撮影地 : 沖縄県 那覇
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#1107 とんとご無沙汰
近所のスーパーで、ごくたまにサッポロクラシックを販売しています。
なんの自慢にもなりませんが、違いがわからない男なので、
エビスやモルツと利きビールをしても、絶対に当てることができないという妙な自信がありますが、
それでもクラシックを飲むと、北海道を旅している気分になれるのです。
函館にも、とんとご無沙汰をしています。
老舗の百貨店やラーメン屋さんは、閉店をしたと聞きました。
テレビに映し出された西波止場の岸壁を見ると、綺麗に整備をされたようです。
駅近くの広大な更地の、再開発の進捗の具合も気になります。
次に訪れた時には、浦島太郎みたいな状態かもしれません。
撮影地 : 北海道 函館
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#1108 住めば都
引越しをする日が近くなり、荷造りを始めました。
転居先は近所で、池のすぐそばです。
いまの家を最初に訪れた時は大雨でしたが、駅前が舗装されていなくて、
どろどろの道を揺られて来たのを、鮮明に覚えています。
当時はボンネットバスで、ワイパーには手動のレバーがついていました。
それは、50年以上も前のことです。
半世紀も住み慣れた場所から動くのに、現実感がありません。
どこでもそうかもしれませんが、たぶん住めば都なのだと思います。
撮影地 : 東京都 練馬
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#1109 二重の驚き
引越しの準備に、かなりの時間を取られてしまい、
昨日のウェブサイトの更新は、お休みにしました。
写真に関する本を、梱包していたら、
想像をしていた以上に大量にあり、愕然とします。
ほとんどは、目を通しているはずなのに、
何も覚えていないというのは、二重の驚きです。
それでも、澱のように自分の中に溜まり、
無意識のうちに、撮影をした写真に現れているのかもしれません。
撮影地 : 東京都 練馬
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#1110 好むと好まざると
いままでに掲載をした写真を、改めて見直してみると、
意識をして写しているわけではありませんが、暗くて淋しいものばかりです。
気になる被写体に対して、自然にレンズを向けていると、
正規分布のように、あるところを中心にして、
一定の傾向のものが多くなるのは、必然なのかもしれません。
モノを見るという、人間の生理から生まれる写真は、
撮影者の根源的な部分が、表れやすいような気がします。
好むと好まざると、これが自分なのかもしれません。
撮影地 : 東京都 三軒茶屋
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