なまらなんくるないさ



■■■ 2021.7.26 ■■■
#1411 あの日に帰れない

ヨドバシカメラを訪れたついで、フィルムのコーナーを覗いてみると、
モノクロのトライXが、1本1560円で売られていました。
銀塩が全盛の頃に比べると、たぶん5倍くらいの値段はしています。
その当時のカラーリバーサルのベルビアよりも、遙かに高い金額です。

単純に計算をすると、およそ1カット当たり40円で、
そこにさらに、現像とプリントの費用が上乗せされることになります。
お賽銭は毎回10円で、神様からケチだと思われている自分には、
シャッターを切るごとに、チャリーンと小銭の音がするようで、
やはりもう昔には戻れないのだなあと、遠い目をしてしまうのです。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2021.7.29 ■■■
#1412 いつまで続くか

かつては、血液検査で異常はありませんでしたが、
最近は、いろいろと問題が出ています。
年齢的に、ある程度は仕方がないのかもしれません。

アルコールは嗜む程度なのに、肝臓の数値もよくありません。
原因はわかりませんが、とりあえずは飲む回数を減らしてみました。
暑いとビールが恋しくなるものの、なければないでなんとかなります。
コロナ禍で家にいる時間が長いせいか、中性脂肪も増加傾向です。
甘いものを摂り過ぎなので、間食も控えることにしました。
次に病院に行くまでは、続けたいと思います。


撮影地 : 東京都 新宿
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■■■ 2021.8.1 ■■■
#1413 自然体で写す

すでに世の中にあるような写真を撮影しても意味がない、と言われたりします。
確かに、コンテストや公募展に出そうというのであれば、
過去に発表されたものと似ていては、選ばれるのは難しいかもしれません。

しかし、自分の記録のために撮る場合には、
いままでに見たことがないとか、独創的であるかなどは、
どちらでも構わなくて、むしろ意識をしなくてもよい気がします。

大切なのは、いかに自然体で写せるかということで、
たまたま他人の視点と同じだとしても、それはそれで問題はないと思うのです。


撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2021.8.3 ■■■
#1414 朝礼暮改

新型コロナウイルスの感染者が、再び右肩上がりということで、
旅に出たいとは思いつつも、二の足を踏んでしまいます。
9月初旬には、ワクチンの2回目の接種が終わるため、
ここまで我慢をしたのならば、もう少し辛抱をするつもりです。
どのみちまだ暑いですから、昼寝をしているのが一番かもしれません。

スマートフォン用のポータルページを作成したことを、#1380で書きましたが、
結局はPCサイトを見るのであれば、むしろワンクッション入ると面倒だと気がついて、
朝令暮改のように、すぐに削除をしてしまいました。
家にいる時間が長いので、ウェブサイトの改修はいろいろと試してみたいと思います。


撮影地 : 東京都 表参道
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■■■ 2021.8.5 ■■■
#1415 振り返らずに

今月の誕生日を迎えると、還暦まではあと1年です。
人生のゴールが、ぼんやりと見えてきました。
それとともに、いろいろなこだわりがなくなりつつある気がします。
どちらかというと、細かい性格なので、
やや緩いくらいのほうが、楽に暮らせるのかもしれません。
そして生きることにもこだわらなくなると、彼岸へと旅立つのです。

これまで上手に歩いて来たのだろうかと、考えてみたりもしますが、
よかれ悪しかれ、どのみち過去は変えられないので、
いまさら振り返るのは、詮無いのかもしれません。


撮影地 : 東京都 中野
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■■■ 2021.8.8 ■■■
#1416 持ち歩くレンズ

近所で写すのにバッグに入れておくレンズは、最大で4本になります。
14-30mmと24-200mmのズーム、そして単焦点のMC105mmと300mmです。

後者の2本で、ほとんどの撮影をしているのですが、
超広角や標準で撮りたい時に、手元にないと悔しい思いをするので、
肩を脱臼しそうになりながらも、このフルセットで散策をしています。

少し遠くまで出かける時には、できるだけ身軽に歩きたいのと、
マクロや超望遠は街には似合わないので、前出の最初の2本だけを持ちます。
あとはGRⅢがポケットにあれば、それで十分なのです。


撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2021.8.14 ■■■
#1417 前に進まない勇気

スマートフォンの普及は、かなり進んでいるようです。
電車内で腰掛けている7人の全員がモニターを見ている光景も、ごく普通になりました。
国民ひとりひとりが持たないといけない日が、そのうちに来るのかもしれません。

いろいろなことが手の中でできるようになり、便利なのは確かですが、
自分の場合は、能力的に使いこなせないという致命的な問題があり、
アプリも入れずに、基本的な機能しか使用していません。

寄りかかり過ぎてしまい、それがないと生きられないようになるのは困る気もします。
世の中の進化のすべてに付き合うことはせずに、前に進まない勇気も必要なのかもしれません。


撮影地 : 東京都 三越前
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■■■ 2021.8.17 ■■■
#1418 体を合わせる

ひさしぶりに、ジーパンを買いました。
馴染みにしていた店が、いつの間にやら消えてしまい、
仕方がなく、初めてのところへと向かいます。

いま履いているものが、少しきついので、
ひとつ上のサイズにしようかと、やや迷いましたが、
そのようなことを繰り返すと、際限なく太りそうです。
体のほうを、服に合わせるようにしないといけません。
さりとて、最近は不摂生もあるのか、
昔のように、簡単には体重が落ちないのです。


撮影地 : 埼玉県 川越
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■■■ 2021.8.20 ■■■
#1419 想像を絶する長期戦

新型コロナウイルスの感染が、さらに拡大をしています。
ベクトルを変えられる最後の鍵が、オリンピックにありましたが、
緊急事態宣言を出す一方で、スポーツの祭典を開催するという選択がされた時点で、
世の中の動きがどのようになるのか、予測ができていたはずです。

これから先は、囲碁でいえばノータイムの一本道となり、
行き着くところまで、変化形も妙手もありません。
ワクチンの接種が進み、陽性者が減少に転じるのを待つだけです。
それまでの間、少しでも拡がりを抑えるためには、
ひとりひとりの国民が、自分の判断に従い行動をするしかないと思います。


撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2021.8.23 ■■■
#1420 変われば変わる

その昔は、一眼レフを使うのは男性ばかりで、
たまに、女性が持ち歩いていたりすると、
めずらしさのあまり、二度見をしてしまうほどでした。

カップルがふたりともカメラを提げている光景は、いまではごく自然で、
彼氏が手ぶらで、彼女がカメラマンという場合すらあります。
時代というものは、変われば変わるものです。

スマートフォン≒写真機のようになり、誰もが気軽に撮影ができる時代には、
撮ることについてはもう、性別は関係がないのだと思います。


撮影地 : 神奈川県 七里ヶ浜
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