なまらなんくるないさ



■■■ 2021.1.8 ■■■
#1351 憧れのロケーション

この日は気温がかなり上がると、気象予報士が伝えていたので、
軽装で出かけたところ、意外に寒くて大変でした。
暖かいとはいえども、いまは冬であると気がつくべきで、
よい大人なのですから、着る物は自分で判断をしないといけません。

たまに乗り換えで利用をしますが、豊洲駅の周辺を歩いたのは初めてです。
いままでに経験のない雰囲気の場所で、大袈裟にいえば未来の都市のようで、
極端に例えるのであれば、横浜が凝縮されたみたいな感じがします。
タワーマンションで海を眺めながら、美しい街で暮らすのことには憧れるものの、
ドジョウのように生きてきたので、綺麗な水には馴染めないかもしれません。


 撮影地 : 東京都 豊洲
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■■■ 2021.1.12 ■■■
#1352 緊急事態宣言

新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言が、7日に発令されました。
GoToキャンペーンの再開も、しばらくはなさそうです。
ベクトルが真逆のことを同時に行うのは、やはり難しいのかもしれません。

いままでは、歩き回ることでカロリーを消費していたので、
不要不急の外出をしないと、運動不足になりがちです。
家にいる時間が長くなるために、不用意にお菓子も食べてしまいます。
結果として、体重の自己記録を更新しました。
この年齢になると、なかなか減量ができないので、
こちらはこちらで、もうひとつの緊急事態宣言を出さないといけません。



 撮影地 : 東京都 東京
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■■■ 2021.1.14 ■■■
#1353 CP+の行方

通常通りに行うと案内がされていた、来月に開催予定のCP+ですが、
カメラやレンズに触れるたびに、すべてをアルコールで消毒をするのは非現実的で、
メーカー社員と来場者が対面で話すのも、大丈夫なのだろうかと心配をしていたところ、
やはりパシフィコ横浜の展示は中止となり、オンラインのみでの実施となりました。

近年はカメラショーの意義も微妙になり、なおかつ市場が右肩下がりの状況では、
内心は歓迎をしている出展社が、少なからずあるのではないかと思います。
ネットでの展開が中心であれば、各社が同じ時期に行う必要もないのかもしれません。
アメリカのPMAとドイツのフォトキナも、今後の継続が不透明な中で、
世界3大カメラショーのひとつであるCP+も、大きな岐路に立たされている気がするのです。


 撮影地 : 神奈川県 元町・中華街
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■■■ 2021.1.16 ■■■
#1354 仕方がないこと

ひさしぶりに、かつて住んでいた団地の様子を見に行くと、
思いのほか早くに、取り壊しが進んでいます。
すでに、9棟あるうちの7つの解体が終わり、
瓦礫も撤去されて、広い更地の状態です。
がらんとした風景を眺めていたら、笑いがこみ上げてしまいました。

残りのふたつがなくなるのも、もう時間の問題です。
50年も空気のように接していた光景が、跡形もなく消滅をしてしまうとは、
あまりに呆気なくて、まだ信じられない気持ちがします。
あるものがいつか消えるのは、世の常なのかもしれません。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2021.1.19 ■■■
#1355 サイン

膝の調子がよくないのですが、それは体重が増えたサインで、
65キロを超えると、不思議に違和感を覚えるのです、
自重を支えられる限界というものが、どこかにあるのだと思います。

このところ、右の足首に痛みが出たりもします。
かつて大怪我をした後遺症であるのは、間違いがありません。
年齢とともに、起きる回数が増えそうで厄介です。

ひたすら歩くのが、自分の撮影スタイルなので、
これからも動けるように、脚と腰は大切にしないといけません。


 撮影地 : 東京都 恵比寿
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■■■ 2021.1.22 ■■■
#1356 凄い時代になりました

ポートレートを撮る時に、瞳と睫毛のどちらにピントを来させるのか、
かつては、いろいろと議論がされていた記憶があります。
モデルの表情が動くたびに対応をするのも、なかなか大変でした。

いまのデジタルカメラには、黒目にフォーカスをする機能が搭載されて、
どこに合わせるのかという問題は、必要がなくなりました。
ピンボケにならないように自動で追いかけてもくれる、なんとも便利な時代です。

さらに最新の機種では、犬猫から鳥にまで適用範囲が拡がりました。
そのうちに、カタツムリの目玉にも合焦ができるようになるのかもしれません。


 撮影地 : 東京都 中野
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■■■ 2021.1.25 ■■■
#1357 瞬間の決定力

撮影時に判断をするべきことは、いくつかありますが、
こちらは聖徳太子さんではないので、すべてを咄嗟に決めるのは至難の業です。
できなければ、優先順位をつけないといけませんが、
シャッターを切るタイミングとピントは、後からでは修正がほぼ不可能なので、
最低でもこのふたつは、頑張るようにしています。

量を多く撮るのが、上達の秘訣とされているのは、
場数を踏むことで、瞬間の決定力が身につくからかもしれません。
自分の場合は、それほど器用ではないので、
カメラやレンズは同じものを使い続けて、機材にも慣れるようにしています。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2021.1.28 ■■■
#1358 ブラウザ

かつてのブラウザは、ほとんどがインターネットエクスプローラーで、
それを基本にして、このウェブサイトも立ち上げましたが、
いまや時代は、グーグルクロームやマイクロソフトエッジなので、
一部の文字が当初のデザインとは違う、太いゴシック体で表示がされてしまいます。

制作を始めた時から、変換されてしまう懸念は抱いていたために、
大きなタイトルだけは画像にして、どのパソコンでも変わりなく見られるようにしたつもりでしたが、
アナログ庁が新設されたら初代長官になれるほど、自分はデジタルへの適応力が低いので、
その他の部分については、書体を元に戻すための能力も気力もありません。
これはこれでよい感じだと、自らに言い聞かせているのです。


 撮影地 : 山梨県 大月
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■■■ 2021.1.31 ■■■
#1359 お礼の気持ち

人物を被写体とする路上スナップが、難しい時代になりました。
これからも、いまよりも撮りやすくなることはないと思います。

撮影をした後で、ありがとうのメッセージを目で送るという人もいますが、
宇宙人ではないので、テレパシーは届かないはずです。
なんらかの以心伝心術で、感謝の心を伝えられたとしても、
相手は写されることに同意をしていませんから、気分が悪くなるだけの気がします。

そもそもが、褒められるようなことをしていないので、
お礼の気持ちというものは、撮る側の自己肯定にしかならないのかもしれません。


 撮影地 : 東京都 有楽町
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■■■ 2021.2.5 ■■■
#1360 それでも嬉しい

最近は外出をする機会が減り、髪を切りに行けていないので、
眉毛のうちの数本が、不必要に長くなりました。
かつての総理大臣に、そのような方がいらしたのを思い出します。
この年齢から頑張り、百歳くらいまで生きれば、
もしかすると、ギネスに載せてもらえるくらいにまで伸びそうです。
生まれてこのかた、賞をいただいたことは一度もないので、
唯一で最後の表彰されるチャンスが眉毛でも、それはそれで嬉しいかもしれません。

できるならば、頭頂部のほうに毛が欲しいのに、
世の中というものは、思い通りにはならないものです。


 撮影地 : 東京都 恵比寿
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