なまらなんくるないさ



■■■ 2017.12.27 ■■■
#781 絶景かな

東京スカイツリーに、初めて足を運んでみます。
開業した頃は長蛇の列でも、5年もすると少しはすいているようで、
平日の午前ということもあり、ほとんど並ばずに入れました。

それにしても、よくも傾かずにあれほど高いものが建てられるものです。
自分が建築会社ならば、たぶん10メートルで倒れます。

前日の雨が上がり、空気が澄んでいることもあり、
石川五右衛門ではありませんが、絶景かな絶景かなです。
360°の景観がすべて見事で、どこを写せばよいのかと迷います。


 撮影地 : 東京都 押上
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■■■ 2017.12.28 ■■■
#782 ソラカラちゃん

煙と同じように、高いところに登るのが好きです。
初めて大阪に旅をした時に、いの一番に訪れたのは、
やはり、大阪タワーと通天閣でした。

東京スカイツリーでも、眺望の素晴らしさを満喫しましたが、
絵になりやすい景色が多くて、被写体に撮らされている感じがするのと、
どのように撮影をすべきだろうかと、つい考え過ぎてしまうのです。

ステージに向かう途中のソラカラちゃんは、自然に写すことができました。
出会い頭のシャッターのほうが、結果的によいのかもしれません。


 撮影地 : 東京都 押上
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■■■ 2018.1.1 ■■■
#783 歳末の江ノ島~標識

新年早々で恐縮ですが、昨年末に江ノ島へ行きました。
海が好きなのと、新宿からのアクセスがよいこともあり、
年の瀬になると、一時期は毎年のように訪れたものです。
その昔は、冬のロマンスカーはがらがらでしたが、
いまは海外からの観光客も多くて、そこそこ混んでいます。

見慣れない道路標識が、江ノ島大橋にありました。
調べてみると、自転車以外の軽車両は通行止めということで、
具体的には、リヤカーや人力車は駄目なようです。
かなり歩いている場所なのに、気がつかないものがあるものです。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2018.1.2 ■■■
#784 歳末の江ノ島~猫相

ぶらぶらと歩いていると、顔つきにインパクトのある猫がいました。
目つきが鋭く、いかにも野良という面構えです。
パンダのように綺麗に塗り分けられていなくて、あまりにもランダムで、
そこがまた、魅力的でもあります。

ポートレートを撮影させていただこうかと、正面に回り込もうとしますが、
人間を好まないようで、逃げてしまいます。
嫌がられているとは思いつつも、静かに後をつけて撮り続けていると、
ほんの少しの間ですが、大人しくしてくれました。
こいつは何をしたいのだろうと、不思議がられたのかもしれません。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2018.1.4 ■■■
#785 歳末の江ノ島~浮雲

江ノ島に着くと、まず確認をすることがあります。
それは、富士山が見えるかどうかです。

隠れていたら、それはそれで仕方がありませんが、
お逢いできると、得をした気分になります。
この日は空気が澄んで、低い雲もないため、
遥か彼方に、綺麗な姿がありました。

大きな雲がひとつ、時々刻々と形を変えながら、
青空の海を、気持ちよさそうに流れています。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2018.1.5 ■■■
#786 歳末の江ノ島~南京錠

階段やエスカーを使わずに、江の島に登りました。
初めて通る、裏道のような急坂です。
たまに陸上部の学生が走り抜けるくらいで、とても静かです。
途中の金網に、恋愛成就祈願の鍵がありました。

頂上には、隙間がないほどに吊り下げられています。
龍恋の鐘を鳴らして鍵を付けると、永遠の愛が叶うそうです。
近くで南京錠を販売すれば、大儲けができるかもと、
愛より金のことを考えながら、近くのお土産さんを覗いてみたら、
すでに、大々的に売られていました。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2018.1.7 ■■■
#787 歳末の江ノ島~日没

人影がまばらな海岸に、ひとりのサーファーが現れました。
仕事を終えてから、砂浜に来たのかもしれません。
風が強くて、大きな波が押し寄せています。

すでに太陽は沈み、もうすぐに暗くなる状況ですが、
僅かな時間でも、海に出たいのかもしれません。
その気持ちは、わかるような気がします。

自分の場合も、少しでもシャッターを切ることができれば、
それで満足をして、とりあえずは落ち着くのです。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2018.1.9 ■■■
#788 内容第一

肉眼で見る景色は、周囲が自然にぼやけて、
無意識のうちに、フェードアウトをしているようにも感じますが、
写真の場合は、なんらかの判断で切り取らないといけません。

フレーミングをすることは、撮影者の見ているものが明確になり、
個性が表れやすい、重要なファクターですが、
あくまでも内容が第一なので、主客転倒にならないようにしています。

それにしては、なんだこれはというものばかりを写している気もしますが、
それもまた、自分の個性なのかもしれません。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2018.1.10 ■■■
#789 保護フィルター

かつては、スカイライトやUVというフィルターを常用していました。
本来の目的は、紫外線をカットしてクリアな画像にするためですが、
自分にはその効果がわからず、なぜ着けていたのかというと、
多くの人もそうかもしれませんが、レンズの保護用です。

しかし、いまではまるで使用しなくなりました。
フィルターが身代わりになるほどの衝撃を、レンズに与えたことがなく、
前玉が汚れたら拭く必要があるのは、どちらにしても同じだからです。
若い頃は、いろいろと機材を試してみましたが、
最近は、できる限りシンプルにしています。


 撮影地 : 岡山県 家島
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■■■ 2018.1.12 ■■■
#790 レンズをねじり壊す

カメラのレンズを交換しようとしたら、ズームリングがもげました。
前代未聞で、初めてのことです。

そのレンズは小型で、着脱時に握りやすい適当な場所がないために、
無意識のうちに、ズームリングを回しながら外していたのですが、
本来の目的ではない負荷が加わり、壊れたのだと思います。

同じコンパクトなシステムでも、オリンパスのレンズには、
マウント部に指が掛かるところがあり、掴みやすくできているようです。
古くからのカメラメーカーは、やはり一日の長があるのかもしれません。


 撮影地 : 千葉県 上総中野
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