撮影地 : 東京都 浅草
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#856 ディープなところへ
2017年度の木村伊兵衛写真賞の受賞作品展を、新宿で観ました。
小松浩子さんの展示は、床から壁から大量のモノクロプリントで埋め尽くされて、
ひとつひとつの写真を見るというよりも、インスタレーションのアートのようです。
全体の雰囲気から、金村修さんを思い出しましたが、
やはり、ワークショップに参加をされたことがあるそうです。
会場には、現像した後の印画紙の匂いがしていました。
今回で第43回という長い歴史がありますが、いままでの受賞の流れを見ていると、
狭いディープなところへと、徐々に向かいつつあるように感じます。
写真界による写真家のための賞であるならば、それはそれでよいのかもしれません。
撮影地 : 東京都 新宿
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#857 あかるくらい
東銀座で所用を済ませて、銀座まで歩きました。
朧げな記憶では、気になる写真展が開かれているはずなので、
ひさしぶりに、ニコンサロンに寄ることにしましたが、
会期の最終日で、15時で終了をしていました。
思いつきの行動では、やはり上手くいかないようです。
我が人生と、よく似ています。
華やかな繁華街で、明るいネオンサインの反射を撮りましたが、
いつもとさほど変わりなく、なんとなく暗く写りました。
これもまた、我が人生と一緒です。
撮影地 : 東京都 銀座
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#858 ひさしぶりのレモン社
何年ぶりかで、有楽町のレモン社に行きました。
店内に入り、まず最初に驚いたのは、
売り場の面積が、半分くらいに縮小をされていたことです。
カメラバッグはほとんどなくなり、展示品だけの販売で、
三脚の取り扱いは止めたそうで、1本もありません。
いま使用しているバッグや三脚は、そこで購入をして、
そろそろ買い替えを考えていましたが、なんとも残念です。
カメラが電化製品に変わり、ネットでも買えるようになると、
専門店としては、なかなか厳しいのかもしれません。
撮影地 : 東京都 有楽町
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#859 無事是カメラマン
痛めていた足首は、ようやく80%くらいまでは回復をしたものの、
今度は急性腰痛症、俗にいうギックリ腰になりました。
床にあるものを拾おうとして、前に屈んだだけです。
このところ、急速に体が劣化をしているようで、
次から次へと、故障箇所が増えています。
自分のような写真を撮る人は、とにかく被写体のところまで行かないといけないので、
写真の腕前はさておき、歩ける状態にあることが大切かもしれません。
無事是名馬、という言葉がありますが、
無事是カメラマン、ともいえそうです。
撮影地 : 静岡県 伊東
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#860 機材を減らして
近所の公園を散策する時は、まるで行商人のように、
脱臼しそうなほど大量の機材を、肩に担いで歩いていたのですが、
腰と足首が治るまで、荷物を軽くすることにしました。
レンズはマクロと300mmという、使う頻度の高い2本だけにして、
広角から標準は、コンパクトカメラに任せます。
マイクロニッコール105mm f/2.8は、やや大柄で重いので、
ひさしぶりに、85mm f/3.5を防湿庫から取り出しました。
こちらのほうが、オートフォーカスの合焦率が高いような気もします。
組み合わせるカメラとの相性も、あるのかもしれません。
撮影地 : 東京都 練馬
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