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撮影地 : 東京都 練馬
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#488 初期不良
新しいカメラはよいのですが、バッテリーの消耗の早さが気になります。
フル充電での撮影可能枚数が増えたのが、売り文句のひとつのはずなのに、
いままでの機種よりも、かなり早くに撮れなくなります。
メーカーのサービスセンターで聞いてみたところ、すぐに理由がわかりました。
バッテリーに残量がある場合でも、カメラが誤認識をしてしまう不良が出ているのだそうです。
1時間ほどで調整をしていただけるようなので、早々に持ち込むことにします。
フィルムを1本写しただけで巻き上げレバーがぽろりと外れたカメラも、以前にはありました。
初期生産品は不具合がよくあるので、できることならば避けたいところですが、
気になるものは早く使いたいという衝動は、なかなか抑えられないのです。
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撮影地 : 東京都 新宿
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#489 木原和人さん
40代以上で写真を撮られている方は、木原和人さんのことをご存じかもしれません。
1987年の5月9日に、40歳の若さで亡くなられたカメラマンです。
ボケを意図的に活かした花や虫の写真が、まだ一般的ではない頃に、
開放絞りによる柔らかくて美しい作風は斬新で、多くの自然写真愛好家の支持を受けました。
いまでは普通に使われていますが、ネイチャーフォトグラファーという呼び方も、
最初に名乗るようにしたのは自分ですと、ご本人がお話しをしていた記憶があります。
なるようになる、なるようにしかならない。
これは、木原さんらしい座右の銘だと思います。
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撮影地 : 東京都 大門
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#490 無駄足
バッテリーの消耗が異常に早いカメラを、サービスセンターに持ち込みます。
何時間後に受け取りに伺えばよいですかと、カウンターの男性に尋ねると、
工場で修理をするので10日いただきますと、言われてしまいました。
数日前に聞いたところでは、調整をするだけで1時間で直るというはずなので、
修理の責任者に確認をしてもらいましたが、やはりだめです。
できないのは仕方がないにしても、話が違うのは困ります。
わざわざビルの高いところまで来たのに、無駄足になりました。
明後日には使うので、そのまま持ち帰ることにします。
しばらくは、バッテリーを多めに持ち歩くしかありません。
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撮影地 : 東京都 新宿
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