なまらなんくるないさ



■■■ 2022.9.22 ■■■
#1621 新旧クロス

かつて浅草橋に親戚がいて、たまに遊びに行きました。
子供の頃の覚える力は、恐ろしいもので、
朧気で部分的ですが、あたりの様子は脳裏にあります。
この記憶力が継続をしていれば、ノーベル賞を貰えたのかもしれませんが、
ぼやぼやしている間に、我が脳味噌は一気に腐化をしたようです。

総武線が渡る隅田川橋梁は、90年前の昭和7年に完成をしました。
その下を通るのは、つい3年前に就航をしたばかりで、
漫画家の松本零士さんのデザインによる、エメラルダスというクルーズ船です。
ここでは、新旧がクロスをする光景が見られます。


撮影地 : 東京都 浅草橋
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■■■ 2022.9.24 ■■■
#1622 暑さ寒さも

秋の彼岸は、9月20日から26日です。
暑さ寒さもと、その昔から伝えられている通りに、
急に過ごしやすくなり、むしろ体調管理が難しい気がします。
もう、冷房はいらなくなりましたが、
早くもそろそろ、暖房を入れるタイミングを考えないといけません。

3時間ほどかけて、山梨まで墓参りに行きます。
曇り空ということもあり、東京よりもさらに気温が低く感じられて、
長袖のシャツを着ていても、なんとなく肌寒いです。
ひさしぶりに、温かい缶コーヒーを飲みました。


撮影地 : 山梨県 富士山
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■■■ 2022.9.26 ■■■
#1623 りんご王国

りんごの歴史は意外に浅くて、およそ150年前に海外から日本に来ました。
全国の生産量のうち、青森県が6割を占めていて、
そのうちの半分が、ふじという品種です。
開発をした農林省の園芸試験場が、藤崎町にあることと、
近くの岩木山が津軽富士と呼ばれているのが、名前の由来とされています。

川部から五所川原にかけての五能線の駅前には、倉庫がいくつもあります。
かつては、目の前にまでレールが敷かれて、
そこから貨車に積み込んで、各地に出荷をしたのかもしれませんが、
いまはもう、トラックによる輸送が主流のようです。


撮影地 : 青森県 陸奥鶴田
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■■■ 2022.9.28 ■■■
#1624 やはりまだ

数日前に、もう今年は冷房はいらないと書いたのに、
舌の根も乾かぬうちに、訂正をさせていただきます。
真夏のような、とんでもない酷暑ではありませんが、
そこそこ気温が高くて、午前中からエアコンが大活躍です。

若い頃は、日射病も冷房病もなんのそので、
どれほど暑かろうが、すたすたと歩いたものですが、
さすがにいまは、そうはいかなくなりました。
ペットボトルの麦茶を片手に、日陰を探しながら移動をします。
自分の人生と、なんとなく似ているのかもしれません。


撮影地 : 千葉県 成田
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■■■ 2022.9.30 ■■■
#1625 賑わう観光地

平日にも関わらず、小樽はかなりの賑わいでした。
もう少し人がいない状況を想定していたので、やや意外な感じです。
国内的には、コロナ禍の前に近い状態だと思います。

これから10月に入ると、海外からの個人旅行も解禁になるので、
観光業に従事をする方々は、かなり嬉しいはずです。

一方で、散策や買い物をするのには、
あまりに混雑をしていると、気分的に疲れてしまうことがあります。
丁度よいバランスは、なかなか難しいのかもしれません。


撮影地 : 北海道 小樽
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■■■ 2022.10.2 ■■■
#1626 数を写せば

銀塩の頃は、フィルムが36枚撮りなので、
フレーミングを決めたり、シャッターを切るタイミングなど、
ワンカットずつ、慎重に被写体と対峙をしていたのですが、
いまのデジタルでは、ほとんど無尽蔵という感じで、
かなり気楽に、どんどん撮れるようになりました。
数を写せば、それだけヒットもします。

自分の撮影スタイルも、徐々に変化をして、
咄嗟の瞬間でも、自然にカメラを構えられるようになり、
ほんの少しですが、写真に拡がりが出た気がします。


撮影地 : 神奈川県 みなとみらい
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■■■ 2022.10.4 ■■■
#1627 秘かな名所

富士急行線の周辺には、数多くの観光地があります。
終点の河口湖は勿論のこと、ド・ドンパで有名な富士急ハイランドや、
泣く子も黙る富士山も、すぐ目の前です。

それ以外にも、広くは知られていませんが、
東桂に太郎次郎滝、禾生(かせい)には駒橋発電所落合水路橋、
#1263でご紹介をした田原の滝など、秘かな名所が目白押しです。

最近は年に数回、この路線を利用しているので、
少しずつですが、ご紹介をできればと思います。


撮影地 : 山梨県 東桂
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■■■ 2022.10.6 ■■■
#1628 昭和の街

ひさしぶりに、本川越駅から歩いてみました。
昭和の街を標榜するだけあり、レトロな雰囲気で統一がされていて、
スターバックスや郵便局も、外観からはそれとはわかりません。
古い建物は、リノベーションされたものもありますが、
かなりの数が消えているようで、それはそれで寂しい気がします。

平日なのに人出が多くて、もうコロナウイルスの影響は感じられません。
海外からの観光客が加われば、さらに賑わいが増しそうです。
混雑を避けるように、少し外れた場所にまで足を延ばすと、
そこにはまだ、昔ながらの光景が残されていました。


撮影地 : 埼玉県 本川越
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■■■ 2022.10.8 ■■■
#1629 ばらばらなようでも

このウェブサイトに載せている写真は、ばらばらで脈絡がありません。
テーマもなければモチーフも限定をしないので、雑多な印象を受けます。
共通をするのは、撮りたい瞬間にシャッターを切るという、
ごく当たり前の、その一点だけかもしれません。

ファインダーを通して見える、さまざまな要素が役割を演じて、
人物がメインの場合もあれば、看板や建物が中心になることもあります。
撮影をした各々の画像の間に、関係性がないようでも、
これだけの数を写し続けていると、全体として一定の傾向が感じられて、
それが自分らしさといえば、そうなのかもしれません。


撮影地 : 神奈川県 七里ヶ浜
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■■■ 2022.10.11 ■■■
#1630 それならばそれで

自分は鈍いのか、霊感がなくて、
これまでの人生で、まだ幽霊にお会いしていませんし、
心霊写真も、撮影をしたことがないのです。

父と母が亡くなり、多少の変化が起きるかと思いましたが、
驚くほど何もなくて、淡々と日々が過ぎています。
生前に聞きそびれたり、言い忘れたことがあるので、
お饅頭やお酒をお供えをしているものの、いまのところ無反応です。
もしかすると、彼岸の世界が忙しいのかもしれません。
それならばそれで、よいのですが。


撮影地 : 東京都 目黒
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