なまらなんくるないさ



■■■ 2016.2.12 ■■■
#451 撮らされても

観光地など、風光明媚なところで感じるのは、
被写体に撮らされているのではないか、ということです。
成田山でも、撮り始めたらきりがない気がして、
無意識のうちに、自分自身でリミッターをかけてしまいます。
家に戻りチェックをしてみると、撮影をしたカット数が意外と少ないのです。
気分的には、それなりに写していたつもりでいました。

たとえ、それが撮らされたものでも、
何かを感じたら、素直にシャッターを切ればよいのかもしれません。
撮らないことには、写真は始まらないのです。


 撮影地 : 千葉県 成田
写真をクリックすると拡大します



■■■ 2016.2.13 ■■■
#452 太陽に向けて

晴れた日には、ついついカメラを太陽に向けてしまいます。
逆光になるので、ほとんどがシャドーで潰れるものの、
二次元のものが好きなので、平面的でも気にはなりません。

太陽を写し込む時に気をつけているのは、目を傷めないようにすることで、
雲に隠れたほうが撮りやすいのですが、それでも要注意です。
たびたび書いていますが、ライブビューでフレーミングをすれば安心できます。

レンズの内面反射が画面に現れることもあるので、出ないアングルを探すか、
出てしまう場合には、どこに入れるかを考えながら写しています。


 撮影地 : 千葉県 成田
写真をクリックすると拡大します



■■■ 2016.2.15 ■■■
#453 ホワイトバランスは右手で

カメラの操作をする時に、右手と左手で役割を分けています。
主な操作は右に纏めて、支えるのとマニュアルフォーカスが左です。
そのため、縦位置で構える時は左手を下にして、
右腕は脇を締めて、ブレないように心掛けています。

いま使用しているカメラの唯一の不満は、右手だけでホワイトバランスが変更できないことです。
日陰や曇りや夕方の撮影では、頻繁に変えることがあるので、
右手のファンクションボタンに割り当てることができれば、より使いやすくなります。
ホワイトバランスの変更は、フィルム時代には簡単にはできないことでしたが、
いまは積極的に変えながら、状況に合わせて撮影をしています。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
写真をクリックすると拡大します



■■■ 2016.2.16 ■■■
#454 もう戻れないかも

大森千秋さんの写真展を、新宿で拝見してきました。
ピントの甘さやブレを、上手に取り入れながら、
フィルムのニュアンスが、最大限に表現されています。
ざらりとした粒状感も、このくらい出ていると、
フィルムですという自己主張があり、気持ちがよいです。
展示されている作品には、適度な緩さと緊張感がありました。

デジタルで写すと、高精細で精緻な表現に向かいがちです。
もちろんそれはそれでよいのですが、フィルムの魅力も改めて感じつつも、
これだけデジタルの恩恵を受けると、もう戻れない気もします。


 撮影地 : 東京都 新宿
写真をクリックすると拡大します



■■■ 2016.2.18 ■■■
#455 シャープネスをしなくても

掲載される写真が、クリアに見えるように、
レタッチをした最後には、シャープネスをかけるのが一般的ですが、
自分の場合は、そのまま何もせずに納品をしています。
写真の用途が、 以前のように印刷物がほとんどの時代には、
アンシャープマスクという、製版工程で行われる処理をすることもありましたが、
最近のように、モニターで見られることも想定をするのであれば、
状況に合わせて、直前にかけたほうがよいと思います。

このウェブサイトに載せている写真はすべて、シャープネスをかけていません。
手ぶれがなくてピントもきていれば、問題はないようです。


 撮影地 : 北海道 美留和
写真をクリックすると拡大します



■■■ 2016.2.19 ■■■
#456 それはそれで

財布を家に置いたまま、出かけてしまいましたが、
交通系のプリペイドカードがあるので、電車には乗れます。
途中で気がつきましたが、遅れてしまうので引き返せず、
恥ずかしながら、仕事先で1万円を貸していただきました。

財布を忘れて外出をしたのは、これで2回目です。
この前の時は、交番で母印と引き換えにお借りしました。

財布を忘れても、カメラはバッグに入れました。
ほとんど写真馬鹿ですが、それはそれで誇らしい気がします。


 撮影地 : 東京都 赤羽橋
写真をクリックすると拡大します



■■■ 2016.2.21 ■■■
#457 写真を見る

毎晩のように、自分が撮影をした写真を眺めています。
ナルシストのようだといわれれば、そうなのかもしれませんが、
自己満足のために見ている、というわけではなくて、
ここをこうしたらどうだろうか、と考えているのです。
学生の頃に、復習の大切さを実感したので、
写真でも、同じようなことをしています。

明日以降の撮影に役に立つのかどうか、わかりませんが、
無意識のうちに、何かの形として現れるのではないか、
そのように思いながら、またひとり反省会をするのです。


 撮影地 : 東京都 練馬
写真をクリックすると拡大します



■■■ 2016.2.23 ■■■
#458 ニャンニャンニャン

ニャンニャンニャンで、2月22日は猫の日だそうです。
いつ決められたのか、知りませんでした。
願わくば国民の祝日にしていただいて、お休みになれば最高です。
その時は、猫さま万歳!と叫んでもよいくらいです。

最近の猫ブームで、犬と猫の飼育数が逆転したとかしないとか。
万年野党の猫が、ついに与党に踊り出ます。
この猫景気は、ネコノミクスと呼ばれているようで、
昨年の経済効果は、2兆3千億円なのだそうです。
その0.1%でもこちらにいただければ、左うちわで暮らせます。


 撮影地 : 沖縄県 新原
写真をクリックすると拡大します



■■■ 2016.2.25 ■■■
#459 川上から川下まで

写真のプリントを、その道の専門家に依頼をするカメラマンもいますが、
自分の場合は、誰かにお願いをするということはありません。
写した人と違う目で見ると新たな発見があるというのも、一理ありますし、
スキルのあるプロフェッショナルにお任せをしたほうが、品質が高まるのかもしれません。
しかし、プリントは二度目の撮影現場といわれることもあり、
シャッターボタンを押した時のイメージを再現するには、本人が行うほうがよいと思うのです。

撮影からプリントまでをひとりでできるのも、写真の魅力です。
それぞれの工程には、いろいろな楽しさがあるので、
川上から川下まで写真のすべてを堪能したい、という気持ちもあるのです。


 撮影地 : 東京都 原宿
写真をクリックすると拡大します



■■■ 2016.2.27 ■■■
#460 煩悩だらけの春

よさそうなカメラが発表されて、買うか買うまいかで迷います。
どストライクのものがあるのですが、それは間違いなく人気が出て、
発売日には欠品をしそうなので、発表と同時に迷わずに予約をしました。

手ぶれ補正のついたコンパクトカメラも、よい感じのものが出たので考えています。
これは発売日に手にしてみてから判断をしますが、買いそうな自分が怖いです。

その他にも、とても気になる一眼レフがありますが、
阿修羅でも千手観音でもないので、カメラばかりが増えてもどうしようもありません。
そもそも、お金も湯水の如くに湧いてくるわけではないのです。


 撮影地 : 東京都 練馬
写真をクリックすると拡大します



トップページはこちら   「なまらなんくるないさ」掲載一覧はこちら   前のページはこちら   次のページはこちら