なまらなんくるないさ



■■■ 2014.5.4 ■■■
#141 クーラー


うたた寝をしていたら、クーラーの寒さで目が覚めました。
寒いですと、文句をつけたいところですが、
会議中に寝ているこちらが悪いので、仕方がありません。

地下鉄の中でも、早くもビシビシ効いていて、
スイカでもないのにこんなに冷やしてと、心の中では思いますが、
暑がり寒がりなど人はさまざまですから、やむを得ないのかもしれません。

沖縄のコンビニで、12月にクーラーが動いていたのには驚きました。
日本は南北で大きく気候が違うので、旅をしても楽しいです。


撮影地 : 沖縄県 座間味
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■■■ 2014.5.5 ■■■
#142 旅の定番

五所川原へ向かうバスの乗客は、7人だけでした。
到着をしてすぐに、待合所でご挨拶がてらの撮影をします。

宿に荷物を置いてから、夕食に出ました。
以前に食べたお寿司屋さんと中華料理屋さんは、どちらもご健在です。
迷いつつも、なんとなくラーメンにするつもりが、
前回と同じ席に座りメニューを眺めていたら、心変わりして親子丼にしてしまいます。
旅に出ると不思議に食べたくなる、いわば定番メニューです。
具材には見たことがないキノコがあり、やや気になりますが、
食べた後で、笑い出したりはしませんでした。


撮影地 : 青森県 五所川原
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■■■ 2014.5.7 ■■■
#143 ぼけたお顔も

太宰治記念館、その名も斜陽館のある金木町に行きます。
純文学には、あまり縁がありませんが、
「人間失格」は自分のことのようで、なにはさておき読んだものです。
斜陽館は、和洋折衷の素敵な建物で、
お土産屋さんでは、斜羊羹という名物を販売していました。

近くのお寺には、立派な観音様がおられます。
お名前は、その名も奥津軽大観音です。
お顔が少々ぼけても、素敵ではないかと思い、
桜を手前に置いて、香りを楽しまれているように写しました。


撮影地 : 青森県 金木
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■■■ 2014.5.9 ■■■
#144 パブロフで途中下車

金木から津軽鉄道に乗り、津軽中里に向かうと、
大沢内という駅で、古い気動車を見かけました。
この塗り分けは、国鉄色というのだと思います。

よくいえば、ひとり旅のフットワークの軽さで、
パブロフの犬のように、即座に途中下車をしてしまいます。

ディーゼルエンジンの音は、旅のBGMとして最適で、
木製の床ならば、まさに最高です。
油が木に染み込んだ匂いが、さらに旅情を誘います。


撮影地 : 青森県 大沢内
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■■■ 2014.5.11 ■■■
#145 思わぬ収穫

バスの車窓から、「世界写真機博物館」という看板を発見して、
少々気になり、翌日に出かけてみます。
場所は板柳町で、大相撲の高見盛関の故郷です。
しかし、残念なことに定休日のようでした。

散策をしていると、大きな岩木山と見事な桜が現れました。
さすが、津軽富士と呼ばれるだけのことはあります。
これほど綺麗なのに、あたりには誰もいません。
ベンチに腰を掛けて、絶景を独り占めです。
博物館を見ることはできませんでしたが、思わぬ収穫でした。


撮影地 : 青森県 板柳
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■■■ 2014.5.13 ■■■
#146 楽しい桜まつり

桜まつりの会場には、個性的な露店や興行があります。
お笑いお化け屋敷というのは、不思議な組み合わせで、
あんこ味のカレー、温かいかき氷みたいです。

映画「男はつらいよ」にも出てくる、日本で唯一というバイクサーカスもありました。
巨大な樽の中を、オートバイが重力に反してぐるぐると爆走するというものです。
入場料は700円で数分ですが、一見の価値はあります。

小腹がすいたのでツブ貝を買いましたが、殻はジャンボタニシみたいです。
かつては巻き貝をツブと呼んだらしいので、間違いではないのかもしれません。


撮影地 : 青森県 弘前
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■■■ 2014.5.15 ■■■
#147 花よりおでん

日本最古のソメイヨシノがあるというので、見に行きました。
その途中、黒い物体を手にして歩いている人がいます。
最初はチョコアイスかと思いましたが、どうやら違うようで、
販売している店は、おでん屋さんです。
これまた日本唯一という、黒蒟蒻というものでした。

食べてみると、中は普通ですが、
外側がコーティングをしたように黒くて、味がついています。
1串100円という、ワンコインの価格設定が絶妙で、
思わず買いたくなるのも、わかる気がしました。


撮影地 : 青森県 弘前
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■■■ 2014.5.17 ■■■
#148 旅の終わり


駅を降りた時点で、すでにかなりの賑わいでしたが、
武家屋敷のほうへと歩くと、さらに観光客が多くなります。

味噌付きのきりたんぽが、200円から300円で売られていました。
店ごとに味が違うので、食べ比べるのも楽しいのですが、
調子に乗ると、ぽんぽこ腹になります。

桧木内川の岸辺には、お花見をしている人がたくさんいるものの、
ゴザだらけということもなく、のんびりとしています。
桜並木の少し外れたところで、女性がひとり泣いていました。


撮影地 : 秋田県 角館
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■■■ 2014.5.18 ■■■
#149 またデザインフェスタ


#063で書いたデザインフェスタに、また行きました。
相変わらず出店者が多くて、なんでもありで活気があるものの、
来場者もとてつもなく多くて、会場を歩くだけでも疲れます。
動物のオブジェを作る鈴木動物園前さんは、今回はお休みのようで残念でした。
美しい透明骨格標本の店も、前回はいくつか出ていたはずですが、
探し方が悪いのか、ひとつしか見つけることができません。

帰りにイタリアンを食べて、初めてモレッティというビールを飲みました。
ライトな感じで、歩いた後には最高です。
燃費がよいので、1本でほろ酔いになります。


撮影地 : 東京都 品川
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■■■ 2014.5.19 ■■■
#150 ターニングポイント

富士フイルムが、ネオパン400プレストの販売終了を公表したのに続いて、
今度はコダックが、トライXの価格改定を発表しました。
いままでより、約50%の大幅な値上げになります。
お前もかと、ジュリアス・シーザーならば叫んだはずですが、
価格は需給関係で決まりますから、仕方がないのかもしれません。
プレストがないのならば、トライXにしようかと考えていたものの、
さすがにこれほど値上がりをすると、悩んでしまいます。
1コマが約30円にもなると、シャッターを切るたびにチャリンと音がしそうです。
高いからフィルムで撮るのをやめるというのは、どうかとも思いますが、
現実問題として、ここがターニングポイントなのかもしれません。


撮影地 : 静岡県 江梨
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