なまらなんくるないさ



■■■ 2016.3.3 ■■■
#461 パスワード

おとといの夜、ウェブサイトの更新ができなくなりました。
以前にも同じことがあり、その時はひと風呂浴びて出てきたら自然に直りましたが、
今回はそう上手くはいかず、再設定をしてみましたが繋がりません。

翌朝も駄目なままで、ウェブにサーバの障害情報も掲載されていません。
エラーメッセージに従いプロバイダーに電話をして、指示通りにまた設定を入れ直したのですが、
話をしているうちに、違うパスワードを入れていたことに気がつきました。
安全のために、いくつかを使い分けたほうがよいとはいえども、
こちらのオツムが退化をしているので、どれがどれだか覚えていられません。
設定が外れた原因は不明のままで、自分のオツムの回線は外れたままです。


 撮影地 : 東京都 原宿
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■■■ 2016.3.5 ■■■
#462 カメラの運命

メインのカメラは3年間使い続けて、撮影をしたカット数は10万回を超えました。
連写をしないので、かなりの回数の右手人差し指の上下運動をしたことになります。

この春から新しい機種にするにあたり、いまのカメラで最初に何を写したのかを調べたところ、
なんと、道に倒れているワカケホンセイインコでした。

どこの誰に買われるのかをカメラ自身が選べないのは、考えてみれば可哀想なことです。
アイドルを撮るカメラマンの手に渡れば、楽しくて幸せな撮影が多く、
紛争地に連れていかれたものには、過酷な運命が待ち構えているのかもしれません。
いま自分の手元にあるカメラは満足をしてくれているのか、聞いてみたいものです。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2016.3.8 ■■■
#463 レンズの画角

個人差はあると思いますが、人間の左右の視野は120°くらいで、
漠然と認識しているのは60°から90°、明確に意識できるのは30°前後のようです。

使用頻度が高い28mmのレンズの水平画角は66°で、次によく使う50mmが40°、
そして一緒に旅に持ち歩く21mmが81°、100mmが20°です。
28mmと21mmで漠然と認識を、50mmと100mmで明確に意識をカバーするので、
この4本で出かけることが多いのは、漠然と明確にわかる気がします。

200mmレンズあたりからは肉眼と少し違う見え方になり、望遠は300mmがぎりぎりです。
それ以上は、普通に見ているのとは異なる世界を感じます。


 撮影地 : 北海道 函館
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■■■ 2016.3.10 ■■■
#464 逆戻り

先日、最高気温が20度を超えた日があり、
年が明けてから初めて、ジャケットを着ないで出かけました。
肩が軽くなり、喜んでいたものの、
それからまた一転、冬のような寒さに逆戻りです。
変温動物に近い自分は、体調の管理ができません。

冬は終わりましたと天気予報は伝えていましたが、まだのようです。
大自然に対しては、人間はちいさな存在なのかもしれません。
気のせいかもしれませんが、北海道のほうが関東よりも予報の精度が高いように感じるのは、
地形などの関係で予測がしやすい、ということもあるような気がします。


 撮影地 : 北海道 函館
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■■■ 2016.3.12 ■■■
#465 天使の敗北

多少値段の高いコンパクトカメラを、発売日に見てきました。
なかなかよい感じですが、なくても生きていける気がするのです。
その日は天使が勝利を収めて、無事に買わずに帰ります。

しかし、その夜に悪魔の反撃が始まりました。
なくても生きていけるのは確かにそうですが、そのようなものは身のまわりにたくさんありますし、
そのようなことを言い出したら、自分自身もこの世になくてもよいのかもしれません。

銀行でお金を下ろして、カメラ屋さんに向かいます。
天使が気がつく前に、これくださいと言いました。


 撮影地 : 東京都 原宿
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■■■ 2016.3.14 ■■■
#466 度が過ぎる

ざあざあと音を立てて、雨が降り続きます。
最高気温は7度で、まるで真冬です。

風邪気味なので薬の瓶を持ち出して、目の前にあるのですが、
ぼんやりしてしまい、飲んだのかどうかの記憶がありません。
このような状態では、部屋に監視カメラを付けて、
自分の行動を記録して、後で確認ができるようにする必要を感じます。

人間は嫌なことは覚えていないようにして、自己防衛をしているらしいのですが、
自分の場合は、一切合切すべてを忘れてしまうようです。


 撮影地 : 東京都 原宿
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■■■ 2016.3.16 ■■■
#467 ただそれだけで

いつも持ち歩いているカメラを、単焦点からズームに変えました。
それだけのことで、シャッターを切るまでが遠くなる感じがします。

単焦点だと、どの距離から写すかだけを考えて、
あとは、シャッターボタンを押すしかないのですが、
ズームの場合は、画角の変化と自分の立ち位置の両方が変えられるため、
無意識にその組み合わせを考えて、撮影に間ができてしまいます。

直感で写せる単焦点と絵作りをするズームの違い、なのかもしれません。
スナップには、やはり前者のほうが向いているような気がします。


 撮影地 : 東京都 代々木
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■■■ 2016.3.18 ■■■
#468 続けていくこと

写真を始めてから、今月で35年になります。
そのくらい続けていれば、何事でも上手くなるはずなのに、
自分のことを考えると、年数に見合うだけの上達をしているのか疑問です。

それでも続けているのは、写真が好きであるのと、
継続をすることでストックが増えて、点が線のようになり、
写真を1枚だけ見るのとはまた違う、面白さが感じられるからかもしれません。

日記もそうですが、記録が本質であるものは、
続けることにより、新しい発見が得られるような気がします。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2016.3.20 ■■■
#469 お彼岸中日

今日は春分の日で、お彼岸の中日です。
お参りの人で、近所のお寺はいつも以上に混んでいます。

我が家のお墓は山梨県で、少し遠いことと、
自分が生まれる前に、父方の祖父母は他界していることもあり、
最後に訪れてから、かなりの年月が経過をしてしまいました。
本来は、そのようなことではいけないのです。

母方のお墓は都内にありますが、そちらにもご無沙汰をしています。
やはり、時々は行かないといけません。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2016.3.23 ■■■
#470 住めば都

仕事を教えていただいた先輩から、ひさしぶりにご連絡がありました。
かなり長く離れていた写真を、また始めたいのだが、
最近の機材はどのような状況なのか、というお話しでした。

デジタルはギラギラしていてどうも馴染めなくて、と言われます。
自分も最初のうちは、そのような感じがしていたものの、
使い続けていくうちに、気にならなくなりました。
いまとなれば、デジタルだからこそ写真を続けられている気がしますし、
そもそも、公私ともにデジタルでなければ仕事になりません。
フィルムの魅力を感じつつも、住めば都なのです。


 撮影地 : 東京都 荻窪
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