撮影地 : 北海道 函館
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#1286 函館モノクローム 6
道内に伝染病が入り込まないように、明治時代に検疫所が設置されました。
半世紀ほど前までは、この場所で実際に業務が行われていたそうです。
使われなくなり放置された状態が、長く続いたこともあり、
#623のように、建物が激しく傷んでしまいましたが、
その後に改装されて、ティールーム夕日として営業をしています。
山の端に沈む太陽がよく見える、絶好のロケーションにも関わらず、
当初は名前とは裏腹に、明るいうちに店を閉めていた記憶があります。
いまは営業時間が変わり、日没までお茶を飲んでいられるようです。
撮影地 : 北海道 函館
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#1287 函館モノクローム 7
明治時代に造られた砲台の跡が、函館山にあります。
展望台からは、そこそこ歩かないといけないため、
観光名所にもならずに、放置をされた状態でしたが、
最近になり、マスコミで取り上げられる機会が増えてきて、
北海道遺産として、広く知られるようになりました。
最も高いところにあるのは指令所で、眼下に海が見える場所です。
いまはまだ、立ち入りは自由なのではないかと思いますが、
戦後に破壊をされたり、風化による劣化も激しいので、
そのうちに囲われて、保存をすることになるのかもしれません。
撮影地 : 北海道 函館
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#1288 函館モノクローム 8
函館山を中心として坂が多いのも、この街の特徴です。
観光をするのであれば、てくてく歩いて登るよりも、
中腹のあたりまで、バスやタクシーを利用して、
下りながら散策をするのが、足腰が弱い人にはお勧めかもしれません。
ふたりの少年が、キャッチボールをしています。
我が家の近くにも、かつては広い草原があり、
軟式野球をしながら、よく遊んでいました。
その頃を思い出すと、つい懐かしくなり、
なんということのない光景でも、シャッターを切るのです。
撮影地 : 北海道 函館
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#1289 函館モノクローム 9
歓楽街の中心は、五稜郭のあたりではないかと思います。
駅から松風町にかけても賑やかで、飲食店が軒を連ねていますが、
東京の喧騒に比べると、遥かに静かで落ち着いたものです。
この近くには、古くからのラーメン屋さんがあります。
よい意味で、なんの変哲もないのですが、
シンプルなのと、とにかく安いということもあり、
函館を訪れると、一度は足を運んでいました。
その後に、やや観光地化をしたものの、
素朴な味と手頃な値段は、いまも変わらないままです。
撮影地 : 北海道 函館
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#1290 函館モノクローム 10
日本で最初に開港された函館は、漁業で栄えたこともあり、
歴史を感じる建造物が、数多く残されています。
その一方で、大規模な再開発が計画をされているようで、
駅前から続く一帯が取り壊されて、更地の状態です。
#1281からの10点の写真は、最後に訪れた2013年よりも以前に、
それぞれ、ばらばらな時期に写したものです。
いまは諸般の事情で、なかなか身動きがとれなくて残念ですが、
そのうちに、また旅をする機会があるに違いありません。
街が変化をしているのかいないのか、それも楽しみにしています。
撮影地 : 北海道 函館
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