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撮影地 : 東京都 練馬
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#1206 最期の雪
桜の花に雪が積るのは、東京では31年ぶりらしいです。
弘法大師さまの背後にある枝垂桜も、白くお化粧をしています。
雪景色が好きな父に、見せてあげられずに残念ですが、
もしかすると、どこかの空から眺めているのかもしれません。
このような日に散歩をしても、かつては誰かに会うことはほとんどありませんでしたが、
どうしたことか、意外にも多くの人とすれ違いました。
新型コロナウイルスによる運動不足で、みなさん体を動かしたいのかもしれません。
散歩をしながら撮影することを、日課のようにしていると、
体調管理にもなるので、一石二鳥です。
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撮影地 : 東京都 練馬
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#1207 毎日コロナ
コロナという言葉を、1日に数百回は聞いているような気がします。
問題がこれほどまでに大きくなるとは、当初は想像もつきませんでした。
ワクチンが開発されるか、特効薬が見つかるか、
少なくともそのどちらかができるまでは、収束をしないのかもしれません。
ちなみに、終息と収束は似ていますが
完全に終わるという意味の前者に対して、後者は解決の方向に進むということらしいです。
感染のリスクを避けるために、多くの企業が在宅勤務に切り替えていますが、
自分がテレワークをする姿は、まるで想像がつきません。
撮影に出かけたい誘惑で、たぶん仕事にならないと思うのです。
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撮影地 : 東京都 練馬
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#1208 散策日和
桜は散り始めましたが、遠目には綺麗です。
薄曇りで暖かく、花見には絶好の陽気になりました。
いつもよりも、公園を歩いている人が多いようです。
街に向かうのであれば、マスクをしないといけませんが、
自然の中を散策するのならば、普段のままでも出かけられます。
残念ながら、施設が閉鎖をされてしまい、
ペダルボートも、退屈そうに浮かんでいるだけです。
水鳥たちは池を独占できて、喜んでいるのかもしれません。
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撮影地 : 東京都 練馬
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#1209 消滅する母校
母校である小学校が、徐々に変化をしています。
まずはプールの位置が変わり、続いて体育館が新しくなり、
校庭の巨大なイチョウの木は、いつの間にか抜かれて、
卒業記念植樹は、影も形もありません。
そして思い出の校舎も、ついに建て直すことになりました。
物理的に形のあるものが、すべて置き換えられてしまうと、
これから訪れたとしても、なんの感慨も感傷も起きないかもしれません。
時代の趨勢でこのようになるのは、重々承知なのですが、
自分の過去も消えてしまうようで、そこはかとない寂しさを覚えます。
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撮影地 : 東京都 練馬
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#1210 不要不急
緊急事態宣言が出されたために、不要不急の外出は控えなければいけませんが、
我が身の行動で必要なものなど、そもそもない気がしますし、
深く考えてしまうと、生きているのすらどうなのだろうかとも思うのです。
昨年の4月は海外からの旅行者も多くて、有楽町の駅前も混雑をしていました。
いまはどのくらいの人がいるのか、目で見て確かめてみたいところなのですが、
天の邪鬼の自分ですら、さすがに出かける気にはなりません。
地震や水害や戦争など、少なくとも一度は大きな天災や人災に遭遇をしてしまうのは、
半世紀も生きていれば、仕方がないことなのかもしれません。
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撮影地 : 東京都 有楽町
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