なまらなんくるないさ



■■■ 2022.6.30 ■■■
#1581 後ろ向きに歩くのも

ひさしぶりに、タワーレコードに行きました。
かつての4フロアを占めていた売り場は、2フロアに半減をしています。
音楽は配信で手に入る時代ですし、CDもネットで買えるために、
リアルな店舗の需要は、急速に縮小をしつつあるのかもしれませんが、
店内をぶらぶらしながら購入をする愉しみも、捨てがたいものです。

ユーミンのベスト盤とお金を交換して、家に帰りました。
若い頃に聴いていた、ほとんどが懐かしい曲ばかりです。
この年齢になると、前に進むだけではなくて、
来た道を確認しながら後ろ向きに歩くのも、悪くはない気がします。


撮影地 : 神奈川県 逗子
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■■■ 2022.7.2 ■■■
#1582 暑さが続く

最近になり、いくつか旅の計画を立てたのに、
だらだらと汗を流しながら歩く姿を想像すると、二の足を踏んでしまい、
しばらくは、時刻表を眺めるだけの生活になるのかもしれません。
涼しいところで、のほほんと過ごしたいものです。

我が家のエアコンは、自動清掃機能付きで、
かなりの綺麗好きなのか、1日のうちに3回くらいはクリーニングタイムがあり、
その時には、そこそこ長いこと停止をするために、
部屋の温度が、ぐんぐん上昇をしてしまいます。
どす黒い空気でも構わないので、冷たい風を出し続けて欲しいものです。


撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2022.7.4 ■■■
#1583 RED BEAR

車輪の音が、線路伝いに聞こえます。
乗る予定の時刻にはまだ早いので、たぶん貨物列車です。

よい雰囲気の構内踏切の前で、やや低めから写しました。
車両のぶれが、少々中途半端な感じもして、
シャッタースピードを、さらにひとつ下げたほうが正解のような気がするものの、
フレーミングはきちんとできたので、これはこれでよしかもしれません。

牽引をするのは、北海道で活躍をするディーゼル機関車で、
力の強いヒグマにちなんで、RED BEARという愛称がついています。


撮影地 : 北海道 静狩
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■■■ 2022.7.6 ■■■
#1584 大仏さまと五重塔

銚子電気鉄道には、観音という駅があり、
古来から飯沼観音とも呼ばれる圓福寺が、名前の由来のようです。

完全に悟りを開いた最高位、如来におられるのが大仏さまで、
観音さまは、その直前の菩薩という地位の方なのだそうですが、
こちらのご本尊は、室内の十一面観世音菩薩さまで、
阿弥陀如来さまが屋外に鎮座をされていて、なんとなく不思議な感じがします。

五重塔の存在を初めて知りましたが、2009年に完成をしたそうなので、
かつて自分が訪れたのは、たぶんそれ以前なのだと思います。


撮影地 : 千葉県 観音
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■■■ 2022.7.8 ■■■
#1585 お待ちしております

改装のため、3年前から休館中のマリンタワーは、
この春にリニューアルオープンの予定が、夏にずれてしまいました。
港を見下ろす景色が好きで、再開をしたら早速に登ろうと思うのですが、
まだ日程が発表されず、どうしたのかなと気になります。

24-200mmのズームレンズの、ワイド端で撮影をしました。
画面の傾きや歪みは、28mmまではさほど目立ちませんが、
それを超えると、急に広角感が強くなるようです。
ナチュラルに写すか、ダイナミックに描くのか、
そのあたりの焦点距離を境にして、使い分けています。


撮影地 : 神奈川県 元町・中華街
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■■■ 2022.7.11 ■■■
#1586 お手伝い

今回の参議院選挙では、期日前投票をしました。
お年寄りを中心に、そこそこの行列ができていたものの、
選挙管理委員会の方々の手際がよくて、スムーズに進みます。
これだけ事前に済ませる人が多いのであれば、もう特定の投票日は決めないで、
ある時までにするというのを、正式にしてよいのかもしれません。

カーネル・サンダースさんは、いつも店頭におられるだけで、
さほどお忙しくないのか、お手伝いをしていました。
顔つきと恰幅がご立派なので、立候補者に見えます。
白い服を着ているために、いろいろといじられやすいようです。


撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2022.7.13 ■■■
#1587 もやい綱

かつて、川崎から木更津へと向かうフェリーに乗り、
館山の大賀海岸まで、海水浴に出かけた記憶がありますが、
東京湾アクアラインの開通により、廃止されたようです。

久里浜と浜金谷を結ぶ航路は健在なので、プチ船旅をしてみました。
甲板に出て潮風に吹かれていると、少し贅沢な気分が味わえます。

着岸をする時には、船からもやい綱を渡して、
ビットと呼ばれるキノコの親分みたいな突起に掛けて、巻き上げて引き寄せます。
世の中が進歩をしても、このアナログな感じが素敵です。


撮影地 : 千葉県 浜金谷
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■■■ 2022.7.15 ■■■
#1588 2年半ぶりに

本格的な夏が来る前に、海を眺めに行くことにします。
泳いでいる人は、まだちらりほらりです。
134号線の歩道では、誰ともすれ違わないので、
熱中症を避けるために、マスクを外しました。

素顔をさらけ出して歩くのは、2年半ぶりです。
パンツを履き忘れたような、なんとも落ち着かない気分で、
指名手配をされてはいませんが、自然にうつむき加減になります。
外出をする時には、顔の半分を覆う生活を続けてきたので、
いまではもう、そのほうが落ち着くのかもしれません。


撮影地 : 神奈川県 鎌倉高校前
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■■■ 2022.7.17 ■■■
#1589 20年ふた昔

ひさしぶりに、室蘭の街を歩きました。
最後に訪れたのはいつかと調べたら、20年以上も前です。
10年ひと昔といいますから、その倍もあれば変わるのは当然かもしれません。

アーケードのあたりは、そこそこ記憶があるものの、
それ以外の場所は、初めましてという感じです。
鉄道の広大なヤードが存在していた場所が、どこなのかもわかりません。

細い記憶の紐をたどりながら歩いていると、スナックの看板に目が留まりました。
ここで以前に写しているはずなので、古いフィルムを見てみたいと思います。


撮影地 : 北海道 室蘭
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■■■ 2022.7.19 ■■■
#1590 25年前の光景

#1589の路地で、25年前に撮影をしたカットです。
その当時には、ほかにも飲食店などがありました。
美代子という看板は、新しいものに掛け替えられています。

ここを覚えていたのは、我ながらなかなかの記憶力です。
努力を重ねてこの才能を伸ばしていたら、いま頃はノーベル賞が貰えたのかもしれませんが、
元来がナマケモノのため、かような人間になりました。

デジタルカメラを使い始める前なので、モノクロフィルムで写しています。
昔の景色と見比べられるのは、写真ならではの個人的な愉しみです。


撮影地 : 北海道 室蘭
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