なまらなんくるないさ



■■■ 2017.9.28 ■■■
#731 唯一の収穫

湘南ボーイでもないのに、学生の頃は修行と称して、
三脚とカメラバッグを担いで、江の島を岩場づたいに半周していました。
干潮になると歩けましたが、いまはどうなのかわかりません。
それにしても、当時は何を目指していたのか不明です。
その頃から、やや阿呆なのでした。

機材を担いで歩くスタイルは、カメラを持ち始めた頃から変わりません。
無理をして、膝を傷めたこともありましたが、
いまでも歩くことにかけては、そこそこの自信があります。
写真を続けてきて得られた、唯一の収穫かもしれません。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2017.10.1 ■■■
#732 ふたつのジャンル

このサイトは、スナップと花鳥風月で構成されています。
まるで違うジャンルを撮るのですね、と質問されることもありますが、
都会に旅をすれば人工的なものを撮り、海や山ならばネイチャーと、
無意識のうちに使い分けているので、自分では違和感はありません。
共通しているのは、どちらもカタチへの興味が強いことです。

一緒に出かけるカメラやレンズは、それぞれで異なります。
街歩きでは広角から中望遠のレンズに、小型軽量のフォーサーズやコンパクトカメラ。
自然を撮る時は望遠系が多く、ボケが使えるAPSやフルサイズのフォーマットです。
使用している機材のことも、近いうちに書いてみたいと思います。


 撮影地 : 東京都 新宿御苑
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■■■ 2017.10.3 ■■■
#733 よき思い出

「列島縦断 鉄道のりつくしの旅」が、再放送されています。
関口知宏さんが、JR全線に乗車をするという内容で、
本放送では毎日生中継という、画期的な番組でした。

関口さんが、旅の途中で撮影した写真を、
とあるギャラリーで展示をする、という企画を立てたことがあります。
放送は2005年ですから、もう12年も前です。
いきなり事務所にご相談をしたので、先方も驚かれていましたが、
ご協力をいただいて、無事に実現をすることができました。
いまとなれば、よき思い出です。


 撮影地 : 長野県 別所温泉
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■■■ 2017.10.5 ■■■
#734 鉄道ひとり旅

独立局やBSで、「鉄道ひとり旅」が放送されています。
ダーリンハニーの吉川さんが、カメラを回すディレクターと旅をする番組です。
正確にはふたりなのですが、ひとりの雰囲気がよく出ていて、
無計画なところなどは自分も同じような旅をしていたので、親近感が湧きます。
ナレーションやBGMはなくて、テロップすらもほとんどない超低予算ですが、
さらにコストを下げるとしたら、あとは自撮りをするしかないかもしれません。

先日の放送では、10年前に廃止された鹿島鉄道の鉾田駅を訪れていました。
地方の終着駅らしい建物でしたが、いまは撤去されてしまい残念です。
東京に近いながら、ローカル色を存分に味わえる路線でした。


 撮影地 : 茨城県 鉾田
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■■■ 2017.10.7 ■■■
#735 ハイキーとローキー

ハイキーやローキーの写真を撮ることが、たまにあります。
どちらも、目で見ている景色とはかなり違いますが、
頭の中で描かれる映像に近づけている、という感じかもしれません。

ハイキーやローキーには、いろいろな目的があると思いますが、
自分の場合は、意識をしていない部分を単純化する使い方が多いかもしれません。

ハイキーしてもローキーにしても、無理矢理にはできません。
撮影をする時にイメージをしておいて、画像処理で仕上げますが、
それに相応しいシーンでないと、狙い通りにはならないようです。


 撮影地 : 東京都 初台
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■■■ 2017.10.9 ■■■
#736 忘れてしまう

思いついたことは、すぐに書き留めておかないと、
最近は、3分もしないうちに忘れてしまいます。
くやしいですが、どうしようもないのです。
忘れたことすら、忘れてしまいますが、
そこまでいけば、もう幸せです。

メモをするのはよいのですが、殴り書きなので、
石器人が描いた象形文字と、ほとんど大差がありません。
自分が書いた文章を、ようやくなんとか解読をしても、
とてつもなくくだらない内容だと、脱力をしてしまいます。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2017.10.11 ■■■
#737 写真日和

秋だというのに夏日が続き、青空が広がります。
写真日和ですねと声をかけられましたが、必ずしもそうでもありません。
どのような天候でも、撮りやすさとしにくさが同居をしているので、
そのように考えれば、毎日がシャッターチャンスなのかもしれません。

人間の目はよくできていて、陽のあたるところと影の部分を一緒に認識できますが、
カメラも進化はしているものの、明部と暗部を同時に表現することはまだ苦手です。
見たイメージと同じには写らないので、カメラの目になりながら、
晴れた日にはコントラストを活かして、曇りならば柔らかな光で、
その時の状況に合わせながら、撮影をしています。


 撮影地 : 北海道 函館
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■■■ 2017.10.13 ■■■
#738 やれるところまで

30度くらいまで上がり、たぶん今年最後の夏のような暑さです。
そして、たぶん今年最後の半袖にしました。
Tシャツとジーパンが、やはり一番落ち着きます。

ひさしぶりに銀座まで、写真展を拝見しに出かけました。
始発の各駅停車に乗れたので、座りながらのんびりと向かいます。
しばらくして、ふとあたりを見回すと、
居眠りかスマートフォンを操作する人ばかりで、本を読んでいるのは自分だけです。
時代は変わるものだと、つくづく感じながら、
いままでのスタイルで、やれるところまでやろうと思うのでした。


 撮影地 : 東京都 有楽町
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■■■ 2017.10.15 ■■■
#739 自分のスタイルで

自分の写真は、わかりやすいものが多いです。
何を写したのかが明確なので、見る側はあまり考える必要はありませんが、
そこからの拡がりは、それほどないのかもしれません。

ポイントが定まらない写真は、どのように捉えればよいのか迷いますが、
その代わりに、いろいろな隙や余地が存在するので、
自由な発想で、その中に入り込める可能性があるのかもしれません。

よい写真についての定義は、画一化されたものはありませんから、
各人に合うスタイルを見つけることが、大切ではないかと思うのです。


 撮影地 : 神奈川県 馬車道
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■■■ 2017.10.17 ■■■
#740 メガネメガネ

使用歴40年の眼鏡プロですが、いまだにつまらない間違いをします。

かなりの頻度で発生するのが、メガネメガネ。
眼鏡をどこに置いたのか忘れてしまい、0.1の視力で捜し回ります。

いくつかの眼鏡を使い分けているために起きるのが、ダブルメガネ。
眼鏡をしているのに、その上からまた眼鏡をかけてしまいます。

ごくたまにやらかしてしまうのが、メガネに目薬。
眼鏡の上から目薬を挿して、レンズにぽたりと落ちて気がつくのです。


 撮影地 : 東京都 原宿
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