なまらなんくるないさ



■■■ 2016.11.1 ■■■
#571 新しい人生

ついに、今日からフリーになりました。
これから、どのように名乗ればよいものかと悩みます。
フリーカメラマン、フリーライターなどはありますが、
フリーフォトグラファーというのは、聞いたことがないのです。
フォトグラファーを訳すと、写真家になりますが、
画家や小説家、冒険家や空想家など、
家とつくものは、そもそもがフリーなのかもしれません。

どちらにしても、いまの自分に最も相応しい肩書は、
たぶん、無職だと思います。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2016.11.3 ■■■
#572 なかなかよい感じ

人生で初めて、花束をいただきました。
晴れがましいことが苦手な上に、表彰された経験もないので、
どうしたらよいものやらと、困惑をしてしまいます。

家に持ち帰りますが、何に入れるのかで迷います。
花のある生活をしていないので、適当な大きさの花瓶がなくて、
それらしいものに挿してはみたものの、アンバランスな感じです。

しかし、見慣れると素敵な気もしてきました。
窓際で写してみましたが、なかなかよいかもしれません。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2016.11.6 ■■■
#573 迎賓館

四ッ谷駅で、時間が少し余りました。
面白い場所はないかと探したところ、近くに迎賓館があります。
招待されたことがないので、これほど駅のそばにあるとは初耳です。

そして、生れて初めて迎賓館の前まで足を運びます。
勝手にお伺いをしているため、当たり前ですが入れてはもらえないのです。
門の隙間越しに、中を覗くだけで終了しました。

後で調べたところ、招待をされていなくても、
前庭だけならば、一般公開日ならば見学ができるようです。


 撮影地 : 東京都 四ッ谷
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■■■ 2016.11.8 ■■■
#574 幼稚園以前以来

冷たい空気が入り、気温が下がりました。
風があるのでより寒く感じますが、日射しは暖かいので、
散歩をするには、よい陽気かもしれません。

平日ですが、池で撮影をしているオジサマは意外に多くて、
半世紀以上を生きてきた自分も、ここではヒヨコです。

先週まで、どこかしらの組織に属してきました。
まるでフリーというのは、幼稚園以前以来なのですが、
幸か不幸か、いまのところ違和感はありません。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2016.11.10 ■■■
#575 都会のボート

赤坂で会食があり、少し早目に会場に着いたので、
お壕のあたりを、ぶらぶらと歩きました。

ボート乗り場は、以前から気になる場所です。
すべての人が釣りをしていたので、調べてみたところ、
恋人たちが、愛を語り合う小舟ではなくて、
釣り人たちが、魚と格闘をしているようです。

最近、釣りをしなくなりましたが、
いつか、このボートからの景色も見てみたいです。


 撮影地 : 東京都 赤坂
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■■■ 2016.11.13 ■■■
#576 写真馬鹿

地下鉄で、前の席に腰掛けている7人が、
全員スマートフォンを手にして、画面を凝視していました。
昔ならば、考えられない光景かもしれません。
スマホがない自分は大丈夫かと、さすがに心配になりますが、
ぎりぎりまで持たずに、頑張るつもりです。

この7人を、フレームの左右一杯に収めるには、
18mmのレンズが必要か、いや21mmでいけるかもと、
ついつい、考えてしまうのです。
やはり、写真馬鹿なのかもしれません。


 撮影地 : 東京都 上井草
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■■■ 2016.11.16 ■■■
#577 GR

いくつかのカメラを、使い分けていますが、
最近よく持ち歩いているのは、GRです。

撮像素子が大きいのにボディが小型で、ジーパンのポケットにも入ります。
レンズの画角が、フルサイズの28mm相当で、
自分の視野に合うために、自然にカメラを構えることができます。
撮りたいと感じた時に、素早くシャッターを切ることができるのも魅力です。

操作が独特なところはありますが、慣れれば使いやすいと思います。
手ぶれ補正がついていれば、さらによいのですが。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2016.11.18 ■■■
#578 腕が悪くて

ひと月ほど前から、右腕の調子が悪くて困ります。
カメラを持ちながら痛みを感じることがあるので、やや厄介です。
写真の腕が悪くて撮れないのは、以前からそうですが、
本当に腕を傷めてしまうとは、思いもよりませんでした。
若い頃とは違うので、気をつけないといけません。

右手は生活をするのに必要なので、使わないわけにもいかず、
無理をしているうちに、別の部分に負担がかかり、
今度はそこが痛くなるという、負の連鎖になるようです。
写真の腕はともかく、せめて右腕は上がるようにしないといけません。


 撮影地 : 茨城県 桃浦
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■■■ 2016.11.20 ■■■
#579 カメラマンの立場

フィルムの頃は、きちんと撮影ができているか、
現像をするまで、不安なところがありました。
そのリスクを回避するためにも、カメラマンは必要とされていた気がします。

デジタルの時代になると、その場で結果が確認できるため、
まるで撮れていないことは、なくなりました。
なおかつ、合成や修正が手軽にできるようになり、
コマーシャルの世界では、写真は素材のように扱われたりもします。
そのため、誰がシャッターを切るのかという意味が薄れるとともに、
カメラマンの存在意義も、変化をしているようにも感じるのです。


 撮影地 : 東京都 永田町
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■■■ 2016.11.22 ■■■
#580 誰もいない

新宿駅の開発の様子を、#134でご紹介をしましたが、
あれから2年ほどで、バスタ新宿が開業をしました。

建築のスピードの速さには、いつも驚かされます。
そして、当たり前といえば当たり前なのですが、
高いビルが傾かずに立つことも、単純に凄いと思うのです。

この光景は、バスタ新宿の一角です。
大都会のど真ん中の白昼ですが、誰もいません。
これもまた、凄いことだと思います。


 撮影地 : 東京都 新宿
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