なまらなんくるないさ



■■■ 2019.12.20 ■■■
#1151 ひさしぶりの江ノ島 1

このところ、自宅から半径1キロくらいの範囲しか動いていません。
ありんこではあるまいし、たまには少し遠くまで羽ばたいてみたいので、
ひさしぶりに、ちいさな旅をしてみました。

ご無沙汰をしているうちに、江ノ電の沿線も変化をしているようです。
江ノ島駅の横に、立派なタリーズコーヒーができています。
腰越駅の前には、ショウナン フォト カフェという店がありました。
半年前には見た記憶がないので、その後にオープンしたのではないかと思います。
イエローとブラックの看板はニコンカラーを彷彿とさせて、壁には写真が飾られてはいるものの、
カメラ好きが集まるためのスポットではなくて、純粋に珈琲やワインを楽しむところのようです。


 撮影地 : 神奈川県 腰越
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■■■ 2019.12.22 ■■■
#1152 ひさしぶりの江ノ島 2

平日ということもあるのか、江ノ電は意外にすいています。
もしかすると、長谷や鎌倉のあたりでは混むのかもしれません。
海外からの観光客は、想像をしていたほどではないものの、
それでも、半数近くは外国人のようでした。

昨夜の雨も上がり、気持ちよく晴れています。
この時期としては、暖かな陽気になりました。
ビールはいかがですかと、海に誘われているようです。
本来ならば飲みたいところですが、途中の車内で缶をひとつ空けているため、
写真が乱雑にならないためにも、自重をしました。


 撮影地 : 神奈川県 腰越
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■■■ 2019.12.24 ■■■
#1153 静かなクリスマス

この数年のクリスマスは、かつてほどの華やかさがないようです。
何か悪いことをしたために、街全体で自粛をしているような感じすらします。
派手なツリーを見かけることも、最近は少なくなりましたし、
クリスマスソングも聞こえずに、飾り付けも質素です。
捨てられるケーキが問題化して、予約分だけが作られるようになり、
街頭での販売競争がないことも、静かな一因かもしれません。

年に一度なので、活気のあるほうが幸せな気分になります。
蟄居隠遁中なので、世の情勢がよくわからないのですが、
もしかすると、出るところに出ればドンチャン騒ぎをしているのかもしれません。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2019.12.25 ■■■
#1154 ひさしぶりの江ノ島 3

いつも前を通ると気になる、平戸輪業店さんの看板が、
以前に比べると、綺麗になりました。
かつては#943のようなので、白く塗り直しをされたようです。

星野写真館さんは、名前が右から左に書かれているように、
創業100年を超える、老舗のフォトスタジオです。
レトロモダンというのか、丸い窓が素敵な雰囲気を醸し出しています。

耐震性の問題などで、仕方がないのかもしれませんが、
歴史のある建築物が、あちらこちらで取り壊されてしまい残念です。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2019.12.28 ■■■
#1155 ひさしぶりの江ノ島 4

歩いていて、一瞬どきりとしました。
宇宙人かと思いましたが、よく見たらアジの開きです。

胸びれが長すぎて、バランスが妙な感じもしますが、
実際に調べてみると、このくらいの比率で正しいようです。
自分の記憶は、相変わらずあてになりません。

空いた穴は、なんのためなのか、
もしかすると、顔はめのパネルとして使えそうです。
駅に置いてあれば、観光客に喜ばれるかもしれません。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2019.12.29 ■■■
#1156 ひさしぶりの江ノ島 5

月並みですが、沈む太陽は感動的です。
10人いたら8人は、同じように感じるのではないかと思います。

夕景を撮影する時には、こだわりのポイントがあるために、
いつもその通りに写してしまい、ワンパターンになりがちですが、
それはそれで、自分らしいのかもしれません。

期待をしていたよりは、重い雲が出てしまいましたが、
橙色に染まり、素敵な雰囲気になりました。
撮るばかりではなくて、たまには被写体側に回りたいものです。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2019.12.31 ■■■
#1157 穏やかな大晦日

今年の4月から休業をして、改修中のマリンタワーです。
展望台からの眺めは、一見に値するので、
オリンピックの時に登れないのは、なんとも残念な気がします。

工事をしていても、夜間のライトアップは続けるのかと思いましたが、
闇の中で、暗く静かに佇んでいました。

大晦日にしては、記録的に暖かな陽気になりました。
この冬は厳しい寒さがなくて、拍子抜けしますが、
還暦が近い年齢になると、一年中ぬるま湯みたいなほうが嬉しいです。


 撮影地 : 神奈川県 元町・中華街
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■■■ 2020.1.1 ■■■
#1158 のんびりと

年末年始は、嫌いではありませんが、
どこもかしこも、謹賀新年の雰囲気で溢れているために、
写真を撮るには、あまり面白くない時期です。

普段の景色の中で目につくものを写すのが、自分の撮影スタイルなので、
最初から特別感のあるハレの日は、どうにもこうにも調子が出ないのです。
カメラを持ち歩いても、ほとんど取り出す機会がありません。

正月の三が日は、のんびりと過ごします。
どこかのどなたかが走るのを、テレビで眺めて過ごすだけです。


 撮影地 : 神奈川県 元町・中華街
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■■■ 2020.1.3 ■■■
#1159 初撮りはピーカン

三が日は家にいて、ごろごろしているつもりでしたが、
テレビで箱根駅伝を観ていたら、雲がひとつもなくて穏やかな天気です。
どちらかというと曇りの日に写すことが多いのですが、ピーカンも嫌いではありません。
むずむずと撮りたい気持ちが湧いてきて、江ノ島まで出かけてみました。

すでに太陽はかなり傾いていましたが、思い描いていた通りの快晴です。
釣り人はたくさんいたものの、誰の竿もしなる気配がありません。
ひとりの男が、一面に広がる青い空を見上げながら、
今日は海に魚がいないんだなあ、いればかかるんだから、
などと自分に言い聞かせるように、大きなひとりごとを呟いていました。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2020.1.5 ■■■
#1160 サンセット カーム

暖かな陽気に誘われたのか、砂浜には数百人はいるようです。
太陽が沈む瞬間には、ほぼ全員が海に向かい、
スマートフォンやデジタルカメラを手に、憑りつかれたように撮影をしていました。
なんとなくシュールな光景ですが、穏やかで幸せな時を感じます。

ひとりの人がボードを押して、沖へと漕ぎ出しました。
運動神経を母親の胎内に置き忘れてきた自分には、サーフィンをするのは難しいのですが、
スタンドアップパドルボードならば、頑張ればできそうな気がします。

最高に美しい空を映して、波打ち際も橙色に輝いていました。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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