なまらなんくるないさ



■■■ 2018.4.28 ■■■
#851 浅草一望

この数年で、海外からの観光客が爆発的に増えました。
浅草あたりでは、体感的には日本人は半数以下で、
ここは地球のどこですか、という感じすらします。
以前ならば、平日であれば多少はすいていましたが、
外国の方々には、ウィークデーかどうかは関係がないので、
いまは、いつも混雑をしているようです。

しばらく前に、浅草観光文化センターが完成して、
展望フロアからは、仲見世や浅草寺を一望することができます。
意外と知られていないようで、静かに撮影ができました。


 撮影地 : 東京都 浅草
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■■■ 2018.4.29 ■■■
#852 昼からビール

浅草観光文化センターの8階に、眺望のよい喫茶室があります。
ビールも飲めますが、銘柄はスーパードライだけです。
アサヒの本社が、すぐ近くにあるからかもしれません。

たびたびビールのことを書いていますが、お酒に強くはありません。
月に数回ほど、ほんのたしなむ程度ですが、
夜が忙しいので、明るいうちから飲むことがあります。

最高の景色を前にしての1杯は、まさに格別ですが、
のそのそと撮影をしていたら、泡が消えてしまいました。


 撮影地 : 東京都 浅草
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■■■ 2018.5.1 ■■■
#853 撮影ができるうちに

最近の浅草は、急速に変貌を遂げています。
駅の地下街は、いまはどのようなのだろうかと訪れてみると、
昔の面影がまだ残り、少し安心をしました。

しかし、2020年のオリンピックに向けて、
あちらこちらで、再開発が行われるはずですから、
これから2年ほどの間に、古いものは消えてしまうかもしれません。

この世から形を失くしたものは、二度と見ることができないので、
いまのうちに、写真で遺しておきたいものです。


 撮影地 : 東京都 浅草
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■■■ 2018.5.3 ■■■
#854 宝さがし

10年ほど前に、花やしき通りがリニューアルをしました。
綺麗になるとともに、外観が統一をされたことで、
雑然とした感じがなくなり、個人的には少々残念です。

新しくなる浅草ですが、細かいところを見ながら歩くと、
ホーローの看板が、そのままに遺されていて、
宝さがしの感覚で、古いものを探しながら散策を楽しめます。

浅草寺の鳩は、やや数を減らしたようです。
観光客が増えたので、静かなところへと避難をしたのかもしれません。


 撮影地 : 東京都 浅草
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■■■ 2018.5.5 ■■■
#855 変わりゆく浅草

ひさしぶりの浅草で驚いたことは、海外からの観光客の多さです。
東京スカイツリーも近いので、相乗効果もあると思います。
お寺の境内は、鳩の踏み場もないほどです。

仲見世のあちらこちらで、英語の表記が目につきます。
商売をするために、いまは必須なのかもしれません。

もともと和の感じが濃い場所ですが、新しく日本的なものが作られて、
昭和レトロな雰囲気は、薄まりつつあるようです。
そのようなイメージを期待して訪れると、やや物足りないかもしれません。


 撮影地 : 東京都 浅草
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■■■ 2018.5.7 ■■■
#856 ディープなところへ

2017年度の木村伊兵衛写真賞の受賞作品展を、新宿で観ました。
小松浩子さんの展示は、床から壁から大量のモノクロプリントで埋め尽くされて、
ひとつひとつの写真を見るというよりも、インスタレーションのアートのようです。
全体の雰囲気から、金村修さんを思い出しましたが、
やはり、ワークショップに参加をされたことがあるそうです。
会場には、現像した後の印画紙の匂いがしていました。

今回で第43回という長い歴史がありますが、いままでの受賞の流れを見ていると、
狭いディープなところへと、徐々に向かいつつあるように感じます。
写真界による写真家のための賞であるならば、それはそれでよいのかもしれません。


 撮影地 : 東京都 新宿
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■■■ 2018.5.9 ■■■
#857 あかるくらい

東銀座で所用を済ませて、銀座まで歩きました。
朧げな記憶では、気になる写真展が開かれているはずなので、
ひさしぶりに、ニコンサロンに寄ることにしましたが、
会期の最終日で、15時で終了をしていました。
思いつきの行動では、やはり上手くいかないようです。
我が人生と、よく似ています。

華やかな繁華街で、明るいネオンサインの反射を撮りましたが、
いつもとさほど変わりなく、なんとなく暗く写りました。
これもまた、我が人生と一緒です。


 撮影地 : 東京都 銀座
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■■■ 2018.5.11 ■■■
#858 ひさしぶりのレモン社

何年ぶりかで、有楽町のレモン社に行きました。
店内に入り、まず最初に驚いたのは、
売り場の面積が、半分くらいに縮小をされていたことです。
カメラバッグはほとんどなくなり、展示品だけの販売で、
三脚の取り扱いは止めたそうで、1本もありません。

いま使用しているバッグや三脚は、そこで購入をして、
そろそろ買い替えを考えていましたが、なんとも残念です。
カメラが電化製品に変わり、ネットでも買えるようになると、
専門店としては、なかなか厳しいのかもしれません。


 撮影地 : 東京都 有楽町
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■■■ 2018.5.13 ■■■
#859 無事是カメラマン

痛めていた足首は、ようやく80%くらいまでは回復をしたものの、
今度は急性腰痛症、俗にいうギックリ腰になりました。
床にあるものを拾おうとして、前に屈んだだけです。
このところ、急速に体が劣化をしているようで、
次から次へと、故障箇所が増えています。

自分のような写真を撮る人は、とにかく被写体のところまで行かないといけないので、
写真の腕前はさておき、歩ける状態にあることが大切かもしれません。
無事是名馬、という言葉がありますが、
無事是カメラマン、ともいえそうです。


 撮影地 : 静岡県 伊東
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■■■ 2018.5.15 ■■■
#860 機材を減らして

近所の公園を散策する時は、まるで行商人のように、
脱臼しそうなほど大量の機材を、肩に担いで歩いていたのですが、
腰と足首が治るまで、荷物を軽くすることにしました。
レンズはマクロと300mmという、使う頻度の高い2本だけにして、
広角から標準は、コンパクトカメラに任せます。

マイクロニッコール105mm f/2.8は、やや大柄で重いので、
ひさしぶりに、85mm f/3.5を防湿庫から取り出しました。
こちらのほうが、オートフォーカスの合焦率が高いような気もします。
組み合わせるカメラとの相性も、あるのかもしれません。


 撮影地 : 東京都 練馬
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