なまらなんくるないさ



■■■ 2018.4.9 ■■■
#841 睡眠が足りていないと

寝不足のまま、近所を散策していると、
いつもの猫がいたので、ご挨拶の代わりにシャッターを切りました。
画像を確認してみると、露出オーバーです。
補正をしたのを戻し忘れて、プラス2のままでした。

気を取り直して撮影を続けましたが、色味も少し変です。
ホワイトバランスを見ると、5880Kに設定をされていました。
そういえば、液晶モニターに表示が出ていた気がします。

睡眠が足りていないと、写真にもよくないようです。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2018.4.11 ■■■
#842 モジモノ

街にある看板などの文字が、ふと目に留まり、
シャッターを切ることが、よくあります。

そのような写真は、モジモノとも呼ばれているようです。
それぞれの書体が持つカタチと、手描きの場合には味も加わり、
なんの変哲がないものでも、なんとなく気になります。

いままでに、旅先でもよく写してきました。
#190や#487などで、いくつかご覧をいただいています。
このようなものだけを纏めるのも、面白いのかもしれません。


 撮影地 : 北海道 古平
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■■■ 2018.4.13 ■■■
#843 常識は非常識

写真界の常識は世間の非常識、と感じることがあります。
よく議論となる、スナップにおける権利の問題も然り、
モデルの契約書にしても、必ず取り交わされるわけではありません。
被写体にするものも、カメラを構える場所にしても、
ほとんどが、自分の所有物ではないはずですが、
許諾を得て撮影をしている人は、それほどいないと思います。

カメラマンには、写す立場としての論理がありますが、
撮られる側としては、理解ができないものが多くあるはずです。
いつも、そのことは頭の片隅に置くようにしています。


 撮影地 : 北海道 美馬牛
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■■■ 2018.4.15 ■■■
#844 ひとりでも

最近は、あちらこちらでフォトセミナーが開催されています。
デジタル化により、フィルムの頃よりも敷居が低くなり、
老若男女を問わずに、カメラを手にする人が増えているようです。

どこかの先生の指導を受けて勉強をするのも、もちろんよいのですが、
自分ひとりでシャッターを切り続けながら、迷うようなことがあれば、
その時にどなたかに聞くというのも、ありかもしれません。

手元に撮影機材があれば、すぐに始められるのと、
誰かに頼らなくても撮れるのが、写真のよさだと思います。


 撮影地 : 北海道 函館
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■■■ 2018.4.19 ■■■
#845 くじかれた出鼻

朝刊を取りに出たら、右足を派手にくじきました。
歩けなくはないので、予定通りに伊東へと向かいます。
これは、今日は落ち着いて行動をするようにという、
神様からのご託宣なのだと、好意的に解釈をしました。
それにしては、そこそこの痛みです。
出鼻をくじくとは、このことかもしれません。

新幹線の自由席は、3号車と5号車には並んでいますが、
4号車の乗車口には、誰もいませんでした。
無意識のうちに、人は4を避けるのかもしれません。


 撮影地 : 東京都 吉祥寺
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■■■ 2018.4.20 ■■■
#846 捻挫で散歩1

駅近くの案内所で、周辺の地図を貰いました。
気の向くままに歩いたので、今回は使いませんでしたが、
手元にあると、なんとなく安心をします。
観光地では、カメラを片手にうろうろとしていても、
あまり不審者のように思われないのは、ありがたいことです。

伊東を訪れるのは、大学のゼミの合宿以来で、
散策をするのは、もしかすると初めてです。
撮影をしていると、くじいた足の痛みを感じないのは、
幸か不幸か、写真馬鹿だからかもしれません。


 撮影地 : 静岡県 伊東
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■■■ 2018.4.22 ■■■
#847 捻挫で散歩2

しばらく歩いているうちに、足首が痛くなりました。
あまり動かないことにして、砂浜で休んでいると、
遥か彼方のテトラポッドのところを、白猫がうろうろとしています。
その斜め下には、黒いのもいるようです。
一緒に遊んでもらおうと、徐々に近づいていくと、
最初は警戒をされていましたが、最後には目の前まで寄れました。
猫に評判の悪い自分としては、めずらしいかもしれません。

芸能人は歯が命、というコマーシャルがありましたが、
ぶらり散歩のカメラマンには、脚が命です。


 撮影地 : 静岡県 伊東
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■■■ 2018.4.23 ■■■
#848 捻挫で散歩3

悪化をするといけないので、散策を早めに切り上げました。
歩いた距離と撮れ高は、正比例をすることが多いので、
脚を痛めてしまうと、あまり商売になりません。
残念ながら、勇気ある撤退をします。
50歳を過ぎたら、年金生活も近いのですから、
あまり運動をしない人は、急に走り出してはいけないようです。

列車の発車時刻まで、熱海の駅前をぶらりとします。
平日にも関わらず、一時期よりは賑やかですが、
海外からの観光客は、それほど多くないように感じました。


 撮影地 : 静岡県 熱海
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■■■ 2018.4.25 ■■■
#849 穏やかな海

とりたてて目的もなく、横浜まで足を延ばしました。
日本大通り駅で降りて、海へと歩きます。

大さん橋では、豪華客船がまさに出港をするところで、
多くの人たちが、その様子を見ていました。
甲板には、ひとりも乗船客がいないので、
どこかへと、回送で向かうのかもしれません。

柔らかな光の中を、滑るように進む姿を眺めていると、
こちらも、のんびりとした気分になります。


 撮影地 : 神奈川県 日本大通り
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■■■ 2018.4.26 ■■■
#850 基点の場所

雲ひとつない青空で、穏やかで気持ちのよい日です。
山下公園で、ビールと軽いおつまみを買いました。
ベンチで飲むと、ささやかな幸せを感じます。
なんとも、安上がりな人間です。

海岸通りのあたりは、シルクセンターや県民ホールに近く、
自分には、横浜の基点ともいえる場所です。

日没後で三脚がなくても、このくらいは写すことができます。
デジタル化で撮影できる範囲が拡がり、さらに楽しめるようになりました。


 撮影地 : 神奈川県 日本大通り
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