なまらなんくるないさ



■■■ 2014.7.2 ■■■
#171 夕焼け空

なんだかんだで、もう7月です。
早くも、今年も半分が過ぎてしまいました。

人生を季節でたとえるならば、たぶん自分は晩夏にいます。
そして、これからが実りの秋のはずです。
しかし、春と夏をキリギリスのように過ごしてきたので、
収穫ができるものは、何もありません。

ひさしぶりに、綺麗な夕焼けが出ました。
子供の頃に、よく見た空です。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2014.7.4 ■■■
#172 道を知らない

ミッドタウンからタクシーに乗り、新宿駅までお願いをしたら、
道がわからないので、教えてくださいと言われました。
六本木で客待ちをしていて、新宿に行けないとなると、
どこならば大丈夫なのか、不思議な気がします。

羽田空港まで急いでいたので、タクシーに乗りましたが、
新潟から出てきたばかりでわかりません、と言われたこともあります。

以前はタクシーの乗務員になるには、地図のテストがあるように聞いた記憶があります。
最近はカーナビがあるので、知識がなくてもよいのかもしれません。


 撮影地 : 東京都 西新宿
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■■■ 2014.7.7 ■■■
#173 王子様になりたい

7月7日は短冊を笹に吊るしますが、どなたが叶えてくださるのか。
織姫と彦星は、ただデートをするために天の川に来たのに、
多くの人たちからあれこれとお願いをされては、とんでもない迷惑かもしれません。

笹の葉さ~らさら・・・♪という、シャンプーのCMソングのような歌がありましたが、
「たなばたさま」という曲名だということを、初めて知りました。
七夕さまという人がどこかにいるようで、その方が願い事を聞いてくださるのかもしれません。

子供のお願いには、メルヘンがあります。
大人になると、健康とか宝くじ当選とか現実的でいけません。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2014.7.10 ■■■
#174 写真を見れば

このところ、記憶力が衰えたせいなのか、
夜中に見た夢は、起きた瞬間に忘却の彼方です。
面白い内容の時は、残念かもしれませんが、
一方で、現実の嫌なことも忘れられるようになりました。

以前に写した場所で、同じように撮影をしても気がつかないことがあります。
そのような写真を見つけると、物覚えの悪さに愕然とするのです。

曖昧な記憶は、写真を見れば蘇らせることができます。
夢の中でもシャッターを切れれば、思い出せるはずです。


 撮影地 : 東京都 有楽町
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■■■ 2014.7.12 ■■■
#175 春秋春秋

7月としては最大級、という台風が来るというので、
物干し竿を紐でぐるぐる巻きにしましたが、たいして雨も風もありませんでした。

朝になると、天気も回復。
そして、体にまとわりつく夏の空気。
暑さには強いのですが、冷房の効いた室内と外の出入りは疲れます。

子供の頃は、春夏秋冬を楽しんでいた気がしますが、
大人になると、なんだかもう面倒です。
1月から12月まで、春秋春秋でよいのかもしれません。


 撮影地 : 東京都 神宮前
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■■■ 2014.7.14 ■■■
#176 ライブの前に天国

ライブに行く前に、銀座をぶらりとします。

まずは、ペットショップでベルツノガエルさんとご対面。
店員さんが、餌をあげるところを見せてくださいました。
日頃は微動だにしないのに、この時だけは俊敏な動きをします。
肉食系動物は、食べることには貪欲です。

草食系の当方もお腹がすいたので、天国でお食事。
てんごくではなくて、てんくにです。
さくさく食べられる、さすが老舗の天麩羅屋さんでした。


 撮影地 : 東京都 銀座
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■■■ 2014.7.16 ■■■
#177 コンポートとはなんですか

とあるホテルで、スイーツを食べました。
メニューを見て、桃のコンポートなるものを注文します。
コンポートというものを知りませんが、美味しそうです。

フォークを入れると、ガチリとぶち当たります。
あれあれ、種がまるごとあるようです。
なんの自慢にもなりませんが、テーブルマナーを知らないので、
よくわからぬままに、ナイフで少しずつ切りながら食べました。

#139では、トマトを同じように写しています。


 撮影地 : 東京都 虎ノ門
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■■■ 2014.7.18 ■■■
#178 ふたりに幸あれ

ストロベリー ディライト フラペチーノなるものが、スターバックスから出ました。
気にしていたのですが、発売初日には買いに行けません。

電車に乗ると、目の前の座席のカップルの女性が、
そのストロベリーなんとかかんとかを、まさに飲んでいるではありませんか。
少し頂戴と、彼氏がストローに口をつけたのですが、
美味しいのか、ごくごく飲んでしまいました。
彼女の睨む目が、マジで恐しいこと。
そして、それに気づいていない彼氏。
このカップルに、幸があることを祈ります。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2014.7.21 ■■■
#179 必要かしらん

スターバックスに行くと、下記のようなお知らせが書いてありました。
「ストロベリー ディライト フラペチーノをご注文のお客さまに、お名前かニックネームをお伺いします」
なんのために、と不思議に思いつつも、
相変わらず馬鹿のひとつ覚えのホワイトモカを飲んだので、名乗ることはしませんでした。

そのうちに、名前を聞かれる理由がわかりました。
○○さま~!、ストロベリー ディライト フラペチーノで~す!
と言いながら、店員さんが渡してくださるのです。
50歳を超えたオッサンには、いらないサービスのように思うのです。
そもそも、オジサンはストロベリー ディライト フラペチーノを頼まないのかもしれませんが。


 撮影地 : 東京都 原宿
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■■■ 2014.7.23 ■■■
#180 極めれば

キリン「のどごし〈生〉」の広告を見て、脱力をしてしまいました。
「うますぎて、旨杉夫!」
採用をするには、勇気のいるコピーだと思います。
旨過夫ではなくて旨杉夫にするという、とぼけたセンスも凄いです。

広告というと、オシャレなイメージがありますが、
そのようなことには、たぶんですがまるで目もくれずに、
チカラワザというか、どストレートというか・・・。
ベタも極めれば、印象に残ります。
記憶をされるということは、広告として成功だと思います。


 撮影地 : 東京都 恵比寿
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