なまらなんくるないさ



■■■ 2020.1.28 ■■■
#1171 そうだ、京都に行きました 1

仕事ではなくて京都に行くのは、高校の修学旅行以来です。
日帰りのために、あちらこちらと回れないので、
昔の記憶を辿りながら、まずは清水寺へと向かいます。
しかし、50年に一度の屋根の葺き替えをしている最中で、
多くの人が飛び降りる場所として有名な本堂は、丸太の足場で囲われていました。

沖縄の首里城にも、いままでに2度お伺いをしましたが、
そのどちらもが改修中で、きちんと見ることができませんでした。
出たとこ勝負の旅なので、いつもこのような感じですが、
これはこれで、記録としてはよいのかもしれません。


 撮影地 : 京都府 京都
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■■■ 2020.1.29 ■■■
#1172 そうだ、京都に行きました 2

海外から訪れる人で、街は溢れているのかと思いましたが、
想像をしていたほどではなくて、圧倒的に多いという感じはしません。
外国人の比率は、浅草のほうが高いような気がします。

オフシーズンにもかかわらず、観光客で賑わいを見せていますが、
それでも、たまたま乗車をしたタクシーの運転手さんによると、
最近は国内からの旅行者が来なくなり、売り上げも減少をしているそうです。

和の雰囲気や侘び寂びを味わいたくて、京都に旅をする日本人には、
いまの状況は、あまり歓迎ができないのかもしれません。


 撮影地 : 京都府 京都
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■■■ 2020.1.30 ■■■
#1173 そうだ、京都に行きました 3

御神籤というものを、ほとんど引いたことがありません。
すべてが大吉ならば、喜んで参加をしますが、
凶なども出るので、二の足を踏んでしまいます。
どうせお金を出すのであれば、楽しい気分に浸りたくて、
お守りをいただくか、ガチャガチャをしてしまうのです。

境内のあちらこちらに、白い塊がありました。
1ヶ所だけでもかなりの数が結ばれていて、それがいくつもあるので、
ひとつが200円として、総額でいくらなのだろう、
などと考えてしまう自分は、煩悩まみれに違いありません。


 撮影地 : 京都府 京都
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■■■ 2020.2.1 ■■■
#1174 そうだ、京都に行きました 4

半鐘というと、火の見櫓を思い浮かべますが、
もともとは寺院が発祥で、何かが始まる合図として使われるそうです。
我が家の近くのお寺でも、見かけた記憶があります。

この日は法要があるようで、偶然にも叩く瞬間に出会うことができました。
想像をしていたよりも力強くて、長く打ち鳴らされていましたが、
うるさいくらいでないと、すべての関係者に伝わらないのかもしれません。

ジャンジャンジャンジャンと、あたりに響き渡る音を聞いていると、
青函連絡船が出港する時の銅鑼の音を、ふと思い出します。


 撮影地 : 京都府 京都
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■■■ 2020.2.3 ■■■
#1175 そうだ、京都に行きました 5

ややベタですが、駅前で京都タワーを写してから、
最終に近い新幹線で、東京へと戻ります。

駅弁は売り切れているかもしれないと、心配をしたものの、
神戸牛と佐賀牛のすき焼き弁当が、それぞれ少しだけありました。
京都とは関係がなくて残念ですが、後者を買いました。

安心をして、改札口から駅構内に入ると、
そこにはまだ大量にあり、地元の食材のものが置かれています。
諺にあるように、慌てるなんとかはなんとやらです。


 撮影地 : 京都府 京都
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■■■ 2020.2.5 ■■■
#1176 客船ターミナル

現在は大変な状況にある、豪華客船のダイヤモンド・プリンセスですが、
横浜に寄港をする時は、今年から大黒埠頭に着岸をすることになりました。
船体が改修されて高さが増したために、ベイブリッジをくぐることができなくなり、
それまで使用してきた大さん橋まで、たどり着けないのだそうです。
#1042のように、ぎりぎりで通り抜ける姿が素敵でしたが、
もうそれは見られないのかと思うと、残念な気がします。

新しく大黒にターミナルができたのを、今回のことで初めて知りました。
レストランなどの店舗はなくて、待合室のみらしいので、
ニュースとして、あまり取り上げられていないのかもしれません。


 撮影地 : 神奈川県 日本大通り
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■■■ 2020.2.7 ■■■
#1177 タイムスリップ

横浜に出たついでに、中華街まで足を伸ばしました。
さすがに、それなりに混んではいますが、
新型コロナウイルスの影響で、いつもの休日よりは人が少なくて、
平日くらいか、それ以下かもしれません。
まるで、10年前にタイムスリップをしたような感じです。

感染のピークは2ヶ月後になる、という話も出ているので、
どこも閑散としている状態が、しばらくは続くのかもしれません。
逆転の発想をすれば、いまならばのんびりと旅ができますし、
観光地の経済的な支援にも、たぶん役に立つはずです。


 撮影地 : 神奈川県 元町・中華街
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■■■ 2020.2.9 ■■■
#1178 できるだけ普通に

中華街を歩いている観光客が、かなり少ないせいか、
呼び込みをしている店員さんが、いつもよりも多いように感じました。

感染者のいる船も、まさに大黒埠頭に停泊をしているために、
無理をしてまで横浜に出かけないという人が、少なくはないのかもしれません。
外国人だけではなくて、日本人までもが足を運ばなくなると、
商売をしている方々は、大変に違いありません。

あまりに無頓着なのはよくないですが、神経質なのもどうかという気がするので、
いままでと変わらずに、できるだけ普通に過ごしたいと思うのです。


 撮影地 : 神奈川県 元町・中華街
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■■■ 2020.2.11 ■■■
#1179 また多くの船が来ますように

新型コロナウイルスの影響で、船旅を敬遠する人が増えて、
クルーズ船が、いままでのような頻度では寄港をしないとしたら、
大さん橋を訪れる観光客も少なくなり、淋しい風景になるに違いありません。
写真を撮るにしても、がらんとした港ではつまらないのです。
大型の客船が停泊をしているほうが、遥かに絵になります。

ひさしぶりに横浜に姿を見せるはずのウエステルダムも、入港することができずに、
受け入れてくれるところを捜しながら、洋上を彷徨い続けています。
大黒埠頭のほうに人手を取られているため、仕方がないのかもしれませんが、
いつどこに着くのかすらわからないのは、不安なはずです。


 撮影地 : 神奈川県 日本大通り
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■■■ 2020.2.13 ■■■
#1180 常識は非常識

とあるカメラメーカーが制作をした、新製品のプロモーションビデオが、
いろいろと物議を醸してしまい、インターネットで公開されたその日に取り下げられました。

普通の人からすれば、なんだこれはと眉をひそめたくなるようなスナップショットでも、
写真の世界では、立派な賞をいただくことがあります。
撮影をする側は、自然なままを自由に写したいと思う一方で、
被写体にさせられるほうは、断りもなく勝手に撮られたくはないはずです。
そもそもの考え方が真逆なのですから、自民党と共産党が統一会派を組もうとするようなもので、
折り合いをつけようにも、つかないのが当たり前のような気がします。
写真界の常識は一般社会の非常識、なのかもしれません。


 撮影地 : 神奈川県 元町・中華街
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