なまらなんくるないさ



■■■ 2021.6.8 ■■■
#1391 Bay Street Taking 1

昨年の11月以来、7ヶ月ぶりに横浜に行きました。
混んでいる電車は避けたくて、座席指定の特急で向かいます。
予想をしていた通り、自分の車両には8人しか乗客がいなくて、
終点の元町・中華街駅で下りたのは、わずかふたりだけです。

地上に出てみると、やはり人が少ない感じがしました。
いつもならば満席のスターバックスも、テーブルが空いています。

この日は、海岸通りを歩くつもりですが、
ご挨拶を兼ねて、まずは谷戸橋から中村川を写しました。


 撮影地 : 神奈川県 元町・中華街
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■■■ 2021.6.11 ■■■
#1392 Bay Street Taking 2

すいているかと思いきや、実際にはそれほどでもなくて、
中華街のメインストリートは、そこそこの活況を呈していました。
混雑を避けて裏通りに回り、海へと向かいます。
人がいない道を選んで歩くとは、まるで逃亡中の犯罪者のようです。

大さん橋のところには、飛鳥Ⅱが停泊をしていました。
航海を再開したものの、乗客から陽性者が出たために、
7月末までのクルーズは、再び中止のようです。
いまの状況では、営業をするリスクのほうが大きいのかもしれません。
そのお陰で、港に行けばいつでも船を見ることができます。


撮影地 : 神奈川県 日本大通り
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■■■ 2021.6.13 ■■■
#1393 Bay Street Taking 3

新港橋をくぐり抜けて、派手な船が来ました。
水の上を走るバス、スカイダックです。

海ではスクリューで動き、陸上は車輪を出して走ります。
1台が8千万円くらいするので、おいそれと買える値段ではありませんし、
それで近所の池に突入をしたら、東京都から逮捕状が請求されそうです。

観光船のため、港のあちらこちらをふらふらとしています。
飛鳥Ⅱの脇を通り過ぎる時には、大小の対比が凄すぎてしまい、
まるで、可愛いオモチャみたいです。


撮影地 : 神奈川県 日本大通り
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■■■ 2021.6.14 ■■■
#1394 Bay Street Taking 4

岸壁からは、多くの人が竿を出していますが、
たまにボラが水面を跳ねているくらいで、魚の姿が見えません。
自分も昔はしたものですが、そう簡単には釣れないのです。

海の中を覗き込むと、数匹のミズクラゲがいました。
浮いたり沈んだり、一応は自分の意思で動いているようです。
真ん中にある丸い模様は胃で、通常は4つあり、
食事をすると、その部分に色がつきます。
3つや5つのものも、時々いるようなので、
四つ葉のクローバーの感覚で探してみると、楽しいかもしれません。


撮影地 : 神奈川県 日本大通り
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■■■ 2021.6.16 ■■■
#1395 Bay Street Taking 5

横浜のシンボルのひとつといえば、やはり飛鳥Ⅱです。
豪華客船が停泊をしていない港は、なんとなく締まりがなくて、
イチゴがないショートケーキ、みたいな感じかもしれません。

かなりの数の撮影をして、このウェブサイトに掲載をしてきましたが、
実際に乗船をしたことは、まだ一度もありません。
海外に行くクルーズは、たぶん自分には不向きですが、
国内の旅で、いつかご一緒をしたいと思います。

立ち昇る灰色の煙が、ちいさな雲になりました。


撮影地 : 神奈川県 日本大通り
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■■■ 2021.6.17 ■■■
#1396 Bay Street Taking 6

静かなところを求めてハンマーヘッドへと向かいますが、むしろ人が多く出ていました。
お年寄りのコロナワクチンの接種会場があるために、混雑をしているようです。

万全を期すためか、3メートルおきに案内係がいます。
どうぞこちらにと言われたので、通り抜けをさせてくれるのかと思いきや、
そうではなくて、注射を打つところに連れていかれてしまいました。
該当する高齢者と間違われてショックですが、確かにもう遠からじなのかもしれません。

このような駅から遠い場所まで来るのは、少々大変な気もしますが、
ピストンの送迎バスを、横浜市がきちんと用意をしているのでした。


撮影地 : 神奈川県 日本大通り
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■■■ 2021.6.19 ■■■
#1397 Bay Street Taking 7

飛鳥Ⅱの甲板を、船員さんがジョギングをしています。
本当ならば、街に出たいはずですが、
地上に下りると、再びPCR検査をしないといけなくなるので、
やむを得ず、船の上で運動をしているのかもしれません。

見ていると、10周以上はしているようです。
これほど長いこと走り続けて、大丈夫なのだろうかと思いますが、
その様子を延々と眺めているこちらも、似たようなものかもしれません。
このところ、時間に追われる生活が続いていたので、
ぼんやりと過ごす夕暮れも、悪くはない気がします。


撮影地 : 神奈川県 日本大通り
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■■■ 2021.6.20 ■■■
#1398 Bay Street Taking 8

山下公園通りのドナルドさんに、帰りがけにご挨拶をしました。
#1083の頃と比べると、顔がボコボコで、
まるで、フルラウンドの試合を終えた後のボクサーみたいです。
1年365日、風雨に晒されていると、
どのようなものでも傷むのは、仕方がないのかもしれません。

往復で乗車した特急は、がらがらで快適でしたが、
横浜の繁華街は、海外からの観光客がいないのを除けば、
かつての賑わいに、ほぼ近いのではないかと思います。
ワクチン接種が進むのと感染者が増えるのと、競争のような感じです。


撮影地 : 神奈川県 元町・中華街
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■■■ 2021.6.22 ■■■
#1399 月命日の花

初めての月命日に、可愛らしいお花が届きました。
父の時にもいただいて、それは#1212に載せています。
その時は、バランスがよさそうな裏側を写したところ、
正面のほうが綺麗ですよと、贈り主さんからのご指摘がありました。
よく考えてみれば、仰る通りです。

今回は反省に基づいて、オーソドックスに撮り始めたのですが、
母にも参加をしてもらおうなどと考え始めたあたりから、またおかしな雲行きになり、
シュールに陥りかけたものの、最後はこのカットに落ち着きました。
楽しく一緒に撮影ができたので、よしとしたいと思います。


撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2021.6.24 ■■■
#1400 これから少しずつ

「なまらなんくるないさ」も、1400回目を迎えます。
介護やコロナ禍で、当初から開店休業状態でしたが、
これから1500回に向けて、少しずつ遠出ができそうです。

写真を始めてからしばらくは、なかなか思うように撮れずにいたものの、
ある時期を境にして、急に勝手にサトリを開いてしまい、
いまでは、さすがに打率10割とはいきませんが、
そこそこ満足ができる確率で、ヒットを打てるようになりました。
自分のスタイルや技術が、写す光景と合致をしてきたのかもしれません。
おかげで、心穏やかに撮影ができています。


撮影地 : 東京都 新宿
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