なまらなんくるないさ



■■■ 2016.3.25 ■■■
#471 慣れない

コンパクトカメラを新調しましたが、慣れる気配がありません。
10倍ズームを本格的に使うのは、実のところ初めてなので、
なんだかもう、混乱の極みです。

そもそも、不器用という文字を具象化したような人間のせいもありますが、
ズームがついただけで、これほど撮影に手間がかかるというのは、
カメラそのものの操作性が、自分には馴染まないのかもしれません。

手にしてから半月で、まだ慣れていないような気もするので、
もう少し、頑張ろうと思います。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2016.3.26 ■■■
#472 切ない気持ち

新幹線が函館まで開通して、ニュースはその話題で一色です。
悲願が実現して、喜んでいる方も多いと思いますが、
アマノジャクでヒネクレモノの自分は、少し複雑な気持ちもあります。

若い頃から、とりわけ北海道へは数多くの旅を重ねていて、
いままでに100回以上は訪れて、かなりの思い出があります。
大きく変化をしていくのは、嬉しいような反面で、
勝手ながら、切ない気持ちにもなるのです。

何かを得れば失うものがあるのは、仕方がないことかもしれません。


 撮影地 : 北海道 函館
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■■■ 2016.3.29 ■■■
#473 おとなげない

お花見をしようかと、井の頭公園に出かけましたが、
このところの寒さのせいか、まだ5分咲きでした。

井の頭自然文化園では、目玉ともいうべきゾウは室内にいて、
その様子は、モニターで確認をすることができるだけです。
テレビの動物番組を観ているようで、残念でした。

カエルのコーナーでは、非力な子供たちを押しのけて、
可愛い可愛いと呟きながら、ひとりで撮りまくりました。
あの大人はなんなのだと、白い目で見られていたかもしれません。


 撮影地 : 東京都 吉祥寺
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■■■ 2016.4.2 ■■■
#474 現実のコピー

新宿のギャラリーで開催されている、上代昌宏さんの写真展に行きました。
パリの街角にある、剥がれたポスターやグラフィティを撮影したものです。
同じようなモティーフを自分もよく撮るので、興味深く拝見させていただきます。

そのようなものは単なる複写と同じでは、と思われるかもしれませんが、
写真はすべからく現実のコピーだという、ある大家のお言葉もあります。

写真は手段ですから、見たものを記録する装置としてだけではなくて、
それでアートに取り組む人もいますし、撮り手の発想に任されています。
こうあるべきだと決めてしまうと、つまらなくしてしまうのかもしれません。


 撮影地 : 沖縄県 那覇
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■■■ 2016.4.4 ■■■
#475 バスタ新宿

新宿駅の南口に、巨大なバスターミナルがオープンしました。
その名もそのまんま、バスタ新宿です。
周辺に分散をしていた長距離バスの乗り場が、ほとんどが集まりました。
北海道と南九州以外は、ここからバスで行けます。
ふらりと来て、その場で目的地を決める旅も楽しそうです。

ヨドバシカメラ前の旧ターミナルは道幅が狭く、運転手さんは大変そうでした。
そこには今日はもう1台もいなくて、がらんとした景色はシュールな感じすらします。
昨日までの姿を写しておけばと、少々残念な気持ちです。
すべてはなくなればそれまでですから、あるうちに撮影をしておかないといけません。


 撮影地 : 東京都 南新宿
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■■■ 2016.4.6 ■■■
#476 今日で見納め

数年ぶりに、麹町に行きました。
以前はよく、ここにある撮影スタジオに伺いましたが、
このところ、とんとご無沙汰をしています。

あちらこちらで桜が咲いて、その数の多さに驚かされます。
ビルの谷間でも、美しい薄いピンク色で満開です。
車の窓越しのお濠では、まさに見頃でした。
仕事がなければ、降りて散策をしたいくらいです。

明日は荒天のようなので、今年はこれが見納めかもしれません。


 撮影地 : 東京都 麹町
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■■■ 2016.4.10 ■■■
#477 眼鏡族

小学校の頃は、両目ともに視力が1.5ありました。
しかし、坂道を転げ落ちるように悪化して、
高校1年生で、0.1になりました。
勉強をして賢くなるのと引き換えならば、まだ割に合うのですが、
ぼんやりしていただけで、無駄に悪くなりました。

眼鏡をかけてファインダーを覗くと、四隅が見にくいので、
コンタクトレンズにしようかと、考えたこともありますが、
目玉に異物が貼り付いている状態が、いまひとつ理解ができません。
眼鏡がなくてすむのならば、被写体により近づける気がするのです。


 撮影地 : 東京都 下北沢
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■■■ 2016.4.13 ■■■
#478 とりあえず3周年

このウェブサイトを立ち上げて、今日で3年です。
まだという気もしますし、もうという感じもします。

少なくとも、週に1回くらいのペースで更新ができればと、
タイトルも「晴れ, ときどき更新」、などとしましたが、
時々どころか、毎日のようにアップをしていて、
自分のマメさとヒマさには、呆れます。

継続をすることで、見えるものがあるかもしれないので、
細くてもよいので、長く続けたいと思います。


 撮影地 : 東京都 銀座
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■■■ 2016.4.18 ■■■
#479 マクロレンズ

マクロレンズは、マニュアルフォーカスのしやすさで選んでいます。
1ミリのピントの位置の違いで、雰囲気が変わるマクロ撮影では、
ピンポイントオートフォーカスの精度が高くても、意図するところに合焦をしないこともあり、
イメージした通りに撮るのには、マニュアルフォーカスが必要となります。
マニュアルで合わせにくい時はオートのほうがよいこともあるので、併用しやすいレンズが理想的です。

35mm判換算で50mmくらいのマクロレンズは、やや広めの範囲が写り、
最短撮影距離が近いため、外出先で料理などを撮影するのに向いています。
アウトドアで自然を撮るのであれば、100mm以上のレンズが必要です。
背景の処理がしやすくて、被写体から離れて写すことができます。


 撮影地 : 東京都 吉祥寺
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■■■ 2016.4.20 ■■■
#480 操作系の継続性

メインで使用しているカメラの調子が、このところ悪くなりました。
撮影をしたデータが、カードに書き込めないことがあるのです。
バッテリーを入れ直すと、しばらくは普通に動きます。
人間同様に、そろそろ疲れが出ているのかもしれません。

来月からは、新しい機種に切り替える予定です。
いままで3年間、よく働いてくれました。
次のカメラも基本操作は同じなので、違和感がなくすぐに使えるはずです。
ほとんど無意識のうちに、手や指が動きを覚えているので、
スペックと同じくらいに、操作系の継続性は大切だと思います。


 撮影地 : 東京都 原宿
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