なまらなんくるないさ



■■■ 2015.11.11 ■■■
#401 明るすぎても

晴れても曇りでも、雨でも雪でも、
撮りやすさやの違いはありますが、それぞれに撮影日和です。
太陽が出ている時にだけカメラを持ち歩くという、スナップの達人がいます。
そのほうが、確かに気持ちよく撮れそうですが、
雲というデフューザーに覆われた柔らかな景色や、濡れて黒く沈んだ路面も、
また違う景色が見えて、フォトジェニックかもしれません。
同じところを歩いても、その日の天候で印象が大きく変わります。

晴れると影ができて、被写体のカタチが明確にならない場合があります。
明るすぎてよく見えないことがあるのは、人生も同じかもしれません。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2015.11.13 ■■■
#402 バッテリー

コンセントに差したままで、出かけてしまいました。
メモリーカードならば購入できますが、バッテリーは専用品なので、
どこでも簡単に手に入る、というものではありません。
仮に買うことができても、すぐに使えるわけではないのです。

最近のデジタルカメラは、以前よりはバッテリーの持ちがよいものの、
容量が少ないものもあり、暇さえあればチャージをしないといけないのですが、
カメラから取り出したことを、ぼんくらな頭が忘れてしまうのです。
消耗が早すぎるなどと、機材のせいにしないで、
充電中であることを、きちんと覚えておくべきかもしれません。


 撮影地 : 東京都 芝公園
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■■■ 2015.11.15 ■■■
#403 失礼いたしました

この#403は、実は3年後の2018年に書いています。

といいますのも、似た内容が重複をしていないかと、
過去のものを、ひとつずつ見直していたところ、
ひと月ほど前の#386で、まるで同じことを載せていたのです。
つきましては、こちらを削除させていただくことにしました。

気がつかないものだなあと、愕然としてしまいます。
疲れていたのか、それとも呆け始めているのかもしれません。
若い頃であれば、このような間違いはないはずです。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2015.11.17 ■■■
#404 撮影虚弱体質

1日に撮れるカット数は、体力である程度は決まるように思います。
自分の場合は、フィルムの頃は5本くらいで疲れていました。
ずいぶんと少ない本数で、情けないものです。

マニュアルフォーカスで、時間をかけてピントを合わせることも多くて、
その時に閉じている左目が、なぜか痛くなるのです。
もしかすると、強くつぶり過ぎているのかもしれません。
オートフォーカスとデジタル化により、疲れにくくはなりましたが、
それでも400カットを超えるとよれよれで、500カットでくたくたです。
そもそもが、撮影虚弱体質なのかもしれません。


 撮影地 : 東京都 新宿
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■■■ 2015.11.19 ■■■
#405 カメラがあるから

写真を撮ることは、気になるものをカメラという箱に収める行為かもしれません。
その日の撮影が終わり、開けて見るのも愉しみですが、
入れる瞬間のほうが、よりドキドキします。

どのように写したら、感じたままに閉じ込めておけるのか、
できるだけ早くに、解を導き出さないといけません。
ぼやぼやしていると、シャッターチャンスが逃げてしまいます。

雲間から見えるほんの少しの青空が、窓に映り込んでいました。
ささやかな発見があるのは、カメラが一緒だからかもしれません。


 撮影地 : 東京都 新宿御苑
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■■■ 2015.11.21 ■■■
#406 超広角の世界へ

購入しようかどうかと考えていた超広角ズームを、やはり買いました。
たまに使いたいだけなので、F値が暗くてもちいさな単焦点が欲しいのですが、
なかなか気に入るものがなくて、ズームにしました。

モノクロで撮る時は、21mmのレンズもよく使用していましたが、
カラーでは24mmまであれば、特に困ることはありません。
超広角ズームを手に入れて、自分の写真がどのように変わるのか楽しみです。

望遠よりも広角のほうが、より光を感じる気がするのは、
写る範囲が広がることで、多くの光が入り込むのかもしれません。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2015.11.23 ■■■
#407 デザフェスのカエルさん

ひさしぶりに、デザインフェスタに行きました。
1年ぶりでしたが、以前にも増して盛況な感じです。

きたむら工房さんで、また湯呑み茶碗を買いました。
#234でご紹介をした、カエルの顔が底についたものには、
お茶の中にカエルがいるなんてという声が、家族から寄せられました。

なると屋さんでは、がま口や鞄などを販売しています。
カエルをモチーフにしたものが多く、デフォルメが弾けています。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2015.11.25 ■■■
#408 とB

血液型による性格診断を、それほど信じてはいませんが、
自分がAB型であることは、なんとなくわかります。

撮影をしている時、AとBが会話をしている感じです。
Aが決めたフレーミングや露出などを、Bがチェックをして、
その作業は、密かに行われますが、
ひとりごととして、外に出てしまうことがあります。

旅のスナップは、Aが主導でBが確認、
自然を撮る時は、Bが主導でAが確認という感じかもしれません。


 撮影地 : 東京都 銀座
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■■■ 2015.11.28 ■■■
#409 写真の情報量

古今東西、ブレていても素敵な写真は数多くありますし、
実際には、気にせずにシャッターを切ることもあります。

ブレた写真の情報量は、少なくなりがちです。
自分の写真は、構成要素がシンプルなものが多いので、
鮮明さがないと、ますます見るところがなくなるような気がして、
基本的には、シャープに撮ることを心掛けています。

同じような理由からなのか、マクロの写真は好きではないという人がいます。
ピントの合う幅が狭くて、ポイントがあまりないためかもしれません。


 撮影地 : 東京都 渋谷
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■■■ 2015.11.30 ■■■
#410 若いうちに

北山陽一さんが、脳腫瘍の手術を受けたそうです。
自分の小学生の頃の親友は、同じ病気で亡くなりました。

幸いなことに良性で、術後の経過もよいようです。
グループの場合は、病気などで完全な形で活動ができなくなるリスクが、
ひとりに比べて、単純にメンバーの人数分はあるということになります。

年齢とともに、体調がよくない日が増えた気がします。
やるべきことは、若いうちにしておかないといけませんが、
残念ながら、かなり無駄な時間を過ごしてきたように思うのです。


 撮影地 : 東京都 品川
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