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撮影地 : 北海道 森
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#1238 この夏の景色
江ノ島の海水浴場が今年は開設されない、というニュースがありました。
海の家がなくても、泳ぐことは自由だと思うので、
いつものように出かける人も、それなりにいる気はしますが、
この夏の片瀬海岸の景色がどのようになるのか、想像がつかない感じです。
写真を撮る動機のひとつが、非日常的な瞬間にあるとすれば、
新型コロナウイルスで世の中が一変をしたいまは、シャッターチャンスだらけかもしれません。
人気のない繁華街の撮影をしているカメラマンも、かなりいると聞きました。
若い頃ならば、自分も出かけていたかもしれませんが、
最近は興味の対象が変化をしたのか、テレビを通して眺めているだけです。
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撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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#1239 いまは昔
カメラ事業の業績は、各メーカーとも苦戦をしているようですが、
ニコンの決算も、芳しくありませんでした。
プロの意見を取り入れて開発をする高級機は、昔から得意としていますが、
初心者や中級者向けのモデルは、他社の後塵を拝している感が否めません。
銀座のサービスセンターは閉鎖されて、新宿に統一をするという発表もありました。
写真展会場であるニコンサロンも、同時になくなります。
メーカーギャラリーでも、やや格上のように見られていて、
そこで個展を開いた人は、ニコンサロン作家と呼ばれたりもしましたが、
それももう、いまは昔のことです。
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撮影地 : 東京都 銀座
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#1240 アサヒカメラの休刊
創刊から90年以上の歴史があるアサヒカメラが、今月を最後に姿を消します。
以前に編集部の人から聞いた話では、読者の平均年齢が70歳を超えていたそうなので、
新しい層の獲得がなかなか進まずに、苦慮をしていたのかもしれません。
モーターマガジン社の月刊カメラマンも、この春になくなりました。
朝日新聞出版もそうですが、映像やカメラを主軸にしていない雑誌社の場合は、
他のカメラ誌に比べると、休刊の判断がしやすいのかもしれません。
年間で競う写真コンテストに参加をしていた人は、いきなり途中で終了になるため、
できれば年末まで続けて欲しいと、残念に感じているのではないかと思います。
写真の日である6月1日に発表がされたのも、なんとも微妙なタイミングです。
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撮影地 : 東京都 渋谷
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