■■■ 2024.2.24■■■
#1871 変わりゆく西新宿
小田急百貨店本館の解体は、着々と進んで、
およそ1年前の♯1679と比べると、このような状況です。
かつてよりも、空が広く大きくなりました。

すでに取り壊された右端手前のスバルビルは、建て替えはせずに、
平地のままで、地下駐車場の出入口になるそうです。

その奥にある、明治安田生命ビルの跡地には、
地上23階地下4階のオフィスビルが、来年の秋に完成の予定ですが、
まだ更地で間に合うのだろうかと、いらぬ心配をしてしまいます。



 撮影地 : 東京都 新宿
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■■■ 2024.2.26■■■
#1872 嫌いではありません
3年に一度の、大腸内視鏡を受けました。
楽しみにしているというと変ですが、実は嫌いではありません。
検査の前に下剤を飲み、胃や腸にあるものをすべて出すと、
体の中の悪い毒素までもが、まとめて洗い流される感じで、
生まれた直後みたいな、清々しい気分になれます。

ひとつ問題なのは、2リットルの腸管洗浄剤です。
不味いスポーツドリンクのようで、以前は難儀をしながら飲んだものの、
今回は美味しいとは思わないまでも、問題なくいただけました。
年齢を重ねたことで、味覚が鈍感化しているのかもしれません。



 撮影地 : 埼玉県 御花畑
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■■■ 2024.2.28■■■
#1873 花粉光環
♯1872の光景は、花粉光環と呼ばれるものです。
太陽光が大気中の花粉で曲げられて、虹のように見える現象で、
いまの時期に、特に飛散量が多いと発生をします。

本文とどのような関係があるのかというご指摘は、その通りですが、
大腸の写真が手元にないために、このようなことになりました。

なんとなくその時の思いつきで、文章と画像を合わせたりもするので、
そうですかと、温かい眼でご覧をいただければ幸いです。
本日も関連性がまるでなくて、申し訳ございません。



 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2024.3.1■■■
#1874 都電荒川線〜王子駅
♯1870で撮影をした都電荒川線を、別の場所でも見てみたくなり、
併用軌道の区間が面白いのではないかと思い、王子駅へと向かいます。

晴れた日に電車を写すと、架線や柱の影が邪魔になることが多いので、
無理ならばシャッターを切らない、というくらいの気持ちでいたものの、
光の角度がよくて、カーブが上手く捉えられるアングルがありました。
ガードの上を走るJRの京浜東北線も、なかなかよい感じです。

線路と道路が混在すると、双方ともに気を遣うに違いありません。
交通標識や注意事項が、これでもかとばかりに掲示されています。



 撮影地 : 東京都 王子
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■■■ 2024.3.3■■■
#1875 リアルでシュール
飛鳥山公園を訪れるのは、およそ30年ぶりだと思います。
当時の記憶があまりなくて、ほとんど初めましてという印象です。

滑り台の怪しげな象が、妙にリアルでシュールに見えて、
背景の確認をしながら、アングルをいろいろと変えて写していたら、
かめらだ〜という可愛い声が聞こえて、男の子が近づいてきました。
関わり合うと大変とばかりに、すぐに母親が無言で引き離します。
のどかな昼下がりに、取り憑かれたように遊具を撮影するオッサンは、
象より怪しく見えても、仕方がないのかもしれません。
少しでも危険を感じたら、回避をするのは正しい判断です。



 撮影地 : 東京都 飛鳥山
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■■■ 2024.3.5■■■
#1876 大学いまむかし
自分が在籍をした大学の建物は、一部はそのまま残されていますが、
覆うように新しい校舎が建てられて、昔の面影はほとんどありません。

いまはエスカレーターが設置されていますが、かつては階段だけで、
エアコンもなくて、だらだらと汗を流しながら講義を受けたものの、
現在は全館空調になり、快適なキャンパスライフが過ごせます。

その当時、このように恵まれた環境で勉強をしていたら、
もしかしたら、もう少しまともな人間になれた気もしますが、
問題は学ぶ姿勢なので、たぶんそうはならないのです。



 撮影地 : 東京都 早稲田
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■■■ 2024.3.7■■■
#1877 夕まずめのアルタニア
持ち主が変わると船名も新しくなることは、よくあるようです。
この船の就航は1984年、当時の船籍はイギリスで、
ロイヤル・プリンセスという、ダイアナ妃に命名された名前でした。
その後、2005年から6年間はアルテミスになり、
現在はドイツの会社が所有して、アルタニアと呼ばれています。

日暮れが近くなり、舳先に近いところに少しだけ光が届いて、
船体のほとんどは、すでに影の中です。
手前の岸壁と真ん中のぷかり桟橋、さらに奥の新港ふ頭が、
逆Zを描くようにして、構図を決めてみました。


 撮影地 : 神奈川県 みなとみらい
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■■■ 2024.3.9■■■
#1878 写真とアート
絵画が美術品であることは、誰も異存はないと思いますが、
すべての写真もそうだとするのは、意見が分かれるかもしれません。

作品として撮影されたものと、記録の要素が強いドキュメンタリーでは、
両者の間に明確な境界はなくて、混じり合うゾーンも存在をしますが、
同じ語り口で括るのは、やや無理があるようにも感じます。

その一方で、芸術は具体的な形ではなくて概念だという考え方があり、
そうであれば、人間の営みの一切合切をアートと捉えて、
そこに写真全般が含まれても、不自然ではないのかもしれません。


 撮影地 : 静岡県 来宮
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■■■ 2024.3.11■■■
#1879 適度にバナナ
かかりつけのお医者さんで、健康診断をしていただいたら、
バナナをたくさん食べてはいませんか、と聞かれました。

細長いので口に入れやすく、柔らかくて噛まずに呑み込めるので、
不精者の自分には最適な食材として、日々いただいていますが、
過去にそのような話をしたことがないのに、言い当てられて驚きです。
もしかすると、体から匂いが滲み出ていたのかもしれません。

調べてみると、毎日2本くらいならば健康によいものの、
過ぎたるは及ばざるが如しで、やはり過剰摂取はよくないようです。


 撮影地 : 神奈川県 元町・中華街
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■■■ 2024.3.13■■■
#1880 車窓からシックナー
20世紀の頃は、フィルムの無駄遣いになりそうで、
動いている車窓からの撮影は、なかなかできませんでしたが、
いまはデジタルカメラなので、能天気にばしばしと写せます。

この写真は、わたらせ渓谷鉄道の通洞駅の近くにあり、
シックナーという、プロ野球の外国人選手みたいな名前の設備の跡です。
インターネットで調べても、ほとんど理解ができませんが、
つまりは鉱物と水を分離する装置らしいのは、なんとなくわかりました。
足尾銅山はおよそ半世紀前、1973年の2月に閉山されて、
現在も一部が遺構として残り、往時を偲ぶことができます。


 撮影地 : 栃木県 通洞
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