![](n527S.jpg)
撮影地 : 東京都 東京
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#528 ファインダーのボケ
一眼レフは、ファインダーでボケを確認できますが、
光学式の場合は、実際に撮影された画像とは違い、
カメラの機種にもよりますが、ひと絞り分ほどの差が出ることもあります。
フィルムの頃は、ファインダーの映像を記憶しておいて、
現像された後の画像と頭の中で比較をして、次の撮影に反映をさせていました。
デジタルカメラでは、すぐに画像を見ることができるので、
その場でファインダーとの違いを確認して、撮り直しも可能です。
フィルムからデジタルに移行したことで、失うものもありましたが、
得られたものは、それ以上に大きいように思います。
![](n528S.jpg)
撮影地 : 東京都 中野
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#529 自然が一番美しい
目黒雅叙園で、「和のあかり×百段階段」という美術展を観ました。
自然が作り上げたものが一番美しい、僕は極力それに手を加えずに作品をつくる、
という素敵なことを、造形作家の川村忠晴さんは語られています。
自然界に存在をするものの美しさと不思議さには、いつも驚かされるのです。
写真を通して、それを残したいと努力をするものの、
3次元の世界を2次元に閉じ込める難しさを、撮影をするたびに感じます。
展示をされている作品のひとつが、こちらです。
優しく光を発しているのは、クチナシの実ではないかと思います。
![](n529S.jpg)
撮影地 : 東京都 目黒
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#530 和のあかり
「和のあかり×百段階段」から、もうひとつご紹介をします。
青森のねぷたは、透過光による美しさが格別です。
ライトボックスで、リバーサルフィルムを見るような鮮やかさの中に、
間接的な柔らかさもあるのが、和のあかりかもしれません。
目黒雅叙園は、近くのスタジオによく行きましたが、
建物に入るのは、今回が初めてです。
想像をしていたよりも、かなりレトロでゴージャスでした。
藤井秀樹さんのFグラフィーという手法の写真が、以前から展示をされていますが、
宴会場にあるようなので、拝見するのは難しそうです。
![](n530S.jpg)
撮影地 : 東京都 目黒
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