なまらなんくるないさ



■■■ 2021.6.26 ■■■
#1401 海開きの前に 1

ひさしぶりに、江ノ島に行きました。
想像をしていたよりも、砂浜には人が出ています。
自分も含めて、広い場所で息抜きをしたいのかもしれません。

神奈川県の海水浴場は、昨年はすべて閉鎖をされましたが、
藤沢市は開設をして、鎌倉市はやはり中止と、
隣り合わせの海岸でも、この夏は判断が分かれているようです。

海の家が、ぽつりぽつりと建ち始めていましたが、
7月3日に海開きをする予定にしては、ピッチが遅い気がします。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
写真をクリックすると拡大します



■■■ 2021.6.28 ■■■
#1402 海開きの前に 2

紫陽花の見頃で、人出が特に増える季節です。
一時期の長谷近辺は、竹下通りも驚くほどの混雑ぶりでしたが、
コロナ禍のいまは、当時に比べれば落ち着いています。
それでも、かなりの観光客が訪れていたので、
さすがに、そこに突入をする気にはなれません。
駐車場の隙間で咲いているものを見て、満足をしました。

江ノ電に乗るつもりでいたものの、肩が触れあうほどに混雑をしているため、
江ノ島から由比ヶ浜の間は、ひたすら歩きます。
この日のスマートフォンの歩数計は、2万歩を超えました。


撮影地 : 神奈川県 腰越
写真をクリックすると拡大します



■■■ 2021.6.30 ■■■
#1403 海開きの前に 3

人が出ているので、昼時には食事処が賑わいます。
行列ができているところも、いくつかありました。
店を開けるのも閉めておくのも、どちらを選択しても大変です。

ひとりでぶらぶらしながら、稲荷寿司を買いました。
静かな場所を探しますが、やたらとトンビが飛んでいます。
気をつけないと、本当に油揚げをさらわれそうです。

日没の頃は、いつもは江ノ島で撮影をしているので、
今回は趣向を変えて、七里ヶ浜で過ごすことにしました。


撮影地 : 神奈川県 稲村ヶ崎
写真をクリックすると拡大します



■■■ 2021.7.2 ■■■
#1404 海開きの前に 4

江ノ島を訪れたら、やはり江ノ電は写しておきます。
旅をする時に、いつも鉄道を使うので、
撮り鉄ではなくても、写したくなるのです。

本格的な撮影をするには、超望遠レンズが必要かもしれませんが、
ぶらぶらしながらシャッターを切るのならば、24-200mmのズームで十分です。
やや説明的な感じがしますが、今回はこのような写真になりました。

海岸沿いの134号線を歩いて、予定通りに七里ヶ浜へと向かいます。
潮風を受けながらの、最高の散歩道です。


撮影地 : 神奈川県 長谷
写真をクリックすると拡大します



■■■ 2021.7.5 ■■■
#1405 海開きの前に 5

夕刻の江ノ島を眺めようと、七里ヶ浜まで歩きました。
快晴は気持ちがよいのですが、やや画一的な感じがするのに対して、
雲は千変万化なので、その日だけの光景を楽しめます。

濡れるのを気にせずに、暗くなるまで撮影をしている人がいます。
かつてならばフラッシュがなければ写せない状況ですが、よい時代になりました。
波打ち際のカメラマンのファインダーにも、飛行機雲が見えているのかもしれません。

ここは鎌倉市なので、この夏も海水浴場は開かれないものの、
やはり、それなりには賑わうはずです。


撮影地 : 神奈川県 七里ヶ浜
写真をクリックすると拡大します



■■■ 2021.7.7 ■■■
#1406 プルーフリーディング

ここに載せている文章は、10日分が纏まるごとに見直しをかけています。
恥ずかしながら、誤字や脱字などがそこそこあるのです。

新しいものを公開をする時は、間違いがないつもりでいても、
後から修正ができるという安心感からか、気が緩んでしまいがちです。
自分でも驚くような、とんでもなく初歩的なミスを発見すると、
ショックと自己嫌悪で、10秒ほど体がフリーズします。

