なまらなんくるないさ



■■■ 2017.8.24 ■■■
#711 湘南ぶらり夏1

今年の夏は、記録的な天候不順です。
海はどのような感じだろうかと、ぶらりと出かけてみました。

池袋駅から、湘南新宿ラインに乗ります。
小田原方面なら藤沢駅へ、横須賀方面が来たら鎌倉駅と、
行き先を二択に決めてホームに上がると、逗子行きが入線していました。

鎌倉駅で降りて、まずはカーネルおじさんにご挨拶をします。
このウェブサイトでは、#220以来のご登場ですが、
さすが湘南、着ているものが違います。


 撮影地 : 神奈川県 鎌倉
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■■■ 2017.8.25 ■■■
#712 湘南ぶらり夏2

鎌倉駅から海まで、歩いてみました。
湘南は何度も訪れていますが、材木座海岸は初めてです。

砂浜も端のほうは、閑散としています。
曇天続きでは、遊ぶ気分にならないのかもしれません。
海の家の売り上げも、今年はいまひとつのようです。
あまりの人の少なさに、店を閉めているところもありました。

真夏とは思えない海ですが、個人的には好きな光景です。
水平に気をつけて、静かにシャッターを切りました。


 撮影地 : 神奈川県 材木座
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■■■ 2017.8.27 ■■■
#713 湘南ぶらり夏3

綺麗に並ぶブルーベリーを、写しておくことにしました。
ひとつこけていますが、それはそのままにします。
カメラに着けるのは、パナソニックの 42.5mm f/1.7です。
被写体に近寄れるとともに、ある程度はボケも使えます。
カーネルおじさんの写真も、このレンズです。
小型軽量で、価格もそれほど高くはないので、
街歩きをするには、お勧めの1本です。

撮影をしていると、少し離れた席の女性がチラ見をしています。
悪いことをしているわけではなくても、なんとなく恥ずかしいです。


 撮影地 : 神奈川県 鎌倉
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■■■ 2017.8.28 ■■■
#714 湘南ぶらり夏4

夏休みだからかもしれませんが、江ノ電は混んでいて、
鎌倉や長谷などの観光スポットにある駅は、都心のラッシュ並みです。
平日でこれならば、休日はさらに凄まじいと思います。
売り上げも、かなりあるに違いありません。
利益の1%でもくだされば、左団扇で暮らしていけますが、
いただける理由は、まるでないのです。

今年はストローハットが流行していると、ニュースで聞きました。
確かに、よく見かけるような気がします。
無頓着な自分は、相変わらずの綿とポリエステルの中折れ帽です。


 撮影地 : 神奈川県 長谷
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■■■ 2017.8.30 ■■■
#715 湘南ぶらり夏5

以前から、長谷界隈は混雑をしていましたが、
最近は海外からの観光客が増えて、さらに混沌としています。
ここはどこなのだろうかと、不思議に感じるほどです。
それでも、メインストリートを外れて裏道に入ると、
人影もなくなり、別世界のようです。
静かに散策をしたい人には、お勧めかもしれません。

あまりの蒸し暑さに、ビールを飲むことにしました。
コンビニが見つからず、駅の周辺にはないことを思い出して、
海岸通りまで、ぶらぶらと歩くことにします。


 撮影地 : 神奈川県 長谷
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■■■ 2017.8.31 ■■■
#716 湘南ぶらり夏6

冷えたビールと枝豆を、ようやく手に入れました。
砂浜での飲酒は禁止されているので、少し離れた船着き場に腰を下ろします。

地名としては由比ガ浜と書きますが、駅と海水浴場は由比ヶ浜です。
発音する時も、一般的にはガにアクセントを置きますが、
地元の人はユを強調する、と聞いたことがあります。

350ミリリットルの缶はすぐになくなり、もう1本飲みたいところですが、
アルコールが入ると写真が雑になるので、ここは我慢をして、
ぶらりぶらりと、さらに撮り歩くことにしました。


 撮影地 : 神奈川県 由比ヶ浜
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■■■ 2017.9.2 ■■■
#717 湘南ぶらり夏7

展望スポットのひとつ、稲村ヶ崎まで歩きました。
平らな岩場は、自然のステージのようです。

ほろ酔いの状態で、ぼんやりと海を眺めていると、
女性の2人連れが現れて、お互いに写真を撮り始めました。
そこに、プロとおぼしき撮影隊の一団が加わります。
さらに、ヘリコプターまで飛んで来ました。

地名では稲村ガ崎と表記をしますが、駅名や景勝地は稲村ヶ崎です。
由比ガ浜と由比ヶ浜の関係に、よく似ています。


 撮影地 : 神奈川県 稲村ヶ崎
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■■■ 2017.9.3 ■■■
#718 湘南ぶらり夏8

真夏の日射しを避けるために、帽子を被りましたが、
ついに太陽は出なくて、あまり意味がありませんでした。

以前に帽子を購入したら、よいものを選びましたねと店員さんに褒められて、
純朴で馬鹿真面目な自分は、そうかそうかと満足をしていたのですが、
先日も同じことを言われて、その店ではそれが決まり文句なのだと気がつきました。
ハンバーガーチェーンの、ポテトはいかがですかのようなものかもしれません。
それがマニュアル化されていたとしても、悪い気はしません。
似合わないのにと呟かれるよりは、百万倍はよいです。
拙者、単純なものですから。


 撮影地 : 神奈川県 稲村ケ崎
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■■■ 2017.9.5 ■■■
#719 湘南ぶらり夏9

江ノ島に着いた時には、もう日が暮れていました。
曇天なので、空の赤味はほとんどありません。
西浜に下りてみましたが、人影はまばらです。

肉眼で見える景色は、夜のような暗さですが、
デジタルカメラは、微弱な光でも捉えてくれます。
画質がざらつくので、フィルムではISO400までしか上げたことがなくて、
デジタルになり初めて1600に設定をしましたが、十分に使えるレベルです。
優れた高感度と明るいレンズ、そして手ぶれ補正により、
撮影を諦めていた時間帯でも、いまは楽しむことができます。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2017.9.6 ■■■
#720 湘南ぶらり夏10

日が暮れて、泳いでいる人はさすがにいません。
海の家の多くは、すでに店を閉めています。

不順な天候でも、昼間は賑わいを見せていたはずですが、
いまは、自動販売機の灯りがあるだけです。
この光景を手持ちで写せるとは、幸せな時代になりました。

江ノ島で、この日の撮影は終了です。
夏の湘南とは思えない、静かな写真ばかりになりました。
帰りのロマンスカーは、ほとんどが空席でした。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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