なまらなんくるないさ



■■■ 2022.4.27 ■■■
#1551 帷子川を散歩

暖かな陽気に誘われて、横浜から新高島まで歩いてみました。
帷子川の対岸ではKアリーナが建設中で、もうかなりの作業が進んでいるようです。
2023年秋の開業予定で、総観客数は2万人とされています。

さいたまスーパーアリーナは最大収容人数が3万7千人と、さらにスケールが大きいものの、
スポーツ興行なども可能な多目的ホールで、コンサートになるとやはり2万人くらいなので、
音楽がメインの施設としては、国内最大規模と呼んでも差し支えがないと思われます。

完成をしたら、一度は足を踏み入れてみたいのですが、
視力がよくない自分だと、後方の席では視力検査のようになるのかもしれません。


撮影地 : 神奈川県 新高島
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■■■ 2022.4.29 ■■■
#1552 イタリア街

汐留駅の近くに、イタリアの街を模したビルが建ち並ぶ一角があります。
現地の人が監修をされたそうなので、本格的かもしれません。

フィアットやフェラーリなどの車を置けば、手軽に海外の雰囲気を演出できるので、
かれこれ15年くらいに、撮影で使わさせていただいたことがあります。
できたばかりの当時は、それほど人が多くはなくて、
ひさしぶりにその中を通り抜けましたが、いまもあまり変わりはないようです。

庶民的な賑わいを見せる新橋から、歩いてすぐのところに、
お洒落で静かな空間があるのは、なんとも不思議な感じがします。


撮影地 : 東京都 汐留
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■■■ 2022.5.1 ■■■
#1553 漁港の猫

トラックの屋根に、白い猫が跳び乗りました。
地面からかなりの高さがありますが、まるで忍者のような身のこなしです。
天井にあるツバメの巣を、しきりと気にしているものの、
さすがに距離があり過ぎて、手が届きません。
飛んでいる親鳥を、首を振りながら追いかけています。

首輪があり、漁港で飼われているようで、
それならば新鮮な魚をたくさんいただいて、満腹のはずです。
食べるために、狙いを定めているのではなくて、
狩猟本能が働いて、遊んでいるだけなのかもしれません。


撮影地 : 千葉県 館山
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■■■ 2022.5.3 ■■■
#1554 あまりに情けない

最近はスーパーに行くと、いつもひとつは買い忘れてしまいます。
記憶力の低下は如何ともしがたくて、残念無念なのですが、
事前に購入物のリストを作り、持参することにしました。

お店に着いたところで、はたと気がつきます。
忘れないように書いた紙を、部屋に置いてきてしまうという大失態です。
必死で思い出して支払いを済ませて、家に戻り確認をすると、
見事にパーフェクトで、心の中でガッツポーズが出ました。
しかし考えてみれば、ほんの10分ほど前に自分が記入をしているので、
普通ならば、覚えていて当然なのかもしれません。


撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2022.5.5 ■■■
#1555 妖しい夕暮れ

個人的には、太陽が見えていない日も好きです。
晴れの光は綺麗で、歩いていると気持ちのよさがあるものの、
空の青が強くて、メインの被写体の色が弱くなり、
影が出ることで、モノの形がわかりにくい場合があります。
曇りの空は、白やグレーになるので、
スタジオで写したように、背景をシンプルにできるよさがあり、
雲にトーンがあれば、それもまた素敵です。

旅をしていると、天気は自分で決められないために、
どのような空でも、気にせずに撮影を楽しめるようになりました。


撮影地 : 千葉県 木更津
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■■■ 2022.5.7 ■■■
#1556 天気予報は信じよう

八重洲南口を出ると、地面が黒く見えます。
降るかもしれないという予報でしたが、現実もその通りのようです。

東京国際フォーラムを抜けて、有楽町駅まで歩く途中で、
案内板の光が、水溜まりに輝いていました。
平日の午後10時には、通り過ぎる人もまばらです。
急がないと乗り遅れるので、一瞬だけ立ち止まりシャッターを切ります。

我が家のあたりも、にわか雨に見舞われたようで、
ベランダの洗濯物は、外を向いた半身が濡れてしまいました。


撮影地 : 東京都 有楽町
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■■■ 2022.5.9 ■■■
#1557 トラスとカラス

山下公園から少し離れたところに、霞橋はあります。
只者ではない雰囲気を醸し出している、独特なトラス構造のデザインで、
もともとは、明治時代に常磐線の隅田川橋梁として作られました。
その後に、横浜と川崎を繋ぐ跨線橋に転用されて、
老朽化のために、そこで廃棄をされるはずが、
建築遺産としての扱いを受けて、現在は新山下運河に移り、
人通りの少ない場所で、静かに余生を過ごしています。

植物の蔓のようなものを咥えて、上空をカラスが飛んでいました。
まさに、巣作りのシーズンのようです。


撮影地 : 神奈川県 元町・中華街
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■■■ 2022.5.12 ■■■
#1558 見るか見ないか

インターネットが普及をしてから、旅は大きく変わりました。
出かける前に知ることができる内容は、その昔は限られていたものの、
いまの時代は、かなりの情報が事前に得られます。

かつて訪れた場所は、現在はどのようだろうかと気になり、
それもひとつの目的として、行き先を考えたりしますが、
調べるつもりになれば、ストリートビューなどの便利なツールで、
ほぼ最新の状況が、家にいて確認ができるのです。
無駄がなくて効率的ですが、わくわくしながら向かう感じはなくなるので、
見るか見ないかで、いつも悩みます。


撮影地 : 茨城県 鉾田
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■■■ 2022.5.14 ■■■
#1559 踏切好き

写真を撮り続けていると、自分が興味を持つ対象の傾向が見えてきます。
以前にも書いた通り、直線で構成される物体が好きで、
煙突や灯台、鳥居や十字架などに反応をしてしまうのです。
鉄道の踏切も、かなりの数を写しました。

踏切には種類があり、遮断機がついている大掛かりなものが第一種で、
第四種になると警報器もないシンプルさで、個人的には一番好きかもしれません。
シンボルである×印には、踏切警標という正式な名称があり、
交差をした部分は、黒にすると定められていますが、
従わなくてもよい規格なので、黄色の場合もあるようです。


撮影地 : 千葉県 海鹿島
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■■■ 2022.5.16 ■■■
#1560 トンネルも好き

直線で構成をされていなくても、つい反応をしてしまうものがあります。
たとえば、トンネルもそのひとつです。

囲む構図にすると視線が安定をして、被写体が引き立つとされますが、
自分の場合は、単純にシルエットの情景に惹かれるのと、
暗いところから明るい場所を眺めるのが、ただ好きなだけなのです。

トンネルを写して、気になる点があるとすれば、
後で画像を見た時に、どれもこれもが大差なく感じられることですが、
楽しく撮影ができたなら、それでもう十分かもしれません。


撮影地 : 千葉県 竹岡
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