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撮影地 : 東京都 新宿
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#417 いつかデジタルで
フィルムを使わなくなり、ほとんどすべてをカラーで写しています。
デジタルカメラであれば、後で変換ができるため、
同時に色ありとなしを撮影しているという考え方も、できなくはないものの、
理屈ではそうだとしても、なかなか気分的にはそのように思えません。
モノクロは、最初からモノクロで撮りたいのです。
モノクロで写したくなるデジタルカメラは、いまのところ見当たりません。
ライカから専用機が出ていますが、お値段が素晴らしいので、
清水の舞台どころか、自分にはスカイツリーから飛び降りる気でもないと買えません。
デジタルでのモノクロも、いつか試みてみたいものです。
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撮影地 : 東京都 渋谷
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#418 とどのつまりは
最近は、スナップ写真の肖像権が話題になります。
誠意を示して写すことが大切などと言われますが、それはカメラマンの立場からの見方で、
どのようであれ、撮られるのは絶対に嫌だという人もいます。
その昔に、コンテストの応募で肖像権に関する質問があり、
とある新聞社が、祭りや駅など公共の場所で撮影をしたものは大丈夫だと答えていました。
祭りはカメラマンが多いので自分が写されるかもしれないという、無意識の認識がありますが、
普通に駅にいるところを撮られるとは、誰も思わないはずです。
マスコミは報道の観点から見ているために、世間とは感覚の差があるのかもしれません。
撮るか撮らないかの最終判断は、とどのつまりは自分自身でするしかないようです。
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撮影地 : 北海道 旭川
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#419 原点の場所
高校を卒業して、初めてのひとり旅をしたのが神戸です。
その時に、自分のカメラを手にしました。
旅と写真の人生は、そこから始まります。
最初に経験をしたことは、不思議と記憶に残るものです。
友人の合格祈願の絵馬をかけた北野天満宮は、タイムスリップをしたかのようにそのままでした。
あたりの様子は、あまり変化をしていないようですが、
日本語ではない言葉が頻繁に聞こえてきたのには、さすがに時代を感じます。
この35年の間で、自分はどのくらい成長をしたのだろうかと、
当時のことを想うと、その場に立ち尽くしてしまうのです。
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撮影地 : 兵庫県 神戸
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#420 写真のよいところ
いつまでも変わらずにできるのが、写真のよいところです。
年齢とともに、どうしても体力は低下をするので、
若い頃の感覚でスポーツをしていると、怪我をする懸念がつきまといますが、
シャッターボタンを押したら人差し指を骨折したという話は、聞いたことがありません。
撮影をしながら歩くことで、健康の維持にも繋がります。
ジョギングなどでは、脚力の衰えにより転倒をするかもしれませんが、
カメラを手に歩いてつまずくことは、あまりないと思います。
しかし、何事も過ぎたるは及ばざるが如しで、
自分のように重い機材を担いで5時間も歩くのは、さすがに愚の骨頂です。
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撮影地 : 東京都 練馬
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