なまらなんくるないさ



■■■ 2019.4.17 ■■■
#1031 GRⅢ~速写性

ひと月ほどGRⅢを使い、気がついたことを書いてみます。

APS-Cという大型のセンサーを搭載しながら、ボディが薄いので、
ジーパンに収まるのが、まずは素晴らしいところです。
ポケットから取り出して、右手で電源ボタンを押せば、
手ぶれ補正もついているために、片手でも気軽に写すことができます。

フルプレススナップは、意外に使える機能です。
事前に決めた任意の距離に、フォーカスの位置を固定するため、
ピント合わせの時間がかからずに、より素早くシャッターが切れます。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2019.4.18 ■■■
#1032 GRⅢ~レンズ

特筆すべきはレンズの性能で、シャープさはもちろんのこと、
ゴーストやフレアが、ほとんど出ないことです。
画面内に太陽を入れても、気にせずに撮影ができます。
GRⅢに搭載されているものは、昔ながらに4群6枚と少ないので、
透過性や表面反射に関しては、有利なのかもしれません。

設計する際には、いかにシンプルにできるかが腕の見せ所だと、
かつて、開発者から聞いたことがあります。
まさに、その言葉を具現化したような製品かもしれません。
一眼のサブとしても、期待以上に使えるカメラです。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2019.4.22 ■■■
#1033 できることとできないこと

先日、大西みつぐさんの個展を拝見しました。
スナップの名手として、よく知られた方です。
ヒトにもモノに対しても、その視線は優しく向けられていて、
冷たい感じの自分の写真とは、まるで違いますが、
それぞれの人格によるので、当然なのかもしれません。

カメラを傾けて写すことは、滅多にしないのですが、
諸般の事情により、このようになりました。
見上げるアングルでは、違和感もやや抑えられるものの、
通常の撮影では、水平と垂直は守るようにしています。


 撮影地 : 東京都 表参道
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■■■ 2019.4.25 ■■■
#1034 それなりに悩みながら

ウェブサイトの更新をする時には、いつも悩みます。
写真としては、なんとなくよさそうでも、
自分らしくないのではないかと、考えてしまうことがあるのです。
文章も翌日に読み返して、おかしいと感じたところは、
そもそもがそれなりなので、劇的に改善はされないとしても、
躊躇はせずに、手直しをするようにしています。
それが可能なインターネットは、自分に適したメディアかもしれません。

ほぼ毎日のように新しいものをアップできているのは、我ながら驚きです。
気絶でもしない限り、まだしばらくは続けられる気がします。


 撮影地 : 東京都 自由が丘
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■■■ 2019.4.26 ■■■
#1035 GRⅢ~画質

初代GRの画質は、ぬめりとして落ち着きがあり、
フィルムのようだと称されて、独特の雰囲気がしました。

新しいGRⅢでは、ペンタックスの技術が導入されたのか、
デジタルらしく、乾いたメリハリのある感じがします。
どちらが優れているのかというよりも、好みもあるので、
これはこれで、よいのではないかと思うのです。

そもそも、フォトショップで容易に調整ができる時代には、
色調の細かな違いは、さほど気にする必要はないのかもしれません。


 撮影地 : 東京都 荻窪
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■■■ 2019.4.27 ■■■
#1036 GRⅢ~フォーカス

オートフォーカスは、このくらいのスピードがあれば合格点だと思いますが、
光が少ない場所では、前後に迷いながら合焦をすることもあり、
飛躍的な向上を期待した人からすれば、やや拍子抜けかもしれません。
被写体に6センチまで寄れるのは嬉しい進歩で、撮影範囲が拡がります。
マクロモードに切り替えずに可能になれば、さらに使いやすくなるはずです。

十字キーには、フォーカスポイントの移動を割り当てました。
併用しているパナソニックのGX7 MarkⅡも、同じ設定にしてあるのですが、
他のボタンを押してからでないと、ポイントを動かせないため、
ダイレクトに操作ができるこちらのほうが、自分には向いています。


 撮影地 : 東京都 日の出
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■■■ 2019.4.30 ■■■
#1037 平成最後の日

2019年4月30日は、元号が変わる最後の日です。
自分がこの世に生まれ出たのは、1962年なので、
平成で過ごす期間が、人生で最も長くなりそうですが、
印象では昭和のほうが濃厚で、多くの時間を生きてきたように感じます。
環境の変化が激しい10代や、社会人として仕事を始めた最初の頃など、
すべて経験をした時代なので、そのように思うのかもしれません。
一方で平成は、我が人生においては、
まさに平らな道を、ぼんやりと歩いていた気がします。
それが正解なのかどうか、よく分かりませんが、
いまさら考えてみたところで、詮無いことです。


 撮影地 : 東京都 日本橋
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■■■ 2019.5.1 ■■■
#1038 令和初日

今日から改元されて、朝から特別番組一色です。
とりあえず、何かをしないといけないような気がしたので、
シャワーを浴びて、平成の頭を洗い流してみました。

曇りか雨の予報にもかかわらず、午前中は晴れて暑いくらいでした。
Tシャツで外に出てみると、爽やかでよい感じですが、
テレビのニュースで世の中の様子を見ると、半袖の人はほとんどいません。
付和雷同的な性格の持ち主なので、長袖に着替えましたが、
実際に歩き始めると、やはり汗ばんでしまいます。
自分の感覚を信じないといけないと、早くも反省をする令和初日です。


 撮影地 : 東京都 自由が丘
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■■■ 2019.5.5 ■■■
#1039 とても長い連休

10連休も、そろそろ終わろうとしています。
ゴールデンウィークの旅行者数は、過去最高らしいのですが、
期間が長いので、それは当たり前かもしれません。
休みを持て余し気味の人もいるそうですが、こちらは1年365連休のため、
ほとんど浮世離れしてしまい、生まれながらの呆けが進行中です。

25℃を軽く超えたので、今年になり初めての半袖で出かけました。
自然の中で撮影をする時は、虫に刺されることがないように、
そこそこ気温が高くても、できるだけ長袖を着るようにしていますが、
街中を歩くのであれば、やはりTシャツが一番です。


 撮影地 : 東京都 荻窪
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■■■ 2019.5.7 ■■■
#1040 できるだけ重なるように

写真の面白さには、いろいろとありますが、
一瞬を画像化できることも、そのひとつかもしれません。

目で見た光景とカメラが捉えたものは、当然ながら異なるので、
その乖離を、できるだけ埋められるように、
レンズを選んだり、絞りやシャッタースピードなどを決めています。

まるで同じにするのは、実際には不可能なので、
自分が感じたイメージと、撮影をした写真との、
重なる部分が少しでも多くなれば、それで十分だと思うのです。


 撮影地 : 東京都 自由が丘
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