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撮影地 : 東京都 練馬
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#1366 ドッチもん
本来は出会うはずがないもの同士が、意外にも遭遇をすることを、
シュールレアリスムの世界では、デペイズマンと呼んでいます。
最近の衝撃的な実例としては、ドラえもんとグッチの合体です。
セーターのど真ん中に、でかでかとプリントされたドラえもん。
ついているだけで値段がふた桁は違うという、由緒正しきGGマークの上に、
猫型ロボットが鎮座をしているという、思わず二度見をしてしまうTシャツもあります。
どちらかが得をして一方が損をしているのか、それともウィンウィンの関係なのか、
想像をしたこともない組み合わせなので、よくわかりませんが、
百貨店のバイヤーさんによると、このコラボレーションは成功らしいです。
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撮影地 : 東京都 新宿
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#1367 フォントの改修
もしかすると、ひとりかふたりくらいはお気づきになられたかもしれませんが、
しばらく前から毎日、このウェブサイトのフォントを替える作業をしています。
文字の大きさも、読みやすいように少し大きくしたので、
なかなかよいのではないかと、悦に入る今日この頃です。
このようなものは、ほいほいと簡単にできるつもりでいましたが、
いつも出たとこ勝負で制作をしているためか、直すのに手間取る箇所が続出をしています。
これまでに2700近くの小咄を載せているので、すべてを改修するには時間がかかりそうですが、
サグラダファミリアが完成をする前には、なんとか終わらせるつもりでいます。
どなたも気にしていないとは思いますが、気長にお付き合いをいただければ幸いです。
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撮影地 : 千葉県 久留里
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#1368 ロベール・ドアノー展
およそ12年ぶりに、ロベール・ドアノーさんの写真展に行きました。
上手いという言葉がまさに相応しく、モノクロプリントの美しさも実感できます。
今回は展示をされていませんが、パリ市庁舎前のキスという代表作は、
1950年にライフ誌に掲載をされた時には、違うカットがメインでしたが、
サブで使われていたほうが、圧倒的に有名になりました。
撮影をした当時は、偶然のスナップとされていたようですが、
被写体と称する人が続々と名乗りを上げて、収拾がつかなくなり、
ついには本当のモデルが追加のギャラを求めて訴えを起こして、演出であることが明かされました。
それにより作品の価値が変わるのかどうかは、見る人に委ねられると思います。
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撮影地 : 東京都 渋谷
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#1369 ポンタさん
日本を代表するドラマーで、参加をしたアルバムは優に1万枚を超えるという、
村上“ポンタ”秀一さんが、お亡くなりになられました。
音楽のジャンルを越えて、現在も幅広くご活躍中でしたのに、
享年はまだ70歳、あまりにも早いです。
松岡直也ウィシングの初期のメンバーでもあり、そのファーストコンサートではMCもされていました。
自分のような素人でもわかる重厚感のあるキレキレのプレイは、最も松岡サウンドに合うドラムのような気がします。
最後に演奏を聴かせていただいたのは、松岡さんの音楽活動60周年記念ライブで、
その時も、ビシビシと叩いておられました。
当時のDVDを観ながら、今夜は過ごそうと思います。
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撮影地 : 東京都 東京
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#1370 ボーダーライン
デジタルカメラの市場は、これからも右肩下がりが予想されています。
メーカーの淘汰が、さらに進むかもしれません。
開発をする側が、よいと信じている製品を出しても、
使い手が求めるものでないと、ビジネスとしては成立をしないはずです。
極端な表現かもしれませんが、お寿司屋さんがいくら美味しいパスタを提供しても、
喜ぶお客さんは、ほとんどいないに違いありません。
作り手の達成感や満足よりも、多くの人たちの気持ちをいかに掴めるかが、
生き残れるかどうかの、ボーダーラインではないかと思います。
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撮影地 : 東京都 台場
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