なまらなんくるないさ



■■■ 2019.8.21 ■■■
#1091 メモをしないと

都合の悪い記憶だけをなくすという特技を、若い頃に習得をしましたが、
いまは大切なことまでも、一切合切すべてを忘れてしまうため、
気がついたらば、すぐに紙に書き留めておく必要があります。
あとで余裕がある時になどと思うと、3分後には覚えていないのです。
それはそれで、幸せなのかもしれません。

かつては撮影データの記録をするために、手帳を携帯していましたが、
デジタル化で必要がない現在でも、必ず持ち歩きます。
以前はミドリのダイヤモンドメモを、最近は無印良品のダブルリングメモが、
ページが完全に開くので、使いやすいようです。


 撮影地 : 神奈川県 みなとみらい
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■■■ 2019.8.23 ■■■
#1092 カメラを手にすると

港町で暮らすことに、昔から仄かな憧れがあり、
みなとみらいのタワーマンションで生活をしたら、人格も変わるかもと思いつつ、
内陸の池のほとりで燻りながら、日々を過ごしています。

絞りはいくつがよいだろうかと考えながら、机に映り込む観覧車を撮影していると、
タイミングが悪いことに、料理が運ばれてきました。
テーブルなんかを写してなんなのかしらと、奇異な目で見られたかもしれません。

いつも、怪しくない一般市民でありたいものですが、
カメラを手にすると、そのあたりがあやふやになるので困ります。


 撮影地 : 神奈川県 みなとみらい
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■■■ 2019.8.25 ■■■
#1093 いつも思うこと

高校生の頃は毎日のように、その後もよく利用をしていた西武新宿駅ですが、
ひさしぶりに訪れてみると、あたりの景色が一変していました。
駅に隣接していたミラノ座が取り壊されることを、ニュースで聞いてはいたものの、
実際に目の当たりにすると、やはり驚いてしまいます。

再開発がされて、街が活性化をするのはよいことですが、
数多くの作品を観た映画館がなくなるのは、一抹の寂しさがあります。
外観の撮影をしておくべきでしたが、いまはもう叶いません。
このようなことあると、いつも思いますが、
消えてしまう前に、できるだけ写しておきたいものです。


 撮影地 : 東京都 西武新宿
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■■■ 2019.8.26 ■■■
#1094 思い出せない

ひさしぶりに、ヨドバシカメラに行きました。
手に入れたいものが3つありましたが、ひとつが思い出せません。

うんうんと唸るものの、ヒントすら浮かばないのです。
そういえばと、手帳を取り出してみると、
きちんと書いてあり、無事にすべてを購入できました。

さすがだなあ俺はなどと、悦に入りながら帰路につきましたが、
よく考えてみれば、たかだか3つの単語を覚えていられなくて、
メモに頼らないといけないというのは、情けないことかもしれません。


 撮影地 : 東京都 西武新宿
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■■■ 2019.8.27 ■■■
#1095 シャッターチャンス優先

かつては、ひとつのシーンに時間をかけていましたが、
最近は、瞬間を優先して撮るようにしています。

さすがに、ピントはきちんと合わせないといけませんが、
大きく外さなければ、露出は画像処理ソフトでなんとかなることが多いですし、
フレーミングも少し広めに写しておけば、トリミングで調整が可能です。

しかし、シャッターチャンスは後からでは直せないので、
デジタルであれば、カット数が多くても費用がかかりませんから、
何かを感じたら、まずはシャッターを切るようにしています。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2019.8.28 ■■■
#1096 和のあかり×ランタン

この夏も、「和のあかり×百段階段」が開催されました。
かつてよりも、規模が縮小されている感じですが、
内容の濃さは、相変わらず変わりません。

ねぶたに似ていますが、これは長崎のランタンです。
地理的に中国に近く、その文化として伝来をしたので、
東北のものとはルーツが違う、と書いてあります。

作品の素晴らしさと、透過光の美しさで、
どこからどのように写しても、綺麗に撮れてしまいます。


 撮影地 : 東京都 目黒
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■■■ 2019.8.30 ■■■
#1097 和のあかり×和紙

独特の風合いがある、和紙を使用した作品です。
光とのコラボレーションで、不思議な美しさが醸し出されていました。

30年ほど前に、和紙でカタログを制作したことがあり、
機械のブランケットが紙粉で汚れると、印刷会社さんに嫌がられましたが、
そこをなんとかとお願いをしたのを、いまだによく覚えています。

インクジェット方式のプリンタであれば、そのような心配もないので、
多種多様な紙が使えて、上手に活用をしている人もいるようですが、
自分の写真には、普通のマット紙で十分な気がします。


 撮影地 : 東京都 目黒
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■■■ 2019.8.31 ■■■
#1098 和のあかり×バナナもしくはムーン

作品を写してもよい展覧会が、最近は増えているようです。
誰もがSNSを使うようになり、その宣伝効果を期待してのことだと思いますが、
昔は撮影不可のところばかりでしたから、不思議な気分です。
和のあかりは、さらに積極的で、
インスタグラムキャンペーンを実施して、撮ることを推奨しています。
詳しくは知りませんが、豪華賞品がいただけると聞きました。

このモチーフは月なのかもしれませんが、個人的にはバナナにも見えます。
タイトルを読まずに歩いていたので、正確なところは不明ですが、
自由な発想で観賞をしてよいのであれば、どちらでも許されるのかもしれません。


 撮影地 : 東京都 目黒
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■■■ 2019.9.3 ■■■
#1099 目に留まれば

自分の撮影スタイルは、具体的な狙いがあるわけではなくて、
砂浜に打ち上げられた雑多なものから、宝物を拾い集めるような感じです。

歩きながら目に留まる光景があれば、あまり考えずにシャッターを切ります。
必ずしも、万人が美しいと思う被写体ばかりではなくて、
他人からすれば、ほとんどがガラクタかもしれません。

頭は大丈夫ですかと、聞かれたこともありますが、
正直なところ、自分でもよくわかりません。
客観的に見ておかしいのであれば、たぶんやはり変なのです。


 撮影地 : 東京都 下北沢
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■■■ 2019.9.5 ■■■
#1100 絶妙な組み合わせ

おつまみになるものがないかと、家の中を探したら、
目の前に、黄色い果物がありました。
試してみると、これがなかなかいけるのです。

バナナを片手にビールを飲む人は、世間広しといえども877人くらいで、
居酒屋でも、いままでに見たことはありませんが、
メニューにないのが不思議なほど、絶妙な組み合わせのように感じます。

カロリーがそれほどなくて、栄養価は高いらしいので、
我々のような中高年には、向いているかもしれません。


 撮影地 : 神奈川県 関内
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