なまらなんくるないさ



■■■ 2014.6.10 ■■■
#161 想定外の出来事

スーパーでソフトクリームを買おうとして、冷凍庫の前に行くと、
数人のお客さんが、右往左往していました。
どうしたのだろうかと思いながら、お目当ての製品を買おうとすると、
あらどうしたことか、置いてないのです。

想定外の出来事に、あたふたしてしまいます。
違う棚に置かれているわけでもなくて、どこにもありません。
皆さん、同じように探していたのです。
いままでの場所には、別のものが置かれています。
まさか、もう入荷をしないとか。


 撮影地 : 埼玉県 川越
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■■■ 2014.6.12 ■■■
#162 ゲホゲホの夜

咳が止まらないので、お医者さんに薬を出していただきました。
普段飲んでいるものと合わせて、8種類も飲むことになります。
これほど多くを同時に飲んだら、問題が出ないほうが不思議かもしれません。
副作用の欄を見ると、倦怠感や眠気と書かれてありますが、
生まれつきそうなので、副作用かどうかはわかりません。

手が震えたら服用を中止してください、と言われた薬があります。
咳が出るのと手が震えるのと、二者択一ということなのか、
若干の心配はしつつも飲んで寝ましたが、夜中も相変わらずゲホゲホです。
手は震えませんでしたが、咳も止まりません。


 撮影地 : 石川県 金沢
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■■■ 2014.6.14 ■■■
#163 遠くにある月

初めて高砂淳二さんの写真展を拝見したのは、20年も前です。
自分と同じ年齢の人とは思えず、圧倒されるばかりでした。

その高砂さんが夜空をモチーフに、「ASTRA」という写真展を開催しました。
美しさと静謐さに、また圧倒されました。

今日は満月です、とメールが届きました。
ベランダで空を見上げると、まんまるなお月さまです。
高砂さんには遥か遠く及びませんが、写してみます。
月の前を通り過ぎる雲は、見飽きることがありません。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2014.6.17 ■■■
#164 行かねばなるまい

稲荷寿司を食べたら前歯が変になり、触るとぐらぐらします。
詰め物が取れて、安定しなくなりました。
日記で調べたら、歯を治しに行くのは20年ぶり。
なんの恨みもないのですが、歯医者さんは嫌いです。

咽頭結膜熱が完治したら次は歯だなんて、本当に凹みますが、
荒木経惟さんは右目を失明しても、精力的に活動をされています。
このくらいのことで、ばたばたしてはいけません。

でも、やはり歯医者さんは苦手です。


 撮影地 : 東京都 神宮前
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■■■ 2014.6.19 ■■■
#165 人生で2度目の自由が丘

10年ぶりくらいで、人生で2度目となる自由が丘へと向かいます。
かなり変化をしているのかと思いましたが、意外と以前のままでした。
それにしても驚いたのは、自分の記憶力です。
断片的ながら、かなり覚えていました。
写真を撮りながら歩いた場所は、脳裏に残るのかもしれません。

自由が丘というと、ハイソでセレブなイメージです。
ママ達の御用達なのか、子供用品を扱う店が多い感じがします。
高級チョコレートの専門店もありますが、お客さんの姿はありませんでした。
自由が丘でも、高いチョコばかりを食べているわけではないのかもしれません。


 撮影地 : 東京都 自由が丘
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■■■ 2014.6.20 ■■■
#166 左眼ノ恋

荒木経惟さんの写真展、「左眼ノ恋」を拝見しました。
エルスケンさんの写真集、「セーヌ左岸の恋」のもじりです。

写真家の目は、大切な商売道具といえます。
その右目が見えなくても落胆せずに、すぐにこのような展開ができるのは、
バイタリティと反射神経の鋭さ、そしてウィットです。

写真展の会場を出ると、雷鳴が轟いています。
ほんの少し前までは青空でしたが、黒い雲がどんどんと近づいているので、
撮りながら、地下鉄の駅へと急ぎました。


 撮影地 : 東京都 清澄白河
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■■■ 2014.6.24 ■■■
#167 仔猫の目

今年に生まれたのか、見かけない仔猫がいました。
天気の悪い日が続き、公園を訪れる人が少ないくて、
食べ物にありつけずに、かなりお腹をすかしている様子です。
何かをくれるのではないかと、必死について来ます。
しかし、あげるものを持ち合わせていません。
しばらくすると駄目だと理解をしたようで、座り込んでしまいました。

カメラの位置を低くして、猫の顔を見つめると、
その目には、野良らしい力強さがありました。
たぶん、元気に育つと思います。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2014.6.26 ■■■
#168 鼻にプーン

少し前のことになりますが、とある写真展へ。
会場に足を踏み入れた途端、鼻にプーンときました。
デジタルではなくて、フィルムから焼き付けた臭いです。

会場一面に貼られた巨大なプリントは・・・、汚い。
いや、これは褒め言葉です。
耳なし芳一のように、柱に文字が隙間なく書かれていて、
読みたければどうぞ、という感じがします。
これはもう、インスタレーションといえるのかもしれません。
さすがです、金村修さん。


 撮影地 : 東京都 新宿
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■■■ 2014.6.28 ■■■
#169 バッグを買いに

仕事で使用しているバッグがぼろぼろなので、買いに行きました。
売り場に着いて見回すと、欲しいものばかりで困ります。
以前に目をつけておいたものは、若干大きすぎるかもしれません。
大きなバッグを使うほどのことをしていないので、ややちいさいものを探してみますが、
それでも、まだ大きすぎる気がします。
さらにちいさいのを見つけて、まあこのくらいでよいかなと決めました。
どれだけ仕事をしていないのか、情けないことです。

蓋がフラップタイプの白いバッグが、目につきました。
女性用なのですが、そのようなことは気にせずに買いましたわ。


 撮影地 : 東京都 銀座
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■■■ 2014.6.30 ■■■
#170 髭ボーボー

ひさしぶりに、横浜まで行くことにします。
薄暮の頃に撮るので、朝はのんびりと準備をしても大丈夫です。
時間があるので、皿洗いまでしました。

バスに乗り、ふと顎に手を当てて驚いていまいます。
なんと、髭ボーボーの状態なのです。
時間があるのではなくて、洗顔をし忘れていました。
皿を洗う暇があるのならば、自分の顔をなんとかしないといけないのです。
横浜を歩くので、小綺麗な服を選んで着たつもりでしたが、
寝起きのままの顔では、どうしようもありません。


 撮影地 : 神奈川県 馬車道
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