なまらなんくるないさ



■■■ 2014.1.31 ■■■
#101 なまらなんくるないさ

いまではずいぶん前に感じますが、おとといの夜のことです。
サイトを更新しようとしたら、すべてのページが滅茶苦茶になりました。
まずい作業をしたような気はしますが、これほどになるとは驚きです。
アナログ人間なので、このようになると思考回路が停止をします。

バックアップなどはしていないので、泣く泣く作り直しました。
書体も新しく選ぼうかと思いましたが、やはりいままでのものが一番よいのかなと思います。
細かい部分の調整をして、無理やりの自画自賛。
どのように作業をすれば壊れずにすんだのか、それがわからないのが困りものです。
まさに、「なまらなんくるないさ」かもしれません。


撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2014.2.2 ■■■

#102 何をすればよいのか

最近、あまりのんびりすることができません。
少しでも時間があると、何かをしたくなります。
たぶん、年齢的なもののようです。

人生のゴールのことなど、若い頃は意識をしていませんでしたが、
朧げながら先が見えてきて、無意識の焦りがあるのかもしれません。
頭の働きが悪くなり、体力の衰えを感じながら、
何かをしたい一方で、いまさら面倒なことも嫌なので、
どうすればよいのかわからぬまま、時が過ぎてしまいます。
人生とは、そのようなものなのかもしれません。


撮影地 : 北海道 臼尻
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■■■ 2014.2.4 ■■■
#103 いつからこんなに


夕方の食料品売場は、いたるところ恵方巻きだらけです。
お寿司屋さんや和食の店はわかりますが、中華や洋食屋さんも参入をして、
鶏肉を巻いてみましたなどと、焼鳥屋さんも嬉しそうにしています。
和洋中が入り乱れているので、クリスマスケーキ以上の白熱ぶりです。

子供の頃の節分といえば豆まきで、恵方巻きなどは名前も知りませんでした。
それがこの数年で急速に広まり、今年は凄まじい勢いです。
節分の夕食で、何%の人が恵方巻きを食べているのか、
総務省統計局が、そろそろ調査に乗り出してもよい頃ではないかと思います。
などとぶつぶつ言いながら、美味しくいただきました。


撮影地 : 東京都 荻窪
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■■■ 2014.2.6 ■■■
#104 親人派と嫌人派

類は友を呼ぶなのか、朱に交われば赤くなるのか、
このあたりの野良猫は似たもの同士が集まり、いくつかのコロニーを形成しています。

ある猫たちは、いわば親人派です。
カメラを向けると近くに来て、何かをして欲しそうなそぶりをして、
表情も穏やかで、目もクリクリとよく動きます。

その一方で、愛想のかけらもない嫌人派ともいうべき集団もあります。
たまに目を開いても微動だにせず、ただこちらを睨んでいるだけです。
生い立ちの中で、嫌なことを経験したのかもしれません。


撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2014.2.8 ■■■

#105 嵐の前

これから記録的な大雪が降り、強い風が吹くようです。
滅多に履かないスノーブーツを、押し入れから出しました。
カメラのチェックもして、朝を待つばかり。
家の外はまだ穏やかで、雪が降る気配はなくて、
嵐の前の静けさとは、このことかもしれません。

冬の北海道には、ご無沙汰をしています。
そのうちに、また行きたいものです。
そして、寒さに悶絶して後悔をしたいと思います。
それでも凝りずに出かける自分は、たぶん馬鹿なのです。


撮影地 : 北海道 ウトロ
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■■■ 2013.2.11 ■■■

#106 床屋さんの不思議

催眠術をかけられたわけでもないのに、床屋さんの椅子に腰をかけると眠たくなります。
ど近眼のため、眼鏡を外すとあたりがよく見えないのも一因と思われます。
裸眼では、鏡の中の自分すら認識ができません。
人類であるということが、朧げにわかる程度です。
髪型を見ようにも、頭はおはぎにしか見えないので、
お任せにしておくと、知らないうちに七三分けにされていたりします。
目を開けていてもつまらないので閉じていると、必然的に睡魔に襲わてしまうのです。
床屋のご主人には、いつも寝ていると思われているのかもしれません。
眼鏡をかけたままで整髪をしてくれる店はないので、どうしようもないのです。
コンタクトにすればよいのですが、目玉に物が貼りつくのが気になります。


撮影地 : 岩手県 遠野
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■■■ 2014.2.13 ■■■
#107 四苦八苦七転八倒

このウェブサイトのページ数が増えすぎたので、何とかしようと、
まずは、「晴れ, ときどき更新」を10ずつに纏めてみました。
その程度のことをするのにも、四苦八苦で七転八倒の大騒ぎです。

そもそもコンピュータなるものと、相性がよくないのです。
最初に就いた仕事は、なぜかプログラマーでしたが、
カナヅチが海女を目指すようなもので、たちまち3年で自由契約になりました。
当たり前ですが、0(ゼロ)とO(オー)は違うものですが、
コンピュータは賢いのですから、その程度の間違いは前後から類推をして欲しいものです。
人間の機微を感じてくれるコンピュータが、いつか開発されることを期待します。


撮影地 : 東京都 有楽町
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■■■ 2014.2.16 ■■■
#108 人生最長の30分


タクシーに乗る時は疲れているので、のんびりとしたいのですが、
運転手さんが話し好きであることが、たまにあります。

いままでに一番驚いたのは、タクシーに乗るなり、
ついにエヴァンゲリオンの××が発売されましたね、と話しかけられた時です。
こちらがエヴァンゲリオンについて詳しいという前提で、次々と一方的に喋られてしまいますが、
残念ながらよく知らないので、ちんぷんかんぷんです。
あまりに夢中なので、運転は大丈夫かと心配になります。
このような時に、まさかの大渋滞。
人生の中で、一番長く感じた30分かもしれません。


撮影地 : 兵庫県 神戸
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■■■ 2014.2.19 ■■■
#109 よい旅写真


道を歩いていると、よく道を聞かれます。
撮影をしている時は、近寄りがたい雰囲気を醸し出しているようですが、
普段はぼんやりとしているので、声をかけやすいのかもしれません。

旅先でも、よく道を聞かれます。
地元民のように見られているのであれば、嬉しいです。
自慢ができるのは、そのほとんどに答えられていることです。
よく訪れている街も多いので、大体の地図は頭の中にあります。
旅人の目線を持ちながら、その土地の空気に馴染むことができれば、
自分らしい、よい旅写真が撮れる気がします。


撮影地 : 沖縄県 那覇
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■■■ 2014.2.22 ■■■

#110 365日


晴れても曇りでも、雨でも雪でも、
写真は365日、いつでも撮ることができます。

晴れの日は、被写体と影を見ながら撮影をすることになり、
両方を意識していると、意外な面白さに出会うことがあります。
曇りならば影が出ずに光も柔らかいので、カタチを正確に捉えることができて、
雨が降れば、濡れた質感や水溜りの反射による非日常感が楽しめますし、
雪ともなれば、あたりの景色が一変します。

同じ場所で写しても、まるで違うものになるのが写真の面白さです。


撮影地 : 神奈川県 元町・中華街
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