印刷物で刷了をしてから誤りが見つかると、取り返しがつかないのですが、
よかれ悪しあれ気軽に直せるのが、ウェブサイトのよいところかもしれません。


撮影地 : 東京都 西荻窪
写真をクリックすると拡大します



■■■ 2021.7.11 ■■■
#1407 三代目

Zマウントの中望遠マクロが、ようやく発売になりました。
多くの人が待ち望んでいたレンズで、初回の入荷が完売になる懸念があるために、
発表とともに予約を入れたので、いまはもう手元にあります。

ニッコールのマイクロ105mmを所有するのは、これで3本目です。
最初はフィルム時代の製品で、カミソリのようにシャープな描写に驚いた記憶があります。
二代目はデジタル一眼レフ用のもので、使い過ぎて外装がボロボロになり、
自分の手から意味不明な物質が出るのか、鏡筒に印刷された文字が完全に消えてしまい、
フォーカスの調整をお願いした時に、メーカーの人に驚かれてしまいました。
この三代目の使用感はどのようなのか、楽しみながら試したいと思います。


撮影地 : 東京都 練馬
写真をクリックすると拡大します



■■■ 2021.7.14 ■■■
#1408 西と東で

この夏の江ノ島は、地続きの砂浜で対応が分かれています。
西半分は藤沢市が管轄をする片瀬東浜で、海開きがありましたが、
東側は鎌倉市の腰越海岸で、昨年に引き続いて海水浴場は開設されません。
自治体の境界の左右で、ルールが異なるというのは、
同じ海でどうしてなのだろうかと、いぶかしがる人もいるはずです。
見えないボーダーラインのあたりはどのような状況なのか、気になります。

新型コロナウイルスへの対処は、人類が初めて経験をすることばかりなので、
多少の混乱が生じてしまうのは、仕方がないのかもしれません。
とりあえずは心身ともに元気で、この大波を乗り越えたいと思うのです。


撮影地 : 神奈川県 江ノ島
写真をクリックすると拡大します



■■■ 2021.7.18 ■■■
#1409 新・晴れた日

緊急事態宣言が出て、心理的に動きにくくなる前に、
東京都写真美術館まで、篠山紀信「新・晴れた日」展を観に行きました。

事前の情報では、回顧展のような雰囲気とのことでしたが、
実際に拝見をしてみると、いままでの活動のインデックスのような感じです。
テーマごとに分かれていますが、写真が1点しかないものもあり、
60年にも渡る膨大な仕事を表現するには、量的に難しいかもしれません。
ハッと感じたら, グッと寄り, バシバシ撮る、という言葉が代名詞とされるほど、
アグレッシブであるのが、篠山さんのイメージではないかと思うので、
ダイナミックで混沌としているくらいの展示のほうが、見応えがある気がします。


撮影地 : 東京都 恵比寿
写真をクリックすると拡大します



■■■ 2021.7.22 ■■■
#1410 間抜けな子

四十九日の法要で、山梨にある菩提寺に出かけますが、
あろうことか、数珠を家に置いてきてしまいました。
これではまるで、海水パンツを持たずにプールに行くようなものです。

ある程度の準備は前日にしておいたものの、8割くらいでやめたのが失敗でした。
翌朝は寝坊をして、残りの支度を慌ててしたらこのざまです。
しかし、相変わらずカメラだけは忘れません。

こんな間抜けな子に育てた覚えはないと、あの世で母の嘆く姿が目に浮かびます。
安心をして成仏ができなくて、申し訳ない気持ちです。


撮影地 : 山梨県 三つ峠
写真をクリックすると拡大します


トップページはこちら  「なまらなんくるないさ」掲載一覧はこちら  前のページはこちら  次のページはこちら