撮影地 : 東京都 赤羽橋
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#349 また単焦点で
撮影で気をつけているのは、メインとなる被写体以外の部分です。
メインボーカルが素晴らしくても、バックコーラスがいまひとつだと、
心地よく聴くことができないのと、同じかもしれません。
背景をぼかすのか出すのか、自分のイメージに合わせて決めますが、
その時に、絞りの選択幅が広い単焦点レンズのほうが、
ズームレンズよりも、ボケの自由度が広がります。
画角の変化を優先して、便利なズームを手にしがちですが、
写真のバリエーションが狭くなる気がするのは、そのせいかもしれません。
かつては単焦点レンズだけで、すべてを写していたのですから。
撮影地 : 東京都 表参道
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#350 ボケというものは
ボケというものは、写真ならではの表現だと思います。
自分の目で認識をすることは、少なくとも自分にはできませんが、
カメラで撮影すると、ボケとして明確に写りますし、
プリントやモニターで、そのものを凝視することができます。
ぼんやりと見えるからこそ、ぼけなので、
ボケを凝視するというのは、不思議なことかもしれません。
ぼけてますねと、写真を見て言われたら褒め言葉ですが、
あなたはぼけています、というのは怒られているか馬鹿にされているかです。
ボケが褒められるのは、写真か漫才くらいかもしれません。
撮影地 : 北海道 祝津
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