なまらなんくるないさ



■■■ 2016.1.8 ■■■
#431 撮る道具として

3年ごとに、メインのカメラを買い替えているので、
そのペースでいくと、今年は新調をすることになります。
いまのものでも、大きな不満はありませんが、
最新の機種を使えば、言い訳ができなくなりますし、
何か違う写真が撮れるような、淡い幻想を抱くこともできます。

新しくする時に気になるのは、使用感の継続性です。
同じシリーズの製品を使い続けていると、自然に手が覚えて、
咄嗟の時にも、素早く操作ができるようになるので、
道具としての使いやすさは、デザインよりも優先すると思います。


 撮影地 : 静岡県 熱海
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■■■ 2016.1.10 ■■■
#432 ケ

新しい年も10日になり、世の中がいつものペースになりました。
ハレよりもケのほうが、落ち着いてのんびりとできます。
人混みが苦手なため、お祭りなどはほとんど写したことがありません。
高価な服よりも、Tシャツにジーパンでいるのが好きなのです。

旅に行くのも有名な観光地ではなくて、気分次第でどこでもよいのです。
人が集まる時期や場所は、交通や宿泊の確保などで疲れてしまうので、
空港に着いてから、思いつきで空席のある便に乗ることもあります。
いまはあまり余裕がなくて、そのような旅はできませんが、
そのうちにまた、風来坊のように出かけたいものです。


 撮影地 : 沖縄県 胡座
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■■■ 2016.1.12 ■■■
#433 ようやく

初雪が降り、ようやく冬らしくなりました。
凍えながら歩いていると、目の前にライカショップがあり、
永瀬正敏さんの撮影による写真が、店内に飾られています。

ひと息ついたところで、赤いエンブレムの看板を写します。
夕方で曇天のため、全体が青くなりすぎないようにホワイトバランスは日陰に設定して、
絞りは開放にしたので、ISO400でも速いシャッターが切れました。

所有しているのは、レンズを1本とコンパクトカメラが1台だけなのですが、
このような自分も、一応はライカのユーザーです。


 撮影地 : 東京都 銀座
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■■■ 2016.1.14 ■■■
#434 寒波襲来

この1月は、平年よりも暖かいという予報が、
一転して、凄く寒くなりました。
いままでのは寒気ですが、これからは寒波になります。

寒気と寒波には、明確な違いがあるようです。
1日か2日で通りすぎて、比較的弱いのが寒気で、
3日か4日くらい居座り、さらに温度が低いのが寒波らしいです。

寒気でも寒波でもよいので、とにかく足早に通過をしていただくことを希望します。
この年齢になると、四季ではなくて春と秋だけで十分です。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2016.1.16 ■■■
#435 光学式と電子式

最近のカメラのファインダーには、光学式と電子式があります。
前者のほうは、被写体に当たる光そのものが目に届くせいか、
モニターが発する光よりも、ぬくもりやニュアンスが感じられるのです。
一方で後者にもメリットがあり、ファインダーを小型化できたり、
拡大してピントの確認をしやすくしたり、多くの情報を表示することができます。

実際に撮影をしていると、電子式の恩恵を感じますが、
多くの情報に気が向いて、肝心の被写体を見る時間が少なくなり、
慣れていないせいか、手応えもいまひとつのような気がします。
光学式のほうが、よりシンプルに対峙ができるようです。


 撮影地 : 東京都 荻窪
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■■■ 2016.1.18 ■■■
#436 心なしか

未明の雪が積もり、カメラを手に出かけましたが、
たちまちにしてみぞれに変わり、テンションがやや下がります。
足元はどべどべで、ゆるいかき氷の海を歩いているようです。
実際のかき氷の中はどうなのか、知りませんが。

このような日は、気をつけないと怪我をするので、
落ち着いて落ち着いてと、呪文のように唱えながら歩いていたら、
いつの間にか、手袋をどこかに落としてしまいました。

お地蔵さまも、心なしか寒そうです。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2016.1.20 ■■■
#437 ダイナマイト

およそ20年前、とあるスタジオに毎日のように入り、
ひと月ほどの間、午前1時近くまで仕事をしていたことがあります。
その頃、「ダイナマイト」という曲がリリースされて、
ラジオから、1日のうちに何度も流れていました。

連日遅くまでいたので、ついに倒れてしまい、
スタジオの車で家まで届けていただくという、醜態をさらしました。
しかし、若い頃に苦労をした経験が蓄えとなり、
いま、それなりにやれているような気がします。
「ダイナマイト」を聴くと、その当時のことを思い出すのです。


 撮影地 : 東京都 新宿
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■■■ 2016.1.22 ■■■
#438 プラス補正

オートで撮影をする時に、欠かせないのが露出補正です。
フィルムの頃は±2まであれば、ほとんど足りていました。

デジタルになると、±5まで可能な機種が多いのかもしれません。
実際のところ、マイナスは2まであればまず充分ですが、
プラスは3や4まで補正をする機会も、たびたびあります。

ハイキーの写真は、その昔は飛んでいるといわれて嫌われたりもしましたが、
いまは、完全に市民権を得ています。
その裏では、カメラのデジタル化も貢献をしているようです。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2016.1.24 ■■■
#439 沖縄のコンビニ

強い寒気が、沖縄の近くにまで南下をして、
奄美大島では、115年ぶりに雪が降りました。

真冬でも、沖縄は比較的暖かくて、
12月のコンビニで、冷房が効いていたのには驚きましたが、
さすがに今日は、暖房かもしれません。

もうひとつ、沖縄のコンビニで驚いたことは、
ビニール傘がすべて、鮮やかでカラフルなことです。
撮影をするには透明でないと、被写体に色が被ります。


 撮影地 : 沖縄県 座間味
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■■■ 2016.1.26 ■■■
#440 JPEGで撮る

RAWで撮影をしていないというと、驚かれることがあります。
仕事の写真は、最高の画質が得られて自由度も高いRAWで撮りますが、
このウェブサイトに載せる写真は、すべてJPEGです。

JPEGでも圧縮率が低ければ、必要十分に綺麗ですし、
画像処理も一度かけるくらいであれば、劣化も気になりません。
厳密には、RAWからのほうが画質がよいのは当たり前ですが、
その後の処理や保存など、それなりに手間と時間とストレスがかかります。
そもそも自分の目の解像力も、それほどあるわけではないので、
あまり細かく気にせずに、ゆるゆると楽しみたいと思います。


 撮影地 : 東京都 下北沢
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