なまらなんくるないさ



■■■ 2021.4.29 ■■■
#1381 よいこともある

かつては、暑い日にマスクをしているのは、
ひどい風邪をひいた人か、指名手配犯だけでした。

外出時にマスクをするのは面倒ですが、悪いことばかりではありません。
しばしば、ひとりごとを呟きながら撮影をするため、
口が覆われていると、まわりから気がつかれる心配がないのです。
最近は、心置きなくブツブツ言いながら歩いています。

お地蔵さまでも、最近はよく見かけるようになりました。
こちらは赤で統一がされていて、とても素敵です。


撮影地 : 神奈川県 和田塚
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■■■ 2021.5.3 ■■■
#1382 再び1000人

東京都の1日の新規感染者数が、再び1000人を超えています。
コロナ慣れをしている状況において、まん延防止措置という施策でどのくらいの効果が上がるのか、
やや懐疑的な感じがしていましたが、残念ながらその通りのようです。

今年に入りまだビールを2本だけという、ほぼ禁酒状態のため、
緊急事態宣言で酒類を提供する時間が短縮をされても、個人的に困ることはありませんが、
ヘビードリンカーの人たちは、急にアルコールがなくなる生活は考えられないはずなので、
どこかで場所を見つけて、いままでのように飲んでいるに違いありません。
刑務所の面会みたいなアクリル板がなくて、普通に飲食ができる日が早く戻るように、
自分自身ができることをやりながら、その時を待ちたいと思います。


 撮影地 : 東京都 参宮橋
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■■■ 2021.5.8 ■■■
#1383 フィルムデジタイズアダプター

#1375で書いた、デジタイズアダプターを購入することにします。
ニコンの純正品は在庫がないのと、マイクロ60mmのレンズが必要なため、
手元にある105mmが使用できる、カムフリックスという用品メーカーのものにしました。

先端に挟んでデジタルカメラで撮るだけという、かなりアナログな代物ですが、
過去に撮影をしたフィルムから、簡単にデジタルデータが作れます。
固定ネジを絞めると買いたての筒に傷がつくのは、少々ご愛敬かもしれません。

専用のスキャナーに比べると一長一短はありますが、とりたてて不便さを感じなくて、
誰でも手軽に使える、お勧めできる製品だと思います。


 撮影地 : 千葉県 銚子
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■■■ 2021.5.14 ■■■
#1384 フォントの置き換え

このウェブサイトのフォントの置き換え作業を、ひと月半で完了しました。
「なまらなんくるないさ」と「晴れ, ときどき更新」のすべてを見直したので、かなりの数になります。
よほど根気のある人か暇でなければできないことで、自分はもちろん後者です。
まだ不統一の部分は残るものの、目立たないので黙認をすることにしました。
完璧を目指し過ぎると疲れてしまうのでよくない、というのを言い訳にしています。

どこを変えたのかわからない、というご意見もあると思います。
スマートフォンでは、気がつかないかもしれませんが、
パソコンのグーグルクロームで閲覧をすると、やや文字が大きくなり、
なんとなく手書きの雰囲気を出すために、凸凹感のある書体に変更をしているのです。


撮影地 : 東京都 新宿
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■■■ 2021.5.18 ■■■
#1385 現実逃避の別世界

あなたにおける写真とはなんですか、と聞かれた時に、
かつては格好をつけて、人生ですなどと答えていましたが、
いまとなると、現実逃避でしかありません。

ひとそれぞれに没頭できるものがあると思いますが、自分の場合は写真です。
シャッターを切る瞬間も、パソコンで画像の整理をしている時も、
浮世のことは忘れてしまい、別世界に入り込んでいます。

現実逃避で、なおかつ別世界というのも、
撮影をしている対象は現実なのに、不思議な気がします。


撮影地 : 東京都 六本木
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■■■ 2021.5.20 ■■■
#1386 最期の春

母の体調があまりよくないので、その晩は近くでお世話をしようと、
ベッドの隣でパソコンをしながら、時々様子を見ていました。

いつものように寝言を喋り続けていましたが、そのうちに声が聞こえなくなり、
寝たのかしらんと覗き込んでみると、すでに永遠の旅に出た後でした。
父が他界をしてから、1年と少しが過ぎたので、
そろそろ呼んでもよいのではないかと、天国から声をかけたのかもしれません。

早咲きのオオカンザクラから遅咲きの八重桜まで、いろいろなお花見ができたので、
最期の春を、少しでも楽しんでもらえていればと思います。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2021.5.25 ■■■
#1387 撮影地の表記

このウェブサイトの撮影地の表記には、なんとなくの決まりがあり、
基本的には、最寄りの駅名にしています。
鉄道が近くにはないとか、あまりにも不自然になる場合には、
柔軟にルールを変更しながら、記載をしているのです。

自分の場合は旅の記録として撮り始めたので、写真に必要なものは題名よりも、
いつどこで写したのかということで、それに準じて画像の整理もしています。

デジタルにより、カメラも多機能化が進んだので、
地名と日時が自動的に残せるようになると、ありがたいのですが。


 撮影地 : 神奈川県 由比ヶ浜
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■■■ 2021.5.29 ■■■
#1388 レンズ保護フィルター

UVやスカイライトなどの、いわゆる保護フィルターを、
かつては常用をしていたものの、いまは着けていません。
汚れたら、結局は拭く必要があり、
これまでに、かなりの回数のレンズ交換をしていますが、
前玉に傷をつけたことは、まだ一度もないのです。

基本的には、シンプルなのが好きで、
必要な光学系以外は、あまり加えないようにしていますが、
ガラスが剥き出しなのが、どうしても心配な人は、
使用したほうが、安心感が得られそうです。


撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2021.6.2 ■■■
#1389 静かな街

地下鉄の乗り換えで、表参道駅から明治神宮前駅まで歩きました。
土曜日の夜なので、いつもならばかなり賑わうはずですが、
幹線道路には人出があるものの、裏通りはがらがらで、
多くの店がシャッターを降ろして、午後8時の地方都市という感じがします。
あまりに人がいなくて、恐ろしいくらいかもしれません。

緊急事態宣言も3回目ともなると、多少の慣れがあるのと、
ベクトルが逆方向の施策もされているためなのか、初回ほどの効果は得られていない気もしますが、
人流はそれなりに抑えられて、新規の感染者は減少をしているようです。
自由に動ける日が早くに訪れることを、切に希望しています。


撮影地 : 東京都 表参道
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■■■ 2021.6.6 ■■■
#1390 兄か弟か

「ティファニーで朝食を」の文庫本が出たのは、かなり昔ですが、
しばらく前に、村上春樹さんの新訳に変わりました。
理由は不明ですが、大人の事情かもしれません。

翻訳なので基本的には同じですが、旧訳との一番の違いは、
主人公であるホリーのきょうだいのフレッドが、弟から兄に直されていることです。
これで、映画の字幕や吹き替えと一緒になります。

原書を見ると、確かに兄のほうが正しいのかもしれません。
どちらになるのかで、作品が微妙に変わる気がします。


撮影地 : 神奈川県 日本大通り
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