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撮影地 : 東京都 神宮前
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#185 懐かしのテレカ
携帯電話の充電池が古いせいか、通話が1分くらいしかできなくなりました。
ウルトラマンでも3分は活躍できますし、1分ではカップヌードルも作れません。
ど~もど~もなどと挨拶をしている間に、切れてしまいます。
ようやく公衆電話を探し出しましたが、最近はカードしか使えないものがあるのです。
10円玉を握りしめて、呆然としてしまいました。
気を取り直して、コンビニならばテレカを販売しているはずと向かいます。
店内には見当たらず、店員さんがレジの中から出したものは、
なんの写真も印刷がされていない、殺風景なカードでした。
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撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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#186 まずは洗濯
朝から晴れていると、パブロフの犬のように洗濯をしたくなります。
したくなるというよりも、しないと落ち着かないので、
強迫観念に憑りつかれているというほうが、正しいのかもしれません。
洗濯は苦ではありませんが、我が家のベランダは広くないので、
できる量が限られてしまい、フラストレーションが溜まります。
バンバン洗いビシビシ干したくても、ベランダの能力が追いつかないのです。
このところ天気の変化が急なので、出したままでは出かけられません。
最近の生活は、洗濯を軸にしているような気がします。
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撮影地 : 東京都 練馬
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#187 夏なのに長袖の男
駅前のデジタル温度計は、31度を示していました。
予報ほどにはならずに、意外と低いですが、
信号待ちをしている人は、ほとんどが日陰に避難をしています。
暑さがあまり気にならないので、長袖を着て日向にいましたが、
まわりを見ても、全員が半袖です。
休みの日はTシャツですが、仕事の時は長袖です。
そのほうが、勤労モードという感じがします。
ビキニや水着の海水浴客に混じり、スーツを着て撮影の立ち合いをした時は、
水質検査官みたいだからやめてくれと、スタッフに言われました。
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撮影地 : 東京都 新宿
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#188 午後の喫茶店で
水分補給をしようと、喫茶店に入りました。
ウォークマンから流れるネイティブサンのサウンドに、ついウトウトします。
青函連絡船の甲板でも、よく聴いていたものです。
ネイティブサンもウィシングも、そして青函連絡船も、
いまはもう、消えてしまいました。
ふと気がつくと、隣りのテーブルの人がいません。
携帯電話や小物は、そこに置いたままです。
20分くらいしてから、ようやく席に戻りました。
日本だから、大丈夫なのだと思います。
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撮影地 : 北海道 函館
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#189 幸せな日
のんびりとした夕刻に、ライブを聴きに行きました。
立ち見が出るほどの観客は、ほぼ女性のようです。
少なくとも1階席の男性は、自分ひとりだけでした。
このような状況では、むしろ女装をしたほうが目立たないかもしれません。
帰りがけに、ホテルのラウンジに寄りました。
お酒を飲むのは、ひと月ぶりかもしれません。
ひさしぶりの小樽のスパークリングワインは、最高に美味しく感じます。
これくらい、毎日が楽しければよいのですが。
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撮影地 : 東京都 新宿
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#190 タイトル
自分の写真にタイトルをつけることは、ほとんどありません。
そもそも、考えるのが苦手なのです。
犬が被写体ならば、可愛い犬くらいしか思い浮かびません。
題名をつけるのは、絵画的な発想のようにも思います。
曲名なんていらないけど区別がつかないから、と言うミュージシャンもいました。
いつも感心するのは、鬼海弘雄さんです。
タイトルというよりも、キャプションというほうが正しいのかもしれませんが、
写真のそばにあることで、1+1=2以上のものを感じるのです。
「世間のひと」という鬼海さんの本が、ちくま文庫から出ています。
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撮影地 : 茨城県 大洗
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