下を30分も彷徨いましたが、まるで見つかりません。
スマートフォンを持たない人間は、このような時には途方に暮れます。

こんな汚く描いたのは誰だと、八つ当たりをしたくなりますが、
はたと閃いて、上下を入れ替えてみてはどうだろうかと、
地図を逆さまにして歩いてみると、すんなりと見つかりました。
今日の自分は冴えているな、と思いましたが、
転記をする時に、南北を間違わなければよいだけの話なのです。


 撮影地 : 東京都 荻窪
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