なまらなんくるないさ



■■■ 2022.11.23 ■■■
#1651 観光写真

彦根を訪れた翌日に、近江八幡まで足を延ばしてみます。
水辺が見たくて、お堀まで歩いたのですが、
よく調べずに出かけたところ、意外に距離がありました。

紅葉が綺麗な季節ということで、平日でも混んでいます。
駅から来たのは自分くらいで、ほとんどの人は自家用車か観光バスです。

豊臣秀次により作られた八幡堀は、かつては琵琶湖との物流に使われて、
いまは、遊覧の屋形船が往来をしています。
夕方の光の中で、旅行のパンフレットで見るような写真が撮れました。


撮影地 : 滋賀県 近江八幡
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■■■ 2022.11.25 ■■■
#1652 変化を愉しむ

川越は我が家から近いので、ひさしぶりに出かけてみました。
同じ街に足を運ぶと、時の移り変わりを感じます。

駅から観光の中心地へと向かう道は、独特の雰囲気を醸し出していたのものの、
別人のように整備されて、かつての面影はほとんどありません。
道沿いにある熊野神社は、静かな場所でしたが、
八咫烏のオブジェやお守りを前面に押し出して、いまでは名所のひとつです。

変化をすることで消えるものがあるのは、寂しい気もしますが、
新しい発見や出会いがあり、それも旅の愉しみです。


撮影地 : 埼玉県 本川越
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■■■ 2022.11.27 ■■■
#1653 まるまる4年間

かつては、バックアップのカメラを用意していたので、
メインの機種で不具合が生じても、さほど問題はありませんでした。

システムをミラーレスに変えた時に、もうそこまでしなくてもよいかなと思い、
壊れたらその時に考えることにしたら、ついにその日が来たようです。
いま常用しているZ6を手に入れたのは、2018年11月23日で、
まるまる4年間もフルに働いてくれたので、仕方がありません。

かつての相棒の一眼レフを、再び持ち出せなくはないものの、
現在使用中のZマウントのレンズが優秀なために、元には戻りづらいのです。


撮影地 : 千葉県 銚子
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■■■ 2022.11.29 ■■■
#1654 わくわくしませんが

Z6が壊れた翌日に、ヨドバシカメラさんに向かいました。
かつては仕事の関係もあり、頻繁にカメラ売り場に足を運んでいたものの、
最近は用事がなくて、なんと今年はこれが初めてです。
休日の繁華街はかなりの混雑で、買い物だけしてそそくさと帰ります。

そろそろ発表されるはずの新製品を、できれば待ちたいところですが、
修理に出すと半月はかかりそうで、それまで手ぶらではいられません。
いま選ぶとなると、マイナーチェンジモデルのZ6Ⅱの一択となり、
あまり新鮮味がなくて、わくわくはしないものの、
操作性がそのままなので、同じ感覚で撮影ができます。


撮影地 : 東京都 銀座
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■■■ 2022.12.1 ■■■
#1655 万葉線庄川橋梁

万葉線は、高岡駅から越ノ潟駅を結ぶ13キロの短い路線です。
およそ90年前に富山地方鉄道と越中鉄道により作られて、その後に加越能鉄道に譲渡され、
現在は万葉線株式会社と経営母体を変えながら、存続の危機を乗り越えてきました。
街中で車と並行する併用軌道と、鉄道のみの専用軌道の部分があり、
懐かしい路面電車と最新のトラムが、同時に楽しめます。

庄川を渡る部分は21連の長いガーター橋で、奥に見えるトラスは自動車道です。
かつて台風で流されたものの、丸1年かけて復旧をしました。
走り去るのは、昭和42年から活躍をしている車両で、
澄んだ秋の空に、ピンク色がよく映えています。


撮影地 : 富山県 六渡寺
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■■■ 2022.12.3 ■■■
#1656 逆から眺める

#1655の撮影をしたら、反対側からも眺めてみたくなり、
踏切を渡り、ついでに河川敷まで下りてみます。

万葉線株式会社の時代に走り始めた、2車体連接の新型車両は、
アイトラムという、公募で決められた愛称で呼ばれています。
北陸地方の穏やかな季節風を、その昔は鮎の風と呼んでいたものが、
現在はあいの風に変化をして、そこから名付けられました。

光の向きが逆になると、 また違う雰囲気になります。
ガーダーが川面の上に出るように、低いアングルから写しました。


撮影地 : 富山県 六渡寺
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■■■ 2022.12.6 ■■■
#1657 再び世界へ

横浜マリンタワーが改装されたので、出かけてみました。
展望台は、以前とそれほど変わりがないようです。
最上階の30階では、夜間に窓に映像が投影されるようになり、
ガラスの表面に加工をしてあるのか、透明度が低い感じがするので、
写真を撮るならば、ひとつ下の階のほうが向いている気がします。

コロナ禍で中止されていた国際クルーズが、ようやく再開されることになりました。
にっぽん丸も、この数年は国内だけで運航をしていたものの、
以前のように、また海外に出られそうです。
しばらく来ていない外国船も、来年早々には姿が見られるかもしれません。


撮影地 : 神奈川県 元町・中華街
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■■■ 2022.12.9 ■■■
#1658 神社のゆるキャラ

石浦神社は、金沢で最も歴史のある神社で、
いまから1300年以上も前の、古墳時代に創建されたそうです。

何事も丸く決まりますように、というご神徳が名前の由来の、
きまちゃんという、烏帽子姿の犬のキャラクターがいます。
お守りなどのグッズがあり、ゆるキャラグランプリにも参加をしているものの、
ホームページには、詳しい説明が見当たりませんでした。

境内のあちらこちらにいて、ほのぼのとした雰囲気を醸し出す一方で、
なんとなく、シュールな感じもします。


撮影地 : 石川県 金沢
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■■■ 2022.12.13 ■■■
#1659 都心の秋

静岡県に出かけた帰りに、こだまに乗りました。
普通車は満席で、指定券が取れません。
車内だけではなくて、東京駅の構内も混んでいて、
しばらく前の閑散とした景色が、まるで幻のようです。

それほど寒くはないので、有楽町駅まで歩いてみます。
我が家の近くのケヤキは、もうほとんど葉がありませんが、
コンクリートが多い都心は、やや気温が高いのか、
まだふさふさしていて、ひと月ほど季節が遅い感じです。
東京国際フォーラムのライトを浴びて、輝いていました。


撮影地 : 東京都 有楽町
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■■■ 2022.12.16 ■■■
#1660 製紙工場の町

吉原駅の周辺は工業地帯で、特に製紙工場が数多くあります。
県内で2番目に取り扱い量が多い田子の浦港も、すぐ目の前です。

ちいさく見えているのは、岳南江尾駅との間を結ぶ岳南電車で、
およそ9キロという、短い路線です。
意識的に合わせたのか偶然か、車体が煙突と同じカラーリングをしています。

現在は、旅客輸送のためだけの鉄道ですが、
かつては、貨物の比率のほうが高い時期もあり、
その名残りとしての引き込み線が、あちらこちらに残されていました。


撮影地 : 静岡県 吉原
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