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撮影地 : 千葉県 御宿
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#764 あまり考えずに
ウェブサイトを立ち上げてから、かなりの数の写真を掲載してきました。
好きな被写体の傾向があり、それを自分のスタイルで撮影をしていると、
似たようなものが多くなるのは、必然なのかもしれません。
インターネットで公開をすると、いろいろな方々にご覧をいただけるので、
それなりにバリエーションがないと、つまらないだろうとは思いますが、
自分の満足を維持しながら振れ幅を広げていくのは、なかなか難しいことだと感じています。
無理をして変化をつけると、作為的な感じが出てしまい、
それなりに写せたとしても、他人の服を着ているような気がすることもあるのです。
同じでも構わないので、あまり考えずに撮るのが一番なのかもしれません。
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撮影地 : 東京都 有楽町
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#765 ワーゲンのある光景
フォルクスワーゲンを見かけると、ついシャッターを切りたくなります。
曲面のある独特なフォルムが、写欲をそそるのかもしれません。
30年ほど前、近所にフォルクスワーゲンの個人タクシーがいました。
それも、カブトムシという愛称で親しまれた初代のビートルです。
運転をしていたのは、80歳を超えているとおぼしき白髭のお爺さん。
車体のところどころに凹みがあるのは、かなり気になりました。
記憶がやや曖昧で、そのようなものが現実に存在をしていたのか、
いまにして思えば、もしかしたら幻なのではないかという気もしているのです。
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撮影地 : 千葉県 館山
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#766 穏やかな海
子供の頃は、毎年のように館山で泳いでいましたが、
北条海岸を訪れたのは、生まれて初めてです。
有名な海水浴場ですが、シーズンオフのせいかゴミが目立ちます。
どこからか流れてくるので、仕方がないのかもしれません。
すでに空気は冬ですが、太陽が出れば寒くはありません。
コンビニでビールを買い、おつまみは枝豆にするつもりでしたが、
残念ながら置いていないので、ひさしぶりにジャッキーカルパスにしました。
暖かな日射しを浴びて、静かな砂浜で飲みます。
チヌ釣りをしているのか、竿を手に防波堤を歩いている人がいました。
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撮影地 : 千葉県 館山
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#767 偏光フィルター
フィルムの頃は、PLと呼ばれる偏光フィルターをよく使用していました。
青空や葉の緑を濃くしたり、ガラスや水面の反射を弱めて、
画面全体の印象が強くなり、引き締める効果があります。
風景を写す時には必須のアイテムでしたが、デジタルでは使わなくなりました。
空の青を強調したければ、やや感じは異なりますが画像処理をすればよいですし、
自分が撮る写真は映り込みを残すことが多いので、反射を消す必要がないのです。
機材がデジタルに変わるとともに、三脚も持ち歩かなくなりました。
撮影のスタイルがこれほど変わるとは、思いもよりませんでした。
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撮影地 : 神奈川県 元町・中華街
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#768 お墓参り
光陰矢の如しとは、どなたが発案した言葉か知りませんが、
言い得て妙で、最近は驚くほどのスピードで時が過ぎるのです。
気がついたら、すでに棺桶の中で寝ていて、
アタタタタ、おれはもう死んでいる、
などと言いながら、その時にようやく慌てるのかもしれません。
だからという訳ではありませんが、お墓参りをしてきました。
なんと10年ぶりですが、まわりの景色に大きな変化はありません。
素敵な佇まいの店が、駅前に1軒だけありますが、
物心がついて以来、いつもシャッターが下りている気がします。
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撮影地 : 山梨県 三つ峠
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#769 デジタルフィルター
最近のカメラの多くには、デジタルのフィルターが搭載されています。
レンズに装着する光学式のものとは異なり、ソフトウェアで画像処理をかけるので、
特別なアタッチメントがなくても、さまざまな効果を得ることができます。
以前に試してみたことがありますが、味付けがやや濃くて、
実際に見た感じとの違いが大きいために、個人的には合わない感じがしました。
この手のものは、好き嫌いが明確に分かれるのかもしれません。
デジタルカメラは高性能化をしていますが、自分は相変わらず器用ではないので、
使用する機能は絞り、できるだけシンプルに撮影をしたいと思うのです。
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撮影地 : 東京都 三軒茶屋
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#770 それでよいのだ
これほど大きなホールが、文化村にあるとは知りませんでした。
開演までは時間があるので、軽くお酒をいただきます。
鏡やガラスに自分が映ると、ついつい写してしまいます。
撮るだけならばタダですし、記録としても残ります。
セルフポートレートといえば、エルスケンさんの写真が印象的で、
ローライフレックスを構えて正面を向く姿は、まさにダンディそのものです。
残念なことに、当方はイケメンとは程遠いご面相ですが、
ファインダーを覗きながらシャッターを切ると、都合よく顔が隠れてくれます。
これでは誰だかわかりませんが、それでよいのです。
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撮影地 : 東京都 渋谷
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