なまらなんくるないさ



■■■ 2022.9.1 ■■■
#1611 和のあかり×百段階段 2022

また、和のあかり×百段階段に伺いました。
日本古来の美意識を、光と影で表現をしている展覧会で、
いつも、この時期に開催されています。

今年は個人の出展者が減り、企業の参加が増えたようで、
全体の規模が、やや縮小をしているのは残念ですが、
それでも、ひとつひとつは見応えがあります。

撮影に没頭をすると、あたりへの注意がおろそかになりがちなので、
邪魔にならないように気をつけながら、シャッターを切りました。


撮影地 : 東京都 目黒
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■■■ 2022.9.3 ■■■
#1612 津軽鉄道の旅 1

五所川原駅の近くに、腕木式信号機があります。
いまも現役なのは、全国で津軽鉄道だけになりました。
飛び出している部分を上下させて、赤と青を切り替えるのですが、
ワイヤーによる遠隔操作で、人が動かさないといけません。

単線なので、上りと下りの列車が同じ線路を使うものの、
通行手形がある方だけが通れるために、正面衝突の心配はなくて、
走るのも1時間に1本くらいで、後続が追突をする懸念もありません。
この信号が廃止になり、運行に大きな支障がないとしても、
そのレトロな存在感は、旅心を誘います。


撮影地 : 青森県 五所川原
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■■■ 2022.9.5 ■■■
#1613 津軽鉄道の旅 2

最初に訪れた時、金木町は単独の地方公共団体でしたが、
17年前に合併をして、いまは五所川原市の一部です。
超有名な文豪の生誕の地で、斜陽館という記念施設があります。

この地を旅するのは3度目で、記憶を辿りながら歩きますが、
最後に来てから年月が経過をしているために、ぼんやりとしか覚えていません。

雰囲気のよい曲がり角で撮ろうとすると、工事中のようです。
これはこれで、一期一会の光景なので、
ショベルカーとトラックも含めて、あるがままに写しました。


撮影地 : 青森県 金木
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■■■ 2022.9.7 ■■■
#1614 津軽鉄道の旅 3

芦野公園は、桜の名所として知られていて、
線路の両側にある並木が満開になり、花のトンネルを列車が通り抜けるさまは、
鉄道に興味がなくても、一見の価値があります。

中心部分にあり、ボート遊びができる芦野湖は、
もともとは灌漑のために作られたもので、正式には溜池です。

あたりを歩いてみましたが、あまりに静かで拍子抜けをしてしまいました。
観光にはよい季節なのに、スワンボートは陸にいるようです。
コロナウイルスで、まだ人出が戻らないのかもしれません。


撮影地 : 青森県 芦野公園
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■■■ 2022.9.9 ■■■
#1615 津軽鉄道の旅 4

津軽中里駅が、津軽鉄道の終点になります。
来るたびに新鮮な感じがする、不思議な場所です。

学生の頃に訪れた時は、製材所が多い印象がありましたが、
今回は歩いても、まるで見かけないのです。
駅前が整備をされると、町全体の雰囲気が変わるのかもしれません。

この一角だけは昔からそのままで、記憶にある通りです。
光の入り方が綺麗で、思わずシャッターを切りました。
以前にも、同じように写していると思います。


撮影地 : 青森県 津軽中里
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■■■ 2022.9.12 ■■■
#1616 夏が恋しくて

30℃を超える日が続いた8月が、ようやく終わりになり、
9月に入ると、かなり過ごしやすくなりました。

自分は調子がよくて、勝手な人間なので、
暑い陽気が続くと、早く涼しくならないかなと思い、
秋になれば、夏が恋しく感じられるのです。

Tシャツで出かけると、肩が軽くてよいものの、
長袖を着れば、日焼け対策や虫除けになるので、
屋外で撮影をする身としては、そのほうが安心できます。


撮影地 : 神奈川県 七里ヶ浜
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■■■ 2022.9.14 ■■■
#1617 炭山川橋梁

空知の炭鉱に室蘭の鉄鋼、そして小樽の港湾、
さらにそれらを結ぶ鉄道を、産業革命の景観として守る活動が、
炭鉄港という名称で、2019年に日本遺産に認定されました。

そのうちのひとつが、1989年に廃止された三井芦別鉄道の炭山川橋梁です。
実際に活躍をしたディーゼル機関車と石炭車を、橋の上に静態保存をすることで、
往時の雰囲気を醸し出しているのは、粋な演出だと思います。

手前の木々と奥の山には陽が射して、中央の主役は影になるように、
太陽の前を雲が通る瞬間を待ち、シャッターを切りました。


撮影地 : 北海道 芦別
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■■■ 2022.9.16 ■■■
#1618 静かな昼下がり

小樽からニセコのさらに先に行くと、蘭越に着きます。
特産品のらんこし米は、ふるさと納税の返礼品です。

駅前の景色を、跨線橋から俯瞰をします。
人がいない昼下がりは、まるで時が静止をしたかのようです。
しばらくすると、ようやく自転車が通り過ぎて、
その後は、再び長い静寂が訪れました。

島下食堂の上には、御待合所と書かれています。
多くの列車を待つ人が、かつてはいたに違いありません。


撮影地 : 北海道 蘭越
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■■■ 2022.9.18 ■■■
#1619 備えあれば

大型で猛烈な台風が、日本に近づいてます。
中心気圧が910ヘクトパスカルというのは、記憶にありません。
観測史上でも、最も強いクラスのようです。

我が家のところは、直撃は避けられそうですが、
用心のために、数日分の食料を購入して、
ベランダの物干し竿も、取り込んでおきました。

たいしたこともなく通り過ぎる時も、多々あるものの、
とりあえずは、備えあれば憂いなしです。


撮影地 : 千葉県 館山
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■■■ 2022.9.20 ■■■
#1620 消える東急百貨店

東急東横店の入口で、待ち合わせをしましたが、
すでに解体工事が始まり、板で囲われています。
再開発により、もう営業はしていないことを聞いてはいたものの、
これほど早くに取り壊されるとは、やや驚きです。

渋谷の変化は早すぎて、ついていくのが大変なため、
しばらくご無沙汰をしていたところ、完全に浦島状態になりました。
駅の周辺は、初めてのビルばかりなので、
そろそろ敬遠をしないで、少し歩いてみないといけません。
東急本店も、来年の1月で最後になるそうです。


撮影地 : 東京都 渋谷
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