なまらなんくるないさ



■■■ 2023.1.8 ■■■
#1671 ゆりかもめの最前席で

ゆりかもめの豊洲駅のホームには、誰もいません。
この日は市場が休みなので、人がいないようです。

車内はがらがらで、初めて最前席に座ります。
まるで自分が運転士みたいで、子供のようにわくわくした気分になり、
左右に流れる景色は、見飽きることがなくて、
途中で降りるつもりが、終点まで乗車をしてしまいました。

鉄道でない新交通なので、ゴムタイヤでゆるりゆるりと走ります。
新幹線に追い抜かれる瞬間を、タイミングよく写せました。


撮影地 : 東京都 汐留
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■■■ 2023.1.10 ■■■
#1672 転ばぬ先の

今年になり、両膝にサポーターをしながら散歩をしています。
現時点で状態が悪いわけではありませんが、転ばぬ先の杖です。

比較的元気な40代の頃に、自分の体力を過信して、
重たい機材を肩に長い階段を駆け上がり、膝を痛めてしまい、
それから数ヶ月は、まともに歩けませんでした。

病院には行かずに、自然治癒力と気合いで治したものの、
いまでも急な登りでは、突然ぴりりとすることがあり、
爆弾を抱えているようなものなので、気をつけないといけません。


撮影地 : 神奈川県 日本大通り
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■■■ 2023.1.13 ■■■
#1673 なんと2900円

モノクロフィルムの代名詞、トライXの価格が改定されました。
36枚撮りのフィルム1本が、なんと2900円です。
自分が使用していた頃に比べると、たぶん8倍くらいで、
現像代まで含めると、ワンカットあたり100円以上になります。

こうなると、おいそれとはシャッターを切れません。
撮影のリズムを取るための捨てカットは、とてもできなくて、
すべてのひと押しが、まさに真剣勝負です。
小心者の自分が写したら、指が震えてしまい、
たぶん、手ぶれ写真のオンパレードになります。


撮影地 : 北海道 美留和
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■■■ 2023.1.15 ■■■
#1674 リニューアルをします

ウェブサイトを始めて、この春で10年を迎えます。
よく続いているものだと、我ながら感心せざるを得ません。

これを機に見直しをして、デザインも新しくなります。
ほんの少しですが、スマートフォンでも見やすくなるはずです。
北海道独歩抄とモノトーン モノローグは、印刷物のために書き始めたので、
ネットには文章が長すぎるという指摘があり、終了することに決めました。

準備ができたところから、順次リニューアルを実施します。
もうしばらくしたら、トップ画面のイメージが変わる予定です。


撮影地 : 東京都 高輪ゲートウェイ
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■■■ 2023.1.17 ■■■
#1675 あれから3年

日本で最初のコロナウイルスの陽性者が確認されたのは、2020年の1月16日です。
いまの状況が始まり、まるまる3年になりました。

相変わらず感染者は多いものの、かつてのようにトップニュースで伝えられることはありません。
最初の頃は誰もどうすればよいのかわからず、混乱と不安だらけでしたが、
対処をする方法の理解が、広く世の中に認知されてきて、
共存をしながら暮らす道を、ほとんどの人が見つけたように思います。

亡くなられるのは、還暦を過ぎた高齢者の方々が多いのですが、
若者でも熱や咳がかなり出るらしいので、まだ気を抜かないようにしないといけません。


撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2023.1.19 ■■■
#1676 モノレールサミット

今週末の土曜日と日曜日に、第1回モノレールサミットが開催されます。
場所は湘南江ノ島駅で、この写真の右側の建物です。
中井精也さんの講演や、鉄道好きのタレントさんたちによるトークショー、
その他にもグッズの販売などがあり、なかなか楽しそうですが、
もともとイベントのためのスペースがある駅ではないので、混雑をするかもしれません。

湘南モノレールに初めて乗車をしたのは、18歳の時です。
高校生にもなりなぜかの遠足でしたが、どこに出かけたのかの記憶がありません。
懸垂式というぶら下がるタイプのためか、やや揺れが大きく感じるものの、
それもまた一興で、空を飛んでいる気分になれます。


撮影地 : 神奈川県 湘南江の島
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■■■ 2023.1.21 ■■■
#1677 お行儀がよい鳥

海岸でぼんやりとしていたら、イソヒヨドリがいました。
お腹がオレンジで上半身がブルーという、美しい鳥です。

ヒヨドリという名前ですが、完全なる別種で親戚でもありません。
生態もかなり違い、群れずに単独で行動をしていて、
海ばかりではなく、街中でもたまに見かけます。

いつも賑やかな場所に棲んでいるためか、人間を恐れないどころか、
何か食べるものをくださいという感じで、すぐ近くにまで来てくれます。
背筋をピンと伸ばした姿は、なかなか可愛いです。


撮影地 : 神奈川県 片瀬江ノ島
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■■■ 2023.1.23 ■■■
#1678 コマーシャルの橋

旧国鉄の面影を最も残しているのは、この小湊鐵道かもしれません。
車両の色もそうですが、車内で流れるチャイムも当時のままです。

第一養老川橋梁は、最近では養命酒のコマーシャルに出ています。
自分が撮影をした時は、下から見上げるように写そうと考えたものの、
ガーダーの大小の感じが出なくて、結局は大喜多街道から撮りました。
ごく普通のアングルですが、ここからの眺めが一番かもしれません。

2両で来るのではないかと待ち構えていたら、嬉しいことに単行でした。
川を渡る光景は、まるでNゲージの模型のようです。


撮影地 : 千葉県 光風台
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■■■ 2023.1.26 ■■■
#1679 消える小田急百貨店本館

渋谷駅のリニューアルは、すでに中盤を過ぎていますが、
追いかけるように、新宿駅でも大規模な再開発が始まりました。

左に見える小田急百貨店本館も、昨年の秋で営業終了となり、
2029年には、48階のビルに生まれ変わります。
あと6年というと、かなり先のようですが、
4倍の高さのものに建て替えることを考えれば、早いのかもしれません。

物心がついた頃から見ていた景色が、またひとつなくなると、
やはり世代は交代をするのだなあと、微妙な気持ちになるのです。


撮影地 : 東京都 新宿西口
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■■■ 2023.1.28 ■■■
#1680 カメラの修理に7週間

カメラを修理に出したら、完了までに5週間はかかり、
いつになるのかは確約ができない、と言われました。
以前は2週間くらいで、戻り日もきちんと決められていたはずです。

それでも仕方がないので預けてから、半月ほどしたところで、
くたびれたシャッターも交換をしてはどうかと、ご提案がありました。
折角なのでお願いをすると、なんとそこからまた5週間だそうで、
つまりは、行列の最後尾に並び直すことになります。
コストカットで、リペアの人員が削減されているのかもしれませんが、
ほぼ2ヶ月もかかるのは、あまりにも長いです。


撮影地 : 石川県 内灘
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