撮影地 : 東京都 練馬
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#1192 長島有里枝さんの新刊
「『僕ら』の『女の子写真』から わたしたちのガーリーフォト」へ、という長い題名の本が出版されました。
俗に女の子写真ブームと呼ばれていた1990年代に、その旗手のひとりとされた長島有里枝さんが、
当時の評論家たちの批評が的を得ていないという指摘を、当事者の立場から書いたものです。
写真に限らず世の中に発表をしたものは、好きなように評価をされてしまうのは仕方がありませんが、
それに対して当人が異議を申し立てることも、許されるのではないかと思います。
実際にはその権利を行使しない人がほとんどですが、これは大上段に振りかぶり反駁をした1冊です。
修士論文を基にした文章のためか、壊れかけた自分の脳細胞には難解な部分があるものの、
写真史や写真論に興味のある方は、是非お読みなると面白いと思います。
撮影地 : 東京都 銀座
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#1193 コロナの日々
ベーカリーのパンが、ひとつずつ包まれるようになりました。
スーパーマーケットの惣菜売り場では、天麩羅やフライに覆いがかけられています。
インフルエンザが流行をした時も、剥き出しで売られているので、
誰かが咳をしたらどうなるのだろうかと、以前からやや気にはしていたのですが、
新型コロナウイルスは、騒ぎが大きいためか、
お店のほうでも、対応をするようにしたのだと思います。
手間がかかり大変ですが、今後も続けていただきたい取り組みです。
観光地はどこもかしこも、人がいなくてがらがらだと聞きました。
そのような話を聞くと、足を運んでみたくなるものです。
撮影地 : 神奈川県 石川町
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#1194 シンプル
このウェブサイトに載せている写真の多くは、単純明快です。
行間や奥行きなどは、ほとんど感じられず、
なぜそのようなものを写したのかは、まるで理解ができなくても、
被写体が何であるのかは、わかりやすいと思います。
情報量の多い画像のほうが、面白い気がしますが、
いろいろと盛り込みながら撮る才能には、恵まれていません。
気になるものがあれば、瞬間的に反応をして、
あまり考えずにシャッターを切ると、このような感じになるのです。
そのシンプルさが、自分らしさなのかもしれません。
撮影地 : 東京都 代官山
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#1195 海が好き
山は撮らないのですか、と聞かれることがありますが、
旅をする場所は、海岸沿いがほとんどです。
登山には、頂上という目的地があるのに対して、
どこが果てかもわからない海のほうが、心が惹かれるのです。
正直なところは、怠け者であるがために、
山登りが得意ではないというのが、事実かもしれません。
これからは、年齢的に体力が落ちるので、
ますます、海岸線の写真が増えると思います。
撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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#1196 はじめまして
かつて住んでいた団地が、取り壊されてしまうので、
このところ毎日のように通い、置いてある家財道具の整理をしています。
以前には見たことのない猫が、遙か遠くにいました。
転居をする人が増えて、静かな環境になると、
野良たちが暮らしやすくなり、棲みついたのかもしれません。
オートフォーカスが鳥の目にも合うと嬉しいと、#1186で書きましたが、
キヤノンの次機種には、そのような機能が搭載されるようです。
もしかすると、蛇や蛙にも使えるのではないかと思います。
撮影地 : 東京都 練馬
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#1197 いつも同じですが
時間があると、いつも同じような場所に出かけてしまいます。
そして、似たようなものを撮影しているのです。
自分の興味というものは、そうは変わらないようなので、
新鮮味が不足気味なのは、致し方がないのかもしれませんが、
進歩が停止をしていると言われれば、その通りだと思います。
考えようでは、世の中の動きが激しい時代に、
変化をすることがなく、シーラカンスのように撮り続けられるというのも、
ひねくれた解釈をすれば、進歩と呼べるのかもしれません。
撮影地 : 東京都 中野
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#1198 凝りもせず
落としたので新しいものを購入したものの、それも再び紛失をしてしまい、
GRⅢのレンズリングは、もう買うものかと心に誓いましたが、
どうしても悔しくて、凝りもせずにまた買うのでした。
インターネットで調べてみると、外れやすいという投書がかなりあるようです。
自分だけではないのだと、ひと安心をします。
今回はアロンアルファで接着をしてやると、鼻息も荒く被せてみたところ、
きちんと固くはまり、取れてしまう心配はなさそうです。
製品の個体差なのか、それともメーカーが密かに改良をしたのかもしれません。
撮影地 : 東京都 新宿
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#1199 背に腹は代えられぬ
トイレットペーパーが店頭から消えて、早幾年。
在庫は潤沢にあるとメーカーは言うものの、捜してもどこにもありません。
ツチノコやヒバゴンのほうが、先に見つかりそうな気すらします。
マスクは生産が追いつかず、手に入る目途が立たないので、
推奨はされていませんが、背に腹は代えられずに再利用をすることにします。
熱湯で数秒シャブシャブすれば、菌は全滅するのかと思いきや、
敵はなかなかしぶとくて、100℃で5分は煮沸をしないと完璧ではないと聞きました。
それではまるで煮込みなので、どうせならばよい香りを付けたいところですが、
味噌を入れるわけにもいかず、何と一緒に茹でるかを思案しています。
撮影地 : 東京都 阿佐ヶ谷
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#1200 幸せのカタチ
唐突ですが、ついに100ダースに達しました。
1200カットもの写真を、よくも掲載をしてきたと思います。
その背後には、さらに数多くのシャッターがあるわけですから、
一緒に出掛けてくれたカメラには、感謝しかありません。
女性が自撮り棒を持ち、片方の手で男性の顎を掴んで、
フレーミングの中に、上手く収めようとしているようです。
顎クイなどという生優しいものではなくて、首がくの字になるくらい捻じ曲げていますが、
これはこれで幸せそうで、羨ましいかもしれません。
春の予感がする、穏やかな海でした。
撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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