■■■ 2014.2.26 ■■■
#111　意外と知らない

下田に向かう途中で、桜が咲いています。
仕事に向かうロケバスなので、撮影はできないのですが、
後日、ひとりで出かけました。

河津駅を降りると人が溢れていて、まさに桜まつりです。
早咲きの河津桜に、メジロが来ていましたが、
おっ、カワセミだ！とか、
あのヒヨドリ、目のまわりが白いぞ！とか、
メジロだとわからない人が多くて、少々驚きました。
メジロくん、意外に知名度が低いようです。


撮影地 ： 静岡県 河津
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■■■ 2014.2.28 ■■■
#112　よく効く薬

病院で風邪と言われて、薬を処方されました。
とりあえず馬鹿ではないという診断が下されて、ひと安心です。

服用をしても、体調はよくなりませんが、
副作用はよく効くみたいで、朝から晩までウトウトしてしまいます。
ぼんやりして、仕事をやる気になりませんが、
もしかすると、それは副作用ではなくて生まれつきです。

飲んでいる薬を、試しにネットで調べてみたところ、
まるで効きませんでしたという、衝撃的な体験談がありました。


撮影地 ： 千葉県 佐倉
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■■■ 2014.3.2 ■■■
#113　まさにレジェンド

作曲家のバート・バカラックさんを、ご存じですか。
名前は知らなくても、曲は耳にしたことがあるかもしれません。
最近はよく、喫茶店やスーパーなどのＢＧＭで流れています。
独特のリズムと、広がりのある美しいメロディー。
いまの時代の雰囲気に、ぴたりと合致をしている感じです。

などと考えていたら、なんと４月に来日します。
前回の公演では、もう声があまり出ていませんでした。
でも、それでも気にしません。
御年８５歳、まさにレジェンドです。


撮影地 ： 岡山県 倉敷
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■■■ 2014.3.5 ■■■
#114　ショックなニュース

インターネットを見ていたら、ショックなニュースがありました。
ネオパン４００プレストが、この６月で販売終了になるそうです。
ネオパンとはなんですか？、どんなパン？と思う人もいるかもしれません。
富士フイルムが出している、モノクロフィルムの商品名です。

いまさらフィルム？、それもモノクロ？と言われればそれまでですが、
「モノクローム ライフ」をご覧になられた方は、気がついたかもしれませんが、
フィルムで撮る時は、ネオパン４００プレストだけを使い続けてきたのです。
これからどうするべきか、考えてしまいます。
ついに、決断をしないといけないかもしれません。

＊モノクローム ライフは外部サイトで、現在は終了しています。


撮影地 ： 北海道 呼人
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■■■ 2014.3.7 ■■■
#115　前世はナマケモノ

手帳を見ると、仕事があまりありません。
若い頃ならば、心配をしたかもしれませんが、
このくらいの年齢になると泰然自若、むしろ気が楽です。
年齢とは関係がなく、前世がナマケモノなのだと思います。
そのようなことを口走ると、ナマケモノに怒られるかもしれません。

生まれ変われるのならライオンよりもナマケモノ、ヒグマよりもコアラです。
できるだけ動かずに、静かに過ごすことができれば幸せです。
植物でもよいかも、という気もします。
このようなことを書くと神様に怒られて、生まれ変われないかもしれません。


撮影地 ： 東京都 下北沢
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■■■ 2014.3.10 ■■■
#116　不健康診断

健康診断で一番嫌いなのは、腹部超音波検査です。
看護婦さんが、太鼓のバチみたいなものを持ち、
お腹にグリグリと、親の仇のように押し当ててきます。
痛いというのも恥ずかしくて、我慢をするしかありません。
まさか、サドではないと思うのですが。

検査をするたびに異常が見つかり、生きているのが不思議なくらいです。
健康診断ではなくて、不健康診断をしているような気がします。
若い頃は、元気なだけが取り柄でした。
それすらなくなると、単なるデクノボウです。


撮影地 ： 東京都 原宿
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■■■ 2014.3.12 ■■■
#117　パンツとバナナ

スーパーでパンツを買うと、レジでわざわざそれだけを袋に入れてくれるのですが、
時間がかかるため、混んでいる時には申し訳ない気になります。
パンツなんて買うなという視線を、背中に感じるのです。

誰かが履いたものではなくて、新品のもので、
剥き出しではなくて、ビニールに包まれていますから、
バナナと同じ袋に入れても、問題はないと思うのです。
外から見えないようにと、気にしていただいているのかもしれませんが、
パンツはほとんどの人が履いていて、恥ずかしい代物ではないと思います。
食料品と下着を同じ袋に入れるのを嫌う人が、世の中には多いのかもしれません。


撮影地 ： 東京都 原宿
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■■■ 2014.3.14 ■■■
#118　紋別で悶絶

いままでに撮影をした一番寒い場所は、たぶん紋別です。
２月の夜明け前で、氷点下３０度近くはありました。
ホカロンを落としても、拾うのさえ嫌になります。
撮影時に手袋が邪魔になり、つい外してしまうのですが、
素手で金属の三脚に触ると、ぴたりと貼りつきます。
メモをするためのボールペンも凍るので、鉛筆を使いました。

最近は、寒くても氷点下数度でしか撮影をしていないので、
いつかまた、真冬の紋別で悶絶をしてみたいと思います。
悶絶を通り越して、御陀仏になるのは困りますが。


撮影地 ： 北海道 紋別
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■■■ 2014.3.16 ■■■
#119　つられる男

エレベーターで人につられて、一緒に降りてしまうことがあります。
それも、かなり頻繁にあります。
考えごとをしながら、ぼんやりしていることが多いので、
それが、いけないのかもしれません。

すぐに気がつくのであれば、まだよいものの、
降りた人と一緒にしばらく歩いてから、ようやく我に返ることもしばしばです。
綺麗な女性につられるわけでもなく、オジサンでも平気でついていきます。
動くものなら何でもついていくのであれば、カルガモと変わりません。
もう少し、きちんとしなければいけないのです。


撮影地 ： 東京都 新宿
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■■■ 2014.3.18 ■■■
#120　チーズケーキの誘惑

若い頃は、旅先で喫茶店に入りたいとは思いもしませんでした。
その時間があるのならば、カメラを手に少しでも多く歩いたものです。

しかし、いまはまるで違います。
よさそうな喫茶店を見つけると、すぐに休憩をしたくなり、
旅をしているのか、珈琲を飲みに来たのかわからないほど頻繁に、
それも、長いことのんびりしてしまう場合もあります。

お気に入りの食べ物は、馬鹿のひとつ覚えのチーズケーキ。
休む回数が多すぎると、夕方には気持ちが悪くなります。


撮影地 ： 北海道 函館
